先生ガチ恋推し勢ニヤニヤ教授概念
リクエスト。
先生ガチ恋推し勢ニヤニヤ教授概念...?なんかつよそう、ドラエグみたい。
私はあんまり推すということがわからないのですが、もっと過激なのでしょうか?
少しズレているところがありますので、もしそういう所があったらご指摘いただけると恐縮です。
よかったら他の小説も見ていってください、ニヤニヤ教授は投稿時点でこれ含めて5つあります。
参考元兼依頼元→ illust/124838562
余談
そういえば今まで説明していないなと言った物があるのでこの機に説明します。
よく見てみたら表紙が時々変わっていますよね、それには一応意味があります。
橙色→ヤンデレ
朱色→純愛、曇らせ、メンヘラとか
血→死ネタとかの過激なヤンデレ
青空→一切暗い所がない小説
リボン→シリーズもの
追記
2024/12/12の[小説] 男性に人気ランキング 29位
2024/12/06~2024/12/12の[小説] ルーキーランキング 62位
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ニヤニヤ教授「あぁ...先生、今日も美しいですね...」
この前撮った写真を見ながら、そんな事を呟く。
写真に映るのは、ベンチに座って本を読む先生...本当に美麗ですね。
...その様な物は壁にもあります。
びっしりと写真が覆い尽くしていて、全部が全部、私の宝物。
パフェを美味しそうに食べる先生、朝起きて伸びをする先生、欠伸をする先生。
どの先生も目が離せない程魅力的で、私の胸の奥を擽ってきます。
ニヤニヤ教授「...私の気持ちも受け取ってくれたら...」
先生の事を思うと、胸がキュッとなります。
この思いを先生に伝えようと、いくつもの手紙を送ったけれど...返事はありませんでした。
「好き」「愛してる」「貴方に尽くしたい」、その気持ちの全てを文章に書き起こしたとしても、気づくはずか無いでしょう。
あの人は、気づこうとするはずが無いですから。
だからでしょうか、私の思いが詰まった手紙は、今や無用の長物みたいに部屋に転がっています。
ニヤニヤ教授「まあ、そんなに焦るべきじゃないですね」
「まだ、誰のものでもないですし」
そんな事を言うけれども、本心は全く違っていました。
あの優しい先生の事だから、誰かに騙されてしまうかもしれません。
たちの悪い女...それこそ、私の知人たち等が挙げられます。
私の近しい人、親友、誰であっても、先生には一切触れないで欲しいです。
あの澄んだ優しい姿に、他人という不純物が混じって...美しさが損なわれてしまいますから。
ニヤニヤ教授「...」
どんな形でも良いから、私だけを見てくれないでしょうか。
写真に映る先生は、いつも誰かに向いていて、私には全くです。
...それが寂しくて、仕方がないです。
もういっその事、私の体を...まあ、先生が受け入れるはずは無いですが。
ニヤニヤ教授「ほむ...」
山のような手紙から一つだけ取り、ペラペラと仰ぐ。
もしかしたら、先生に直接届いていないかもしれない。
引き出しから、小さな箱を取り出す。
中には、先生が欲しいと呟いていたペンが入っている。
私は無骨な紙袋に、箱、手紙、そして、一番綺麗な先生の写真をいれる。
...先生、気に入ってくださりますかね。
ニヤニヤ教授「...きっと、私の知っている先生でしたら」
一抹の不安と多量の幸福の中、静かにシャーレへと向かった。
シャーレまでの道は、一見いつも通りに見えた。
だけど、私はいつもより緊張していた。
紙袋が少しずつ重くなっている気がして、思わず足を止めたくなった。
ニヤニヤ教授「...怖いですね」
とある不安が、距離を詰めるたびに強くなる。
もしかしたら先生は私の事が嫌いで、手紙もわざと無視していたらと。
私が先生に心酔しているのと同じ様に、先生も私を拒絶して。
ニヤニヤ教授「はぁ...はぁ...」
想像するだけで、とてつもない吐き気がする。
何度も聞いたあの声で、私の名を、不快だと。
...文字通り、死ぬほど『尊い』あの先生は、そんな人では無いです。
ニヤニヤ教授「...ふぅ...」
深く呼吸した後、少しだけ速度を速めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はシャーレに着き、手鏡で前髪を整える。
ハンカチで額の汗を拭き取って、プレゼントをもう一回見る。
ニヤニヤ教授「緊張しますね...」
扉に手をかけると、途端に心拍数が多くなる。
指先に触れるノブが冷たいのに、掌は汗ばんで滑りそうだった。
まるで胸が飛び出る様で、ドクドクと鼓動音がしっかり聞こえてくるようだ。
...生唾を飲み、ノブを捻ろうとした時...
”ん?何してるの?”
