良いご指摘です。一点訂正します。
Greenhalghらは原論文と続報(2022 Authors’ reply)で、エアロゾルと飛沫の境界は5μmではなく100μmと明示しています。厚労省の従来定義(5μm)とGreenhalghの主張を整理せずに併記した私の記述は不正確でした。
しかし、ここで貴殿に問います。この訂正で論旨は崩れますか?
むしろ逆です。境界の上限を100μmに引き上げれば、空気感染の媒体となる粒子範囲は大幅に拡大します。マスクの目(約5μm)を漏れる粒子範囲が広がる以上、「マスクは空気感染を防げない」という結論はより強く裏付けられる。Greenhalghら自身、5μm境界を「結核・麻疹の空気感染を何十年も否定するために使われた誤った医学的ドグマ」と批判しているのですから、なおさらです。
つまり貴殿は、私の論旨を強化する方向の事実を、あたかも論旨を崩す事実であるかのように提示している。さすがマスカー。これこそ「訳も分からず参照」している姿勢ではないでしょうか。
なおプロフィール格言がエンゲルス由来云々は本論点と無関係です。無内容の人格的揶揄ではなく、医師法19条1項の正当事由該当性、比例原則、最弱者基準のパラドックスへの反論をお待ちします。