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パリで運転してわかった、フランスの交通ルールと運転のリアル

初めてのヨーロッパ、初めてのパリでの運転。
妻の大学院の送り迎えのため、到着してすぐに車を走らせることになった。
地下4階の狭すぎる駐車場、信号付きの巨大ラウンドアバウト、強引すぎる合流、そして無数のバイク。
初日からスーパーハードモードだった僕が、1ヶ月でどうにか慣れてきた話。
パリで運転する予定のある人、必読です。

はじめに:運転には自信があったのだが



僕はもともと運転が好きだ。


ワシントンDCで車関係の仕事をしていたときは、大小さまざまな車を乗り回し、見知らぬ土地でも平気で走っていた。


だから、運転はそれなりにできるほうだと思っていた。

妻の大学院の送り迎えをするため、パリに到着してすぐに運転に慣れる必要があった。


初めてのヨーロッパ。


空港(CDG)からホテルに向かうタクシーの中でも、すでに、

「この道、自分が運転するんだな」


と思いながら観察していた。

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初日にタクシーから撮ってたよくわからない写真


高速道路は意外に狭く、日本に近い印象。


タクシー運転手は丁寧で、制限速度を大きく超えるようなこともない。


周りの車もそこまで乱暴な感じはしなかった。


以前中国に行ったときは、

「この国では運転無理かも」


と思ったが、空港から市内の道を見る限りは、

フランスは大丈夫そうだと感じた。



しかし、パリ市内の運転はそんなに甘くなかった



今回の投稿は、なるべくリアルに伝わってほしいと思い、動画画像を多めに入れてみた。

ぜひ見てみてほしい。

 


事前に聞いていたパリの運転事情


渡仏前に仕入れていた情報はこんな感じだ。

  • ラウンドアバウト(環状交差点)が多い

  • 左折(日本でいう右折)は、対向車を越えてから

  • パリには市をぐるっと囲む環状道路がある


頭ではわかっていたが、実際に走るとこれがなかなかのクセものだった。

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左折はこうなる



初運転の日:地下4階の駐車場から地獄のスタート


納車はパリ到着から2週間後。

不幸にも、初運転がになってしまった。

まず、何度も書いて来たが、地下4階の極狭駐車場から出るのに一苦労。

早速タイヤを擦った。


車を出し入れするたびにやるのか…と心が折れた。


今となっては、慣れたものだが、最初は出るだけで5分くらいかかっていたかも。

↓地下駐車場に入る動画。狭さ伝わるかなぁ…?