突如、とある声が聞こえてきた。
透き通る様な、響くような声、間違える訳が無い。
ニヤニヤ教授「ひゃっ!せっ、先生ですか...」
「その、特に怪しいことをしにきた訳じゃありませんよ」
先生は私に近づく。
足音が鳴る度、先生との距離が近くなる度、心臓が高鳴る。
さっきよりもずっと煩い筈なのに、言いようがないぐらい心地よかった。
”う~ん...熱っぽいかな”
”大丈夫?しんどい所とか無い?”
ニヤニヤ教授「...!?」
私は一瞬で冷静さを欠いてしまっていた。
...あの先生が、私に近づいて、それでも嬉しいのに、額に手が...
それに、先生の目、写真で見るよりもずっと綺麗でした...精巧に作られた飴玉みたいです。
”あっ、こういうのは駄目だったね、ごめん”
”折角来てもらったんだから、もてなさないとね”
私は言葉を喉につまらせたまま、先生に案内されました。
部屋の中はとても整頓されていて、けれど何処か暖かさを感じる物だった。
私は左手に見えるソファーに座り、紙袋を机の上に置く。
先生はそんな私の隣に座る。
...さっきまでは意識できていませんでしたが、先生、すごくいい匂いがします。
ニヤニヤ教授「そのっ....なんで隣なんでしょうか?」
「こういう時は、対面が定石だと思いますが...」
”いやぁ、最近生徒との距離が遠いかな~って感じてね”
”確かふざけてグッズ出した辺りなんだよね~...私何かしちゃってたかな?”
ニヤニヤ教授「いえ、そんな事は無いと思います」
「...あの、私もそのグッズをちょっとだけ買いまして」
”え!あれ買ってくれたの!?”
”ありがとう!”
先生は目を輝かせて話してくれています。
それに、私に”ありがとう”と仰って下さって...あぁ、夢みたいです。
ニヤニヤ教授「...ごほんっ、その、僭越ながら、プレゼントを持って来まして...」
「万年筆なんですけど...好みじゃなかったら捨てていただいて大丈夫です、また新しいのをプレゼントしますので」
そう言って、私は紙袋の中の箱を先生に渡す。
先生は一瞬驚いた後、恐る恐る箱を開けてくれました。
”えっ、これ、めっちゃ高い奴じゃないの?”
”〇〇社って...私でも聞いたことあるよ?これいくらしたの?”
ニヤニヤ教授「具体的には、そこそこの銃が買えるぐらいかと」
「まあ、高いのはそうでしたが...先生のためだと思えば、苦ではありませんでした」
...何回も依頼をこなして、食費を節約して、意を決して買った物。
先生がこの前モモッターで欲しいを言っていたので...喜んでくださるのでしょうか。
受け取った後、私にもっと感謝を言ってくださったら...ふふっ、想像するだけで
”流石にこれは受け取れないかな...ごめんね?”
え。
ニヤニヤ教授「その、何が駄目でしたか?デザインでしたか?」
「それか違うものが欲しかったですか?それなら、私に言ってください」
先生に拒否された。
...プレゼントを、いらないと。
ニヤニヤ教授「...はぁ...はぁ...はぁ...」
眼の前が急に暗くなって、吐き気がする。
怖い、もう私には何も残らなくなってしまう。
”...落ち着いてね”
”高すぎて...ちょっと申し訳ないなってだけだから”
何か暖かいものに包まれて、背中をぽんぽんと叩かれている。
目を開けると、先生が私に抱きついているのが見えた。
ニヤニヤ教授「ひゃうっ!?」
私は反射的に先生をのけてしまった。
先生は申し訳無さそうな顔で私を見ている。
”...ごめん、ちょっと急だったよね”
”こうしたら落ち着くかな~って思ったんだけど、どう?”
ニヤニヤ教授「いえ、大丈夫です...」
私がそう言うと、先生は申し訳無さそうに頭をかいている。
...もしかしたら、私の思いが伝わっていないかもしれない。
この恋も、ドキドキも、欲望も、全部知ってほしいのに、コントロールしてほしいのに。
ニヤニヤ教授「あっ、そういえば、先生に手紙が...」
紙袋の中から手紙を取り出して、先生に渡す。
”ありがとうね、後で読ませてもらうよ”
ニヤニヤ教授「いえ、ここで読んでくれませんか?」
「そこには...私の思いが詰まっていますので」
先生は首を傾げた後、差し出した手紙を見る。
...時間が経つ度、先生の顔色が段々と悪くなっていった。
おおよそ読み終えた後だろうか、先生が私の顔を見つめ、少し溜息をつく。
ニヤニヤ教授「ふふっ、どうでしたか?」
”...私を好きになっても、良いこと無いよ”
そう言って、手紙を手渡してくる。
私は手紙を机の上に置いて、先生に近づく。
ニヤニヤ教授「...先生、貴方は本当に尊い存在ですね」
「あぁ...全く、そんなに怖がって、どうしたんですか?」
先生はまるで私に恐怖してるみたいだが、多分照れ隠しだろう。
あの先生が、私を拒否する事は無いから。