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【高校野球】守備乱れ、機運失う


 花咲徳栄がまさかのコールド負けを喫した。2度同点に追いつくなど打線は粘りを見せたが、被安打12と投手陣が打ち込まれ、守備も2失策と精彩を欠いた。岩井監督は「ずっとバタバタしてしまっていた。落ち着いた試合をしなきゃいけない」と険しい表情だった。

 県大会では抜群の安定感を発揮した投手陣・古賀、石田で六回までつないだが、センバツ4強の専大松戸打線は強力だった。古賀は「甘い球を逃してくれないし、厳しい球にもついてくる」と一球も気が抜けない投球を強いられ、球数が増えていった。

 常に追う展開の中でも打線は機能していた。2点を追う六回2死一、二塁から走者一掃の三塁打を放った鈴木は、「前の打席で詰まらされた直球を狙った」。テンポよく速球を投げ込んでくる相手に対し、力負けせず外野の間を破った。

 2点差の七回に黒川が公式戦5試合ぶりのマウンドに上がり、逆転の機運が高まっていた。しかし、2死から2連続で失策が出ると、2安打を浴びコールドが成立。本来持ち味であるはずの守備が敗因の一つとなった。

 春の大会は結果だけでなく、夏への成長の糧とすることが重要だ。本田主将は「守備で流れが変わってしまうことがこの試合でよく分かった。これが夏じゃなくてよかった」と反省点を持ち帰った。
2026/05/18 07:40:00
記事提供:埼玉新聞

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