ELECOM製無線LAN(Wifi)ルーターの脆弱性について5
2026年2月時点で公開されていたルーターの脆弱性に該当する新たなモデルが追加された様です。
後、新たな脆弱性に該当した情報も出ています。
【関連サイト】
1:無線LANルーターなど一部のネットワーク製品のセキュリティ向上のためのファームウェアアップデート・対策実施のお願い EL41-295
2:無線LANルーターなど一部のネットワーク製品のセキュリティ向上のための
ファームウェアアップデート・対策実施のお願い EL42-029
3:JVN#94012927 エレコム無線LAN関連製品における複数の脆弱性
4:JVN#03037325 エレコム製無線LANルーターおよび無線アクセスポイントにおける複数の脆弱性
【脆弱性の内容】
1:クロスサイトリクエストフォージェリ
他のネット上のコンテンツにログインした状態で悪意のある第三者が細工したサイトにアクセスした場合、当該製品に意図しない操作をさせられ、ログインしたコンテンツを害(勝手に送金、アカウント消去等)される。
2:OSコマンドインジェクション
悪意ある第三者がルーターにアクセスした場合、LAN上にあるPCに対して任意のOSコマンドを実行される
尚、telnet(遠隔操作用機能)経由や外部からHTTP経由で命令を受け取るminiigd SOAP(Simple Object Access Protocol)でも任意のOSコマンドを実行される脆弱性も含む
3:脆弱な認証情報の使用
デフォルトで推測パスワードを使用していたり、管理者が変更出来ない固定パスワードを埋め込んである事で、不正アクセスを受ける
4:スタックベースのバッファオーバーフロー
プログラム処理時にローカル変数や関数の引数、戻り番地を一時的に保存するメモリ領域のスタック領域に、想定以上のデータを詰め込む事でデータを溢れさせて隣接するメモリ領域を上書きし、任意の処理を実行される
5:設定ファイルのバックアップにおけるハードコードされた暗号鍵の使用
暗号化する時に暗号会を解除する為のカギが固定化されている為、暗号化キーを変更出来ないので漏れた場合に解除される可能性
6:ping_ip_addrパラメータの処理におけるOSコマンドインジェクション
ルーターが指定されたIPアドレスへpingを送信し、接続先のデータ接続が正常かどうか確認する機能を経由して任意のOSコマンドを実行される
7:特定のURLへのアクセスにおける認証欠如
特定URLへのアクセスが未認証で通ってしまう事を悪用し、特定URLから不正アクセスされる
8:usernameパラメータの処理におけるOSコマンドインジェクション
ルーター上にある機器に認証無しで任意のOSコマンドを実行される
9:hostnameパラメータ処理の不備に起因する格納型クロスサイトスクリプティング
サイトデータを取り込んでブラウザで表示する前に本来可能な行動が出来なくされる
例:偽セキュリティ表示等のフィッシングページを閉じれなくする
10:languageパラメータの検証欠如
言語環境を動的に指定するための設定値の検証が無い時に、細工されたページにアクセスすると、設定画面を操作できなくなる
【対象の機種】
【1、2、3、5対象】
WRC-X1800GS-B Ver.1.21より前
WRC-X1800GSA-B Ver.1.21より前
WRC-X1800GSH-B Ver.1.21より前
WRC-X3000GS2-B Ver.1.12より前
WRC-X3000GS2-W Ver.1.12より前
WRC-X3000GS2A-B Ver.1.12より前
WRC-X3000GST2-B Ver.1.09より前
WRC-XE5400GS-G Ver.1.14より前
WRC-XE5400GSA-G Ver.1.14より前
WRC-X6000QS-G Ver.1.15より前
WRC-X6000QSA-G Ver.1.15より前
WRC-X6000XS-G Ver.1.13より前
WRC-X6000XST-G Ver.1.17より前
【1、2、3対象】
WRC-X1500GS-B Ver.1.13より前
WRC-X1500GSA-B Ver.1.1より前
【4対象】
WAB-S733IW2-PD Ver.5.5.02より前
WAB-S733IW-AC Ver.5.5.02より前
WAB-S300IW2-PD Ver.5.5.02より前
WAB-S300IW-AC Ver.5.5.02より前
【6、7、8対象】
WRC-BE72XSD-B Ver.2.0.2より前
WRC-BE72XSD-BA Ver.2.0.2より前
WRC-BE65QSD-B Ver.2.0.0より前
WRC-W702-B Ver.2.0.0より前
【1、8、10対象】
WAB-BE187-M Ver.2.0.12より前
WAB-BE72-M Ver.2.0.12より前
WAB-BE36-M Ver.2.0.12より前
WAB-BE36-S Ver.2.0.12より前
【対策法】
ファームウェアバージョン確認
基本的にファームウェア(制御ソフト)の更新で修正になるので、自動更新を切っている場合は↑を参考にファームウェアのバージョンを確認して手動で上げて下さい。
一部モデルは専用のダウンロードページがあるので、上の公式の脆弱性のリンクから飛んでダウンロードして下さい。
尚、被害者本人のPCや端末がマルウェアを食らってルーターに接続して攻撃を受ける経路が一番ある事なので、IDやPASSが物理的に知られていないから大丈夫、と言う事はないので注意が必要です。
今回の脆弱性は自動更新設定がされていれば自動的に対処されます。
ファームウェアの更新とPASSの変更で対策は出来ますが、管理用のPC自体がマルウェアに感染すると、管理者がログインした時点で攻撃を食らう可能性があるので、セキュリティ対策はしっかりしておいて下さい。
【関連記事】
【ELECOM製無線LAN(Wifi)ルーターの脆弱性について】
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【ELECOM製無線LAN(Wifi)ルーターの脆弱性について3】
【ELECOM製無線LAN(Wifi)ルーターの脆弱性について4】
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