【大学野球】関大・米沢友翔が近大・宮原廉とのドラフト候補対決を制して優勝に前進 スカウト12球団47人 巨人は異例の11人態勢
◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第1節4回戦 関大2―1近大(13日・GOSANDO南港野球場)
雨天順延で持ち越しとなっていた勝ち点3同士の対戦は、関大が2勝1敗1分で勝ち点を4として優勝へ前進した。
関大の最速149キロ左腕・米沢友翔(4年=金沢)と、近大の最速154キロ右腕・宮原廉(4年=崇徳)のドラフト上位候補の対決に、ネット裏にはNPB12球団47人が集結。巨人は水野雄仁編成本部長、長野久義編成本部参与ら異例の11人が視察。ヤクルト・青木宣親GM、中日・荒木雅博球団本部長補佐も姿を見せた。
米沢は2回に3者連続三振を奪うなど快調に飛ばし、6回まで無安打投球。7回の先頭打者に安打を許し、8回2死一塁で打球を右手に受けて降板したものの、3安打1失点。9奪三振で最速は148キロだった。
「調子自体は良くなかったけど、ゲームをつくれてよかった。抜けたり、引っかけたりしたけど、試合の中で修正できた」と米沢。6回までの無安打投球も「(3回に失策で許した走者が)ヒットだと思っていたので、意識しなかったことが逆に良かった」と振り返った。
相手先発の宮原は4月4日の1回戦で投げ合い、宮原は8回1失点、米沢は7回1失点。8回降雨コールドで引き分けだった。再戦に勝利し、「(宮原は)いいピッチャーだったので、負けたくない思いがありました。(近大打線は)スイングが強いので、負けないように初球から厳しく強い球を心がけて、内にしっかり投げきることができました」と胸を張った。
巨人・水野編成本部長は「関西を代表する左右の素晴らしい投手の対決。(米沢は)真っすぐも変化球も、うまく操っていた。がむしゃらに投げるのではなく、制球もいい。負けられない試合で結果を出すのは投手として評価できる」と称賛した。
勝ち点を4として、2023年秋以来、5季ぶりの優勝が見えてきた。「マウンドに立つ以上は、誰にも譲らない気持ちでやっている。最後まで投げきるつもりでいます」と、エースとしての自覚も十分。16、17日の京大戦でも全力投球して、1995年以来、31年ぶりの大学選手権出場をつかみ取る。
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