米中首脳会談「親密」アピール 焦点はイラン情勢・台湾問題、経済・貿易 双方の狙いは?【Nスタ解説】
立山芽以子さん: イランに対する攻撃が始まって以来、中国は少し引いた立場です。一般論として「戦争は良くない」「イランの主権、ホルムズ海峡の安定的な航行は大事」としていますが、具体的に何かイランに圧力をかけているわけではなく、一方で、トランプ大統領の行動を激しく批判するわけでもない。 つまり、どっちつかずで中立的な立場を貫いています。したがって、イラン情勢にはあまり関わりたくなく、いまは高みの見物といった立場がちょうどいいのではないかと考えていると思います。 TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん: 台湾問題は各国の対立がクリアに出ます。日本としては、イラン情勢や、アメリカの大豆を中国が購入するなど、(中国が)アメリカに恩を売ることで、アメリカが台湾問題で譲歩することにならないかを懸念しています。 現状、トランプ大統領からアメリカが譲歩したという発言はなさそうなので、とりあえずは安堵しています。しかし、2026年11月に習近平氏が訪米するので、なかなか安心できません。 高市総理としては、台湾有事発言から半年が経ち、日中関係が非常に悪いので、自分から状況の打開に動けないのが非常に苦しいところです。 井上キャスター: 日中関係がうまくいかない中で、アメリカと中国が親密になってしまうと、日本としては置いてきぼりを食らうと。 星浩さん: “頭越し外交”を日本は一番警戒しているところだと思います。 ■経済面でもアピールか アメリカから企業のトップたちが同行 井上キャスター: アメリカ企業のトップ十数人が同行したという動きも注目されています。経済面での成果を国内にアピールしたいのだと思います。 ▼テック系 ・テスラなど イーロンマスクCEO ・アップル クックCEO ・メタ マコーミック社長兼副会長 ・エヌビディア フアンCEO ▼金融 ゴールドマン・サックスなど ▼航空 トランプ大統領は「中国を『開放』するよう要請するつもりだ」と、SNSに投稿しています。