白貌の無為 古明地こいし
衣装制作者:なまこ×造形制作者:Dai・静丘
解説:なまこ
徹底した色彩の追求
キャラクターの象徴であるカラーを再現するため、スカートのベース地からラインの細かなパーツまで、ゼロから染色しています。
既製品の布では表現しきれない絶妙なニュアンスを出すため、納得のいく発色に至るまで幾度も試作を繰り返し、理想のカラーを追求しました。
発光を表現する印刷
袖や帽子に見られる、内側から光を放つようなデザインを忠実に再現するため、グラデーション印刷を採用しました。染色だけでは難しい幻想的で奥行きのある質感を創り出しています。
また、帽子の内部には電飾のギミックを仕込んでもらい、さらに外に光が漏れないような工夫をすることで、内側からじんわりと浮かび上がる鼓動のような光を表現しました。
無重力感を三次元で表す工夫
立ち絵の無重力感を表現するため、型紙の段階から設計を工夫し、重力を感じない独創的なシルエットを追求しました。また、フリルの先端にはワイヤーを仕込み、ふわりと浮いている瞬間を切り取ったような躍動感のある形に仕立てています。
解説:Dai
こいしのサードアイで悩んだ点は『どれだけ閉じた瞳を分かりやすく立体化するか』でした。デザイン面で言えば瞼に当たる部分を厚く強調して閉じている感を強めました。後はまつ毛をシャイニーな物にしてキラキラ感を出しました。
足回りは既存の白のブーツを改造しました。
こいし の可愛さを上手く出せていればと思います。
胸元のボタンはUVレジンで制作しました。
キラキラするように底面を鏡面仕上げにしています。
周囲に浮かぶケーブルの表現には一番悩みました。
最初はケーブルを支える為に3本の足場が必要でしたが、試行錯誤の末に2本で自立できるようにできました。努力大事。
写真撮影:らいら(@raira_rairan)