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なぜか毎回飲み会に呼びたくなる人の正体
飲み会のメンバーを決めてる時、自然と「あの人も呼ぼう」と名前が挙がる人がいる。逆に「呼ぶ?どうしよう」と一瞬迷う人もいる。この差は、たぶん、面白い話が上手いとか、声が大きいとか、そういう分かりやすい話じゃない。

毎回呼ばれる人は、たいてい、特別に面白いわけでも、リーダー格でもない。むしろ、静かにそこにいるだけのタイプも多い。それなのに、その人がいない飲み会は、なぜか少し物足りなく感じる。

呼びたくなる人の特徴は、3つあると思う。

一つ目は、その人がいると、誰も「気を使う対象」にならないこと。飲み会には必ず階層が生まれる。年齢が上の人、立場が上の人、仲がいい人、新参者、こういう違いで、自然と気を使う相手と気を使わない相手に分かれる。呼びたくなる人は、この階層を自然に均す。年齢が上の人にも普通に話しかける。新しく入った人にも、いつもの友達と同じテンションで話す。だから、全員が「自分はこの場で気を使わなくていい」と感じる。

二つ目は、自分が主役になろうとしないこと。飲み会の真ん中を、誰でも使えるように空けておく。誰かが面白い話を始めたら、その人に主役を譲る。誰かの相談が始まったら、自分の話を脇に置いて聞く。自分が話したい話があっても、場の流れに合わなければ、しまっておける。

呼ばれない人は、これが逆だ。常に話の中心を自分に引き寄せようとする。誰かが話してても、すぐ「俺の場合はね」と割り込む。自分が一番面白い話をしないと気が済まない。一見すると盛り上げ役に見えるけど、いる側の負担は意外と重い。

三つ目は、全員に均等に話しかけること。飲み会で必ず、少し浮いてる人がいる。あまり話さないタイプ、初対面の人、年齢が浮く人。呼ばれない人は、その存在に気づかない。呼ばれる人は、その人にも自然に話を振る。「みんなに気を使ってます」という雰囲気じゃなく、本当に自然に。それで、その浮いてた人も「自分はこの場にいていいんだ」と感じられる。

3つの特徴に共通するのは、自分が楽しむことより、場が機能することを優先している姿勢だ。

呼ばれない人は、自分が主役になりたい、自分が話したい、自分が認められたい、という気持ちで飲み会に来てる。場は、自分が輝くための背景になってる。呼ばれる人は逆で、場が良くなることを優先してる。だから自然と、自分の存在が場全体に溶けていく。

ここまで冷たく書いたけど、毎回呼びたくなる人がいる飲み会は、たぶん、人生の中でけっこう貴重なものだと思う。

そういう人がいると、何でもない金曜日の夜が、ちょっといい夜になる。誰も気を使わなくていいから、それぞれが自然体でいられる。仕事で疲れた人は静かに飲んでていいし、話したい人は話せばいいし、笑いたい人は笑える。それぞれの夜が、それぞれのペースで進む。

派手な飲み会じゃない。ただ、誰も無理してない時間が、ゆっくり流れていく。後から思い出すと、何を話したかは覚えてない。でも、なぜか「あの夜は楽しかったな」と、ぼんやり残っている。

そういう夜を作れる人になれたら、たぶん、人付き合いはずっと豊かになる。

そして、そういう人になるための条件は、たぶん、自分の人生にちゃんと満足してることだ。自分が満たされてないと、飲み会で誰かを満たすことはできない。

呼びたくなる人の正体は、自分の人生をちゃんと愛してる人なんだと思う。

noteでは、Xでは書ききれない話を書いてます
メンバーシップでは、三茶・恵比寿で飲み会とぶっちゃけ話をします
【X】
正真正銘のリア垢です
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