【関西六大学野球】大商大が2季ぶりV 昨年は不祥事で全日本大学選手権辞退 2年分の思い背負って神宮へ
◇関西六大学野球春季リーグ戦 第7節2回戦 大商大 10―0 京産大(2026年5月17日 マイネットスタジアム皇子山) 【写真あり】大商大プロ注目・星野世那が4安打完封 昨秋は左肘痛、2人態勢の阪神など5球団に復活証明 関西六大学野球は、大商大が京産大を10―0で制して昨春以来2季ぶり29度目(旧リーグ含む)の優勝。全日本大学野球選手権(6月8日開幕、神宮ほか)には9大会連続16度目の出場となる。 大商大は2季ぶりの優勝にも歓喜の輪をつくらず、主将で今秋ドラフト候補の春山らは淡々と整列した。 「(10―0で)点差もあったので。ちょっとホッとしました」 昨春は7季連続リーグVも、部内の不祥事により全日本大学野球選手権の出場を辞退。同秋は2位に終わった。今季は開幕節の大経大戦で勝ち点を落としたが、春山は「負けて良かったと言えるように頑張ろう」とチームを鼓舞。以降は8連勝で頂点に立った。 自身は厳しい内角攻めに遭い、この日を含め6試合連続死球。打撃を崩されかねない状況の中、打率・393でベストナインに輝いた。「全国に行かないと、何のために大商大に来たのか分からない」。常勝軍団が“2年分”の思いを背負い、神宮の杜に乗り込む。 (石丸 泰士)