トランプ氏、ガソリン税引き下げの意向 ホルムズ海峡封鎖で高騰 中間選挙を意識か

米カリフォルニア州のガソリンスタンド=5月11日(ゲッティ=共同)

【ワシントン=杉本康士】トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し、ガソリン税を凍結する方針を明らかにした。イランによるエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴い米国内のガソリン価格も高騰しており、11月の中間選挙を見据えて消費者の負担軽減をアピールする思惑があるとみられる。

トランプ氏は記者団からガソリン税について問われ、「引き下げる」と回答。凍結期間に関しては「適切な時期まで」と述べるにとどめた。米国のガソリン税は連邦税と州税があり、連邦税は1ガロン(約3・8リットル)当たり18セント(約28円)にとどまるが、トランプ氏は「それでもお金だ」と凍結の効果を強調。一方で、イランとの戦闘が終結すればガソリン価格は急落するとも述べた。

ガソリン税の軽減には議会の承認が必要。すでに野党・民主党議員が10月までの引き下げを盛り込んだ法案を提出しており、与党・共和党からも法案提出の動きがある。

米国自動車協会(AAA)によると、今月11日時点のレギュラーガソリンの全米平均価格は1ガロン当たり4・52ドル(約710円)。米イスラエルによるイラン攻撃前の2月26日(約3ドル)と比べ約50%上昇している。

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