2021年に彼と同じ現場(彼も僕もスタッフ)で、ご一緒した際、当時の話を丁寧に話してくれました。
その後彼の立ち上げる団体の公演にサポートとして稽古場に毎日付き添いました。
企画段階の時からチラシやHPその他たくさんある準備とその進行表、各テクニカルスタッフとの打ち合わせのタイミング、脚本の進行スケジュールなどなどホワイトボードを使って説明していると彼は突然ボロボロと泣き出し「僕なんかにこんな丁寧に接してくれて本当にありがとうございます。」と言って更に大粒の涙を流していました。
僕はこの時に「なんて純粋な人なんだ……」と感じ、彼の当時の話の内容が真実かどうか、直接その場にいたわけではないからわからないけど、僕は彼の言葉を信じようと思いました。
その時の話と当時の因果関係はないけど、目の前にいる彼の姿を見て、そう感じました。
その後僕の団体がコロナ禍で活動が3年停止したのち再開することとなった際、今度は彼が毎日稽古場に来て手伝ってくれました。
当時彼は、演劇のこと、主宰の仕事、運営についてまだまだわからないことがありながらも、一つ一つの作業に真摯に向き合い、結果彼がいなければ、作品の質は大きく変わっていんじゃないかと思うほど誠実に創作に関わってくれました。
そしていまだにお互いの公演の際、また創作において大変な時やいい報告がある時には連絡し合い、最近は彼に助けてもらうことが多いけど、協力関係は続いています。
僕のこの言葉は、影響力も特にないと思いますが、もしかしたら彼に気を使わせるかもしれないし、見る人によっては不快になったりするのかもしれないと思い、少し躊躇しました。
でも、この約5年間ずっと創作の中で一緒に関わり続けた人間として、少しだけでも自分自身の気持ちを表明したいと思ったのでポストすることにいたいました。
彼が今後、創作に集中し少しでも豊かに活動できるようになることを祈っています。
そして今後も誠実に創作に向き合える環境を整え続けていけるように尽力して欲しいと思います。