会話

週刊現代にこの女性側の告白記事が掲載された時の編集長は僕だった。 gendai.media/articles/-/500 こうした「密室の性加害」は、どうしても当事者の言い分が食い違う。 僕が「女性側の告白のほうが信頼できる」と確信した理由は、今でも覚えている。 それは、週刊文春で高畑裕太氏が「美人局だった」と主張する記事の中で、高畑氏が語った女性の服装があまりにも出鱈目だったことだ。 高畑氏の主張:黒いTシャツにジーパンにエプロン 事実:白いブラウス、ホテルの制服のベストの上に黒いVネックセーター、黒のスラックス なぜ事実と断定できるかというと、当日の女性の服は証拠品として警察に提出されており、週刊現代はその証拠品の写真を入手して警察にも裏を取ったからだ。 現場に防犯カメラもなかったこの事件において、「女性の服装」は唯一とも言える「客観的事実」である。その唯一の客観的事実からかけ離れた出鱈目なことを言っている高畑氏の証言は全般的に信用ならない、という会話を齋藤剛記者や担当者としたことを覚えている。エプロンというところに、悪質なイメージ操作の意図すら感じる。 僕が今でも残念に思うのは、2016年当時は「性加害」についての日本社会の認識がまだまだ遅れていて、文春の「美人局」記事のほうが週刊現代の女性の告白よりも反響を呼んでしまったことだ。 美人局という下世話な話のほうを好む傾向が、当時は確実にあった。 高畑氏と女性が示談し、刑事でも不起訴処分となったことで、司法による事実の認定は行われていない。だからこそ、高畑氏がこのような声明を出すのであれば、僕は当時記事を掲載した責任者として、この女性の告白が軽んじられてはならないと、あらためて言っておきたい。
引用
高畑裕太
@yutatakahata
〰︎︎ 大切なお知らせ 〰︎︎ この度、私、高畑裕太が9年前に起こした不祥事について、声明を発表させていただく運びとなりました。 長文となりますが、ご一読いただけますと幸いです。 yutatakahata.com/important/
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