シダレザクラ窓越しに 飯田市竹佐の杵原学校で桜まつり
飯田市竹佐にある杵原学校(国登録有形文化財)のシダレザクラが見頃を迎え、連日多くの花見客が訪れている。1日からは「桜まつり」が始まり、木造校舎を開放。ライトアップした幻想的な夜桜を教室の窓越しに楽しめる。
杵原学校は1949(昭和24)年に山本中学校として建てられた木造校舎で、85年の中学校統合で廃校となった。その後、地元住民が整備し、イベントや映画などのロケに使われている。
シダレザクラの推定樹齢は約80年。開花に合わせて校舎を開放し、校内から夜桜を観賞する取り組みは昨年始まった。
吉永小百合さん主演映画の撮影に使われた通称「母べえの教室」からは、シダレザクラを間近に眺めることができ、訪れた人たちは窓越しの光景に見入っている。
企画した山本地域づくり委員会地域振興部の佐々木吉一部長(69)は「木造平屋建ての校舎との取り合わせを楽しんでほしい」と話していた。
今年の開花は昨年より1週間ほど早く、3月末に満開を迎えた。雨で校庭にできた大きな水たまりには桜が映り込み、水面を狙って多くのアマチュア写真家も訪れている。
桜まつりは夜の部が7日までの午後6~8時。昼の部は4~5日の午前10時~午後3時。屋台の出店や抹茶接待がある。