佐賀競馬の組合職員、18人が不適切な事務 3人は業者から飲食提供
佐賀競馬を運営する佐賀県競馬組合(鳥栖市)は14日、施設の修繕などの随意契約をめぐり、不適切な事務処理を職員18人が行っていたと発表した。そのうち業者から飲食の提供なども受けた3人を文書訓告とし、そのほかの15人を厳重注意とした。 県競馬組合は、県と鳥栖市で構成する一部事務組合で、職員は地方公務員にあたる。 組合によると、昨年まで10万円以上の随意契約を行う場合は、複数の業者から別々に見積もりを取る必要があったが、過去10年間について調べたところ、18人は一つの業者に他の業者の分もまとめて提出させていた。 職員たちは聞き取りに対し、馬房の扉が壊れ、早急に修繕して馬の安全を確保する必要があったことなどを挙げ、「やむを得なかった」などと説明しているという。 また、3人は発注業者から飲食やお歳暮・お中元の提供を受けた。「払おうとしたが受け取ってもらえなかった」などと説明しているという。 警察から任意で話を聞かれた職員が3月に上司に報告したことから発覚。50人の職員に聞き取りしたという。組合は、聞き取り結果から「業者に便宜供与を行った職員はいなかった」としている。 組合の種村昌也副管理者は「公務員は襟を正し、疑念を抱かれるようなことはないようにしないといけない。二度とこういうことがないよう努めていきたい」と話した。(岡田将平)
朝日新聞社