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「歯を削らない」最新治療とは 徳島大学発スタートアップが実現【徳島】

2026年5月15日 18:00

2人が共同で開発したのが・・・。

徳島大学大学院・保坂啓一 教授)
「これが、われわれが開発した透明な型枠。健康な歯を削らない治療を標準化するための型枠になります」

2重の層でできた歯の型枠。

一般的な虫歯の治療では、削った場所へ詰め物や被せ物が使われてきた。

治療する部分が大きい場合、削った虫歯の形をそのままの形で埋めることは不可能で、一回り大きく削り、補綴物が正確にはまるようにする必要がある。

歯がない場合の治療は、周りの歯を削ってかぶせものをする必要があるなど、健康な歯も削る必要があった。

しかし、今回の技術は被せものをつくるのではなく、歯の周りを覆う型枠をつくり、その間を強度がある特殊なセラミック複合材料のコンポジットレジンで埋めるという発想。

(徳島大学大学院・保坂啓一 教授)
「もともと、歯の接着接着技術はすごく進んでいて、一度付いたら外そうにも外せない」
「白い詰め物詰めていく、相乗効果によって削らなくても済む」
「歯に優しい、白い詰め物治療ができるようになってきた」

上の前歯が削れた模型で、実践してもらった。

虫歯を丁寧に取り除いた歯に、歯の形にフィットする柔らかいシリコン層の型枠をつける。

それをしっかりと固定するための硬いプラスチック層の型枠をつける。

こうすることで…。

「最終的な形がシミュレーション通り再現できると」

そして、小さい穴にコンポジットレジンを流し込んでいくと型枠中に広がり、あっという間に欠けた歯が修復されることができた。

この治療法で、すり減った前歯が理想的な形を取り戻したり、下の歯が2本欠損したケースも、この治療法で修復ができた。

(徳島大学大学院・保坂啓一 教授)
「歯は、せいぜい1センチ、1センチしかないものを、これだけ大きくして見ているわけ」
「くびれている所、くびれていない所、歯の形は千差万別で、コンピューターの状況という口の中に持っていく」
「これまで匠の技術でしかできなかったものを、百発百中で実現する技術」

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