聴き手が「自分も作ってみたい」と思える曲を目指して
こんにちは。田宮です。
最近、自分の曲作りを振り返っていて思ったことがあります。
曲をそのまま聴いてもらうのも嬉しくていいんですけど、それ以上に聴き手が「自分も作ってみたいな」と思えるような曲を作れたら最高だなと。
そのためには、歌詞や世界観の作り方にちょっとした“工夫”が必要なのかもしれません。
私自身、今まで明確に意識したことはなかったのですが、曲自体が「創作への入り口」になるよう設計してるところがあります。
具体的には、キャラクターや世界観はしっかり提示する。しかし細部まで説明しすぎず、聴き手が自分の想像や創造で補完できる「余白」を残す。
そんな感じでしょうか。
たとえば、日常感やリアルな感覚を少し混ぜることで、曲調が醸し出す世界観に入り込みすぎず、聴き手が自分ごとのように感じられるフレーズを入れることもあります。
結果、曲を聴くたびに新しい発見があったり、「このキャラクターだったら自分ならこう表現するかも」と遊んでみたくなる感覚につながるんですね。
完全に受け身というより入り口を意識させてドアは自分で開けさせる。
そんな設計をしているように感じます。
例として挙げると、たとえば「Lazy, Lazy」では、
窮屈なお喋り 張り切っちゃって見てらんない
得意なはずのChase いつしか追い抜かれて
というフレーズがあります。
キャラクター視点で描かれた日常の小さな感情や行動の描写ですが、細かく語りすぎていないので、聴き手は自分の経験や感覚で補完できる余白を感じられます。
また「サディスティック・モノクローム」では、
慣れてないこともしなきゃ意味がないぜ
スキルアップ狙いで入るコネクション
大事なのはPRよりも存在感
生き方示してやれ ご都合主義壊して
これらは各フレーズが独立していますが、キャラクターの個性や世界観をしっかり出しつつ日常的な言葉を混ぜることで、聴き手が共感や自分なりのイメージを重ねられるように工夫しています。
こうすることで、曲をただ聴くだけでなく、「このキャラクターだったら自分ならこう表現するかも」と遊べる感覚が生まれます。
つまり、曲自体が聴き手にとって創作のきっかけや入り口になるわけです。
曲作りのポイントは、
キャラクターや世界観を提示する
細部は曖昧にして想像の余白を残す
日常感やリアルな感覚を少し混ぜて距離感を調整する
聴き手が参加したくなるフレーズや行動描写を入れる
この4つを意識することで、聴き手が「自分も作ってみたい」と思える曲になり、曲自体が創作の入り口として機能してくれます。
自分の曲がただの音楽ではなく、聴き手にとって「世界観を遊べるフィールドや創作のきっかけになる」と思うと、曲作りがますます楽しくなります。
かくいう私自身も、そうやって様々な曲を通して遊びながら手探りで自分の曲を見つけ出し、作り上げてきた側の一人です。
聴き手も参加できるインタラクティブな世界。
ワクワクが止まりませんね。
ぜひお越しください♪


Lazy,Lasyに出会って、そから全部の楽曲を毎日聞いています~~!もうめっちゃファンです!曲作りのポイントが、なるほど~~!!ってなりました。