開局を祝って記念写真に納まる窪田局長(前列中央)=11日午前9時、輪島市三井町長沢

 能登半島地震で局舎が被災し、限定的な営業となっていた輪島市三井町の「三井郵便局」が11日、同町長沢の閉所した保育所の建物で、本格的な営業を2年4カ月ぶりに再開した。開局を祝ってオープンセレモニーが行われ、3人の局員が地域のインフラを守る決意を固めた。

 三井郵便局は1972(昭和47)年に同町興徳寺で開局。2024年の地震で休業を余儀なくされた。同年6月に車両型郵便局でATMなどの一部営業を再開した。

 郵便や保険業務を再開するために、地震の影響で閉所した三井保育所の建物を使って再開することとなった。日本郵便によると、被災した郵便局が保育園舎だった建物に入って営業を再開するのは全国で初めてという。

 窪田政子局長(47)は「地震で止まっていた時間を、ようやく進めることができ感慨深い」と話した。

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