第27回参議院選挙は20日に投開票が行われ、公務員をやめて国政に挑んだ自民党新人の脇雅昭氏(43)が初当選を決めた。同日午後8時5分ごろ、横浜市中区の事務所で「皆さまのお力のおかげで当選することができた。無名の新人を信用、信頼していただいた多くの方々にお礼申し上げる」と感謝。県連会長の小泉進次郎農相と握手して喜びを分かち合い、「政治や自民党への信頼を取り戻せるよう、成果で返していく」と抱負を語った。
総務官僚として県に出向し、コロナ禍を機に県に転籍。県行政に11年間携わった経験を生かすとともに「これまで政治に関わってこなかった人を巻き込む結節点の役割を果たしたい」と県連の公募に応じ、昨夏に公認が決まった。
知名度不足に加え、党への逆風が吹く中での戦いだったが、持ち前の運動量で東奔西走。党の国会・地方議員らがフル回転する組織戦で勝利をたぐり寄せた。
「皆さまからお借りした信頼の輪を広げていく。結果にこだわる政治家を目指して頑張っていきたい」と決意を新たにした。
脇雅昭氏 宮崎県出身で、6人きょうだいの末っ子。新聞配達で生計を助けた。総務官僚として神奈川県に出向し、コロナ禍を機に県に転籍。県行政に11年間、携わった。総務官僚時代には全国の公務員をつなぐ「よんなな会」を主宰。趣味は地元に愛される飲食店巡りで、座右の銘は「一期一会」。横浜市鶴見区在住。43歳。