底辺配信者
Twitchの数多いる配信者の中にいる俺。ゲームをして喋ってそれを見てもらいサブスクや広告料でお小遣い程度の収益を貰ってからもうすぐ1年経つ。だが未だに同接とコメントはあまりない。何をすれば伸びて何をすれば自分も楽しめる配信をできるのか未だわかっていない。
配信を始めた頃は、配信ボタンを押すだけで少しワクワクしていた。0人でも「誰か来るかもしれない」と思いながらずっと喋っていた。でも今は、配信を始めても最初の数十分は無言の時間が増えた。コメント欄は静かなまま。自分の声とゲームの音だけが部屋に流れている。
伸びている配信者を見ると、トークが上手かったり、企画力があったり、人を惹きつける何かを持っている。自分も真似してみるけど、どこか違う。無理にテンションを上げても疲れるし、自分じゃない感じがして長く続かない。
それでも配信を辞めないのは、たまに来てくれる人の「こん」「おつ」の一言が嬉しいからだと思う。たった一言でも、自分の配信を開いてくれた人がいる。その事実だけで、少し救われる。
多分、配信ってただゲームが上手いだけじゃ続かない。逆に喋りが完璧じゃなくても、人が来る配信者はいる。じゃあ何が違うのかって考えると、結局「その人を見に来ているか」なんだと思う。
でも、自分にはまだそれがない。
だから今は、伸びる方法を探しながら配信している。ゲームを変えたり、タイトルを工夫したり、配信時間を変えたり。正解はまだわからない。もしかしたらこれから先もわからないままかもしれない。
それでも今日も配信をつける。
0人の時間が長くても、誰もコメントしなくても、画面の向こうに誰かいるかもしれないから。


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