視点・解説

トランプ氏が訪中、首脳会談の焦点は?日本にどう影響? 要点を解説

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北京=平賀拓哉 ワシントン=畑宗太郎
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 トランプ米大統領が13日から中国・北京を訪問し、14~15日に習近平(シーチンピン)国家主席と会談します。イラン情勢が目まぐるしく動くなかで、何が話し合われるのでしょうか。会談の結果は、日本にどう影響するのでしょうか。要点を整理しました。

記事のポイント

(1)いまの米中関係はどんな状態か?
(2)米国の大統領が中国に行くのはいつ以来か?
(3)会談の主な議題は?
(4)米中それぞれの狙いは?
(5)日本にどう影響するのか?

(1)いまの米中関係はどんな状態か?

 トランプ大統領は「習近平国家主席は友人だ」と語るが、米国と中国は貿易や安全保障をめぐり激しく対立している。

 昨春の「トランプ関税」をきっかけに両国が高関税をかけ合い、中国は米国産大豆の輸入停止や、圧倒的なシェアを握るレアアース(希土類)の輸出規制で反撃。昨年10月に韓国・釜山であった首脳会談で、1年間の関税率の引き下げなどで合意したが、あくまで「一時休戦」の状態だ。

 ハイテク産業でも両国はしのぎを削り、米国は半導体やその製造装置の対中輸出規制を強化している。軍事面でも、中国が高い造船能力を背景に新型艦を次々と投入し、西太平洋で存在感を増している。

(2)米国の大統領が中国に行くのはいつ以来か?

 現職大統領の訪中は、トランプ氏が第1次政権時代の2017年に行って以来だ。当時は習氏自らトランプ氏夫妻を連れて世界遺産の故宮を案内するなど親密な関係を印象づけ、期間中は米中の企業間で複数の大型契約が結ばれた。ただ、懸案だった北朝鮮の核開発問題では大きな進展はなかった。

 一方、習氏は1期目の201…

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この記事を書いた人
平賀拓哉
中国総局
専門・関心分野
中国の政治・社会、日中関係、司法
畑宗太郎
アメリカ総局
専門・関心分野
アメリカ外交、米中関係・アジア太平洋情勢