さぁ出発。



パリのラウンドアバウト:想像の10倍でかい


無事に地上へ出て、Android AutoでGoogle Mapsを起動。


ナビどおりに走り出したが、最初にぶち当たったのが巨大なラウンドアバウトだった。

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多分一番有名なラウンドアバウトは凱旋門のところ


凱旋門のところほどではないが、

広い。

車線がない。

しかも途中に信号。

大混乱。

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こんな感じ車線がない


ナビは「3つめの出口を出てください」と言うが、どれが3つめなのかわからない。


車線がないので、右に行きたい車、左に行きたい車、直進したい車が入り乱れる


隙間をバイクがすり抜けクラクションの嵐。


あわあわあわあわ……。

アメリカ郊外の小さなラウンドアバウトを想像していた自分が甘かった。



パリのそれは、出口が6つとかあり、車線にすれば4車線分くらいの幅がある。


しかし車線はない


つまりカオスだ。


右に寄れば出口に出やすいが、詰まると進めない。


真ん中にいれば、左右から車が突っ込んでくる。



結論、どこにいても大変。



その場の流れを瞬時に読んで、いつ右に寄るか判断しないといけない。



油断した瞬間、死角からバイクが現れる


とにかく気が抜けない。


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凱旋門周辺地図。ラウンドアバウト(赤丸)がたくさん



セーヌ川の橋と混雑地獄


「高速に乗ってしまえば大丈夫」

と自分に言い聞かせた。



だが次に待っていたのは



パリにはセーヌ川があるため、橋が多い


僕の住む地域から郊外に出るには、必ず橋を渡る必要がある。



当然、橋は混む


しかもあらゆる方向からの合流に次ぐ合流



みんな我先にと突っ込んでくるし、遠慮していると後ろからクラクション。


娘は後部座席でギャン泣き


前途多難である。

なんとか妻の大学院に到着したが、帰りは大雨


初日からスーパーハードモード


渋滞で時間がかかり、娘のミルク時間をすっかり忘れていたのが泣きの原因だった。


落ち着いているつもりが、全然だった。


大反省

その夜、後部座席のチャイルドシートに娘の表情が見えるよう、ミラーを購入。


小さな改善から始まった。


パリの交通のリアル


パリの運転で気がついたことをまとめていく。

動画を用意したので、これを見てから読んでいただくとイメージがつきやすいかもしれない。

走ったルートは下の地図の赤線を左下から右上へ。

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四角い交差点を抜けて、大きなラウンドアバウトへ


↓ラッシュ時間帯のわりに混んでなかったので、わりとすんなり行けてる



合流がとにかく多くて強引


パリの道路はとにかく複雑


左右からの合流
が多い上に、合流してきた車がまた反対側に分岐したりする。


X字に交差するような動きで、非常に危ない。


強引に入ってくる車も多く、交差点付近では車線を無視する車も珍しくない。


右折車線から直進、直進車線から右折。


もうカオスだ。

しかもその隙間を、バイクが遠慮なくすり抜けていく。


クラクションが鳴り響くのは日常だ。

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こんな感じの風景は日常茶飯事



バイクが本当に怖い


パリはバイクの数が多い。


しかもすり抜けが当たり前。


「なんで道を開けないんだ」

と言わんばかりの勢いで迫ってくる。


自分たちが無茶な運転をしているくせに、車が少し強引に車線変更をするとすぐ怒る

高速道路では、面白いことに渋滞になると、車が左右に避けて、バイクが通る道を作るのが文化らしい。

実際の映像、こんな感じ↓



ヨーロッパ名物 縦列駐車


ヨーロッパといえば、のイメージの路上縦列駐車

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普通にぶつかってる



狭い道で駐車しようとすれば、後続車が待つことになる。

一発で決める人が多いが、モタモタしているとクラクションの嵐と罵声。


混んでいる道ではまだ僕は縦列駐車をする勇気はない。

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左右にずらっと縦列駐車



警察とオービスが多い


覆面パトカーも多く、パトカーもぱっと見わかりづらい。

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フランスのパトカー。似たような見た目の業者の車も多い。


高速ではオービス(自動速度取締装置)も多く、
Google Mapsではなく「Waze」というナビアプリを使う人が多いらしく、自分も使っているが、便利。

渋滞情報や障害物などをリアルタイムに各ユーザーが投稿できるので、リアルな情報が手に入る。



黄色信号=「止まれ」


意外だったのが信号の文化。

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上下についているこのタイプが多い


荒っぽい運転の割に、信号にはみんな従順。


黄色信号になると、しっかり止まる車が多い。

調べてみると、フランスでは黄色は「止まれ」なのだそう。

赤は絶対停止、黄色は原則停止。


これが本当に難しい。


体が「黄色=気をつけて進め」で覚えているので、急に止まることが難しい。


ちなみに、フランス語では黄色信号はオレンジ色「orange」だそう。

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黄色に見えるけどな



サンキューハザードは健在


日本ほどではないが、サンキューハザード渋滞時ハザードを使う人はいる。

荒い運転が多い中で、サンキューハザードをもらうと本当に嬉しい。

だから僕も必ず使うようにしている。

また、渋滞時のバイクのすり抜けも、ハザードをたいて、人によってはパッシングをしまくる



ファスナー合流の文化もある


複雑な合流では混乱するが、単純な1車線合流では意外と譲り合う。

1台おきに合流する「ファスナー合流」が一般的だ。


歩行者が怖い


歩行者信号は点滅がなく、青から突然赤に変わる。

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フランスの歩行者信号。点滅の機能がない。


しかも赤でも人々は、

気をつけて渡ればOK

という感覚でガンガン渡ってくる。


運転側からすると、これが一番ヒヤッとする。

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これ、車は青。歩行者は赤。

自転車・バスレーンにも注意


バス・タクシー専用レーン自転車レーンが非常に多い。

右折(日本でいう左折)時に巻き込みが起きやすく、特に夜は要注意。

バイクと同じく、自転車もかなりのスピードで走る。

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左側は自転車レーン



環状道路(ペリフェリック)は慢性的に混む


パリ市を囲む環状道路

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ぐるーっと囲っているのが環状道路



一見高速道路のようだが、制限速度は50km

時間帯問わず混むが、市内の移動は、市内を突っ切るよりは環状道路を使ったほうが、まだ早い。

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一方通行が多くてナビなしでは無理


パリの道は一方通行がとにかく多い。

しかも車道の矢印が消えかけていてわかりづらい。
ナビなしで走るのはほぼ不可能。

気づいたら逆走していないか、毎回ドキドキだ。


1ヶ月経ってみて


初日はどうなることかと思ったが、1ヶ月以上毎朝毎晩運転しているうちに、
混むポイント危ない箇所走るべき車線がわかってきた。

また、日本では「かもしれない運転」を徹底していたが、こちらでは、「かもしれない運転」で引いてしまうとかえって危ない場面が多い。

ある程度強引に行かないと、流れに乗れず、危ないことになる。

もちろん「かもしれない運転」をしないといけないのだが、周りのドライバーの心理や動きを予測するために、強引なマインドを理解しなくてはいけない。


そういったパリでの運転の心得がわかってきて、最近はだいぶ安心して運転できるようになってきた。 


それでも、初めて行く場所や初めて通る道は今でも怖い。


ラウンドアバウトの魔境、強引な合流、バイクの猛進。


パリの運転は油断したら一瞬でやられる。


毎朝毎晩運転しているため、当然事故のリスクも高まる。

娘も乗せているし、事故に巻き込まれないことが何よりも大切だ。

そして、この地で2年間無事故で終えられたら、運転に物凄く自信がつきそうだ。

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大学院のキャンパスにて


しばらく車関係の話が続いたが、そろそろ育児のことも書いていかないとなと思っているが、次回のテーマはまだ考え中。



パリの車事情、我が家のパリでの車選び駐車場での驚くべき事件についてはこちら↓

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sekai.kids/Risa 🇫🇷フランスからのプロフィールへのリンク

パリの運転本当にお疲れ様です。 私は田舎なので道は広くまっすぐ日本より運転しやすく、パリに行くときは絶対主人と運転を変わります。助手席にいても怖いです。バイク...歩行者...。 縦…

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わいさー|パリ🇫🇷駐在夫の育児・教育研究日記 いいね
わいさー|パリ🇫🇷駐在夫の育児・教育研究日記のプロフィールへのリンク

コメントありがとうございます😊 本当に怖くて怖くて…毎日走ってる道でも気が抜けません💦 確かに事故ったときのシュミレーションはしておいたほうがよさそうですね😣 先日fontaineblea…

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パリで運転してわかった、フランスの交通ルールと運転のリアル|わいさー|パリ🇫🇷駐在夫の育児・教育研究日記
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