DeNA「衝撃の山本祐大トレード」の裏に「強すぎるフロント」の罪…相川監督は「止められなかった」
人的補償選定が遅れた理由は……
番長の後ろ盾を失い、フロントの「松尾育成計画」に押し出された形となった山本。パ・リーグ球団関係者は、昨オフに桑原将志外野手(32)が西武へのFA移籍を決めた頃から“異変”を察知していたという。
「人的補償が発生したためDeNAは強肩が武器の古市尊捕手(23)の獲得を決めた。桑原の移籍合意は11月26日だったため、普通はプロテクトリストをもとに年内には人的補償を決めるが、古市の獲得発表は年が明けた今年1月8日でした。
補償選手の選定に時間がかかっていたことを考えると、DeNAフロントはこの時からすでに山本の放出を念頭に置いており、現場との話し合いを続けていたと考えていいでしょう。実際、その頃からDeNAは投手が豊富なソフトバンクのほか複数のパ・リーグ球団に秘密裏に“商談”を持ち掛けていましたからね」
ただ、DeNAにとって今回のトレードが“成功”となるのかは不透明だ。
「フロントが育てたい松尾の打率は、.200前後を行ったり来たり。退路を断って奮起を促すというのもわかりますが、山本の背中を見せながらのびのびと育てたほうが、松尾もプレッシャーを感じずに済むのではないか。今回のトレードもフロント主導と聞いていますが、同じくフロント主導で獲得した2人の助っ人投手ジョン・デュプランティエ(31)、オースティン・コックス(29)はまったく機能していない。
その失態の結果として手薄になった先発投手をレギュラー捕手放出で賄おうという算段だったのかもしれませんが、だとすればもう少し先発経験がある投手を取れなかったのか……」(前出・球団OB)
相川監督、松尾にこれまで以上のプレッシャーがかかることだけは間違いない。
- PHOTO:共同通信社
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