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【高校野球】序盤優位も後半課題/浦和学院


 浦和学院は序盤から自慢の打力を見せつけ、三回までに6点を奪う理想の展開となった。しかし、その後は追加点が奪えないまま相手の反撃を受け、最後は辛くも逃げ切った。森監督は「決め切れない。なんでこうなっちゃうのかな」と首をひねった。

 立ち上がりから迫力のある攻撃を仕掛けた。低く鋭い打球で野手の間を抜き、三回までに9安打を集めた。二回に左中間を破る2点適時打を放った玉栄も「大きいのは狙っていなかった」とチームで意識が統一されていた。

 打撃もさることながら、積極的な走塁も目立った。失敗も含め盗塁企図数は5。三回には1死一、三塁からの重盗で、後に決勝点となる1点をもぎとった。指揮官は「打つだけじゃなく点数を取りに行くのがテーマ」と夏までに使える武器を増やしている。

 先発佐々木は5回無失点と試合をつくった。事前に相手打線を動画で研究し、「相手はストレートに強い。カーブがうまく決まった」と対策十分。一回は2死満塁のピンチを迎えたが、以降はマウンドを降りるまで1人の走者も許さなかった。

 序盤は完全に試合を支配しながらも、後半に追い上げを許すという課題が残る一戦だった。森監督は「歯がゆいけど、春に課題が出ることはいいのかな」と成長の糧とした。
2026/05/17 05:45:00
記事提供:埼玉新聞

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