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「ウィジャ盤」取扱説明書

こんにちは、シバタです。

この記事では、普段私がフリー対戦などで使っている「ウィジャ盤」について紹介していきます。ただ、今回はデッキ紹介ではなく、ウィジャ盤をプレイする際のルール上での注意や、私が個人的にOCG事務局へ問い合わせて得た回答などで蓄積した知識を「取扱説明書」として紹介していきます。「ウィジャ盤デッキ使いたいけど難しそう・・・」「対戦したときによくわからず負けてしまった・・・」といった方は、こちらを読んでいただければウィジャ盤の強さと弱点を十分に理解した上で、構築や対戦で役立てていただけると思います。

また、私がウィジャ盤を使用したデッキについては、ガチまとめさんの企画「第1回デッキビルダーコンテスト」で併せて記事を投稿させていただきました。noteから読んでいただいて興味が湧いた方は、ぜひこちらも読んでください!

記事はこちら↓

【DBC】霊魂による無敵化と瞬殺コンボ「”D” - Spirits」デッキ(ウィジャ盤取扱説明書付)

※ 2021/08/06 一部更新


◾️ウィジャ盤

・使用方法

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永続罠
カードテキスト
このカードと「死のメッセージ」カード4種類が自分フィールドに揃った時、自分はデュエルに勝利する。①:相手エンドフェイズにこの効果を発動する。手札・デッキから、「死のメッセージ」カード1枚を「E」「A」「T」「H」の順番で自分の魔法&罠ゾーンに出す。②:自分フィールドの「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールドから離れた時に自分フィールドの「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードは全て墓地へ送られる。

「封印されしエクゾディア」に続く、第2の特殊勝利カード。テキストの通り5文字のメッセージを揃えることでデュエルに勝利することができるのですが、他の特殊勝利カードと違い「ウィジャ盤」の効果で毎ターン「死のメッセージ」カードを場に出すことによってのみフィールドに揃えることができるため、勝利するために必要なターンが基本的に4ターンかかります。「死のカウントダウン」の20ターンよりは少ないですが、エクゾディアや「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」をはじめとする1ターンで勝利条件を満たすコンボが開発される中、1ターンで条件を満たすことはまず不可能、しかもその間にこのカードが場を離れればせっかく場に出してきた「死のメッセージ」カードも墓地に送られてしまうというかなり厳しいカードです。

勝利するための戦術としては大きく3つあります。

①ウィジャ盤とメッセージを守る

登場時から使われている最もオーソドックスな方法です。ウィジャ盤と死のメッセージを相手の除去から全力で守り通して勝利を目指します。一時期猛威を振るった現在で最も強力な布陣として、「魔鍾洞」や「身代わりの闇」などによって相手の動きを止めるデッキが代表的です。


②ウィジャ盤とダークサンクチュアリを守る

ウィジャ盤と死のメッセージを守るという意味では①と同じですが、「ダーク・サンクチュアリ」を発動することによって死のメッセージをウィジャ盤の墓地送り効果以外を受けつけないモンスターとして特殊召喚することができ、相手による除去をウィジャ盤とダーク・サンクチュアリに絞ることができます。「魔鍾洞」といった他の強力なフィールド魔法を発動することはできなくなりますが、魔法罠ゾーンを死のメッセージで埋まることを避けられるため、妨害札をセットしやすくなります。注意点として、死のメッセージは召喚や発動コストによるリリースには無力のため、壊獣や「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」によって除去されてしまいます。


③死の宣告とダークサンクチュアリで揃える

上記の①と②の方法に上乗せして行くもので、死のメッセージの出現を大幅に加速させることができます。詳細は「死の宣告」の使用方法で説明しますが、これによって最短2ターンでウィジャ盤を揃え、ウィジャ盤の発動リスクを最小限に抑えることが可能となりました。

基本的に、ウィジャ盤デッキを構築する際はどの方法を優先的に行うかを決めた方が、採用カードが最小限に済みます。


・裁定の注意

・出す順番と重複の発動について

「ウィジャ盤」の効果で「死のメッセージ」カードを場に出す場合、必ず「E」→「A」→「T」→「H」の順番に出さなければいけません。2枚目の「ウィジャ盤」を発動したとしても足りないメッセージを補う形で場に出すことはできず、1枚目と同様に2枚目の「死のメッセージ」カードが順番に場に出てくることになります。つまり、ウィジャ盤に特殊勝利を狙うのであれば、基本的に2枚目の発動は行わなず、1組のウィジャ盤とメッセージを全力で死守する形になります。


・破壊されずに効果が無効になった場合

「王宮のお触れ」や「DDD呪血王サイフリート」などによってすでに場で発動している「ウィジャ盤」の効果が無効にされた場合、「死のメッセージ」カードは場に残りつづけ、その状態で「ウィジャ盤」が破壊されても一緒に墓地に送られません。「死のメッセージ」が破壊されても「ウィジャ盤」の墓地送り効果が無効になっているため同様の状態になります。


・死のメッセージを「置く」効果について

「天気」テーマと同様に、「死のメッセージ」カードを場に出す際は魔法カードの発動ではなく、「置く」効果のため、たとえば「魔封じの芳香」適用中でも置くことができ、「灰流うらら」でも無効にされることはありません。


◾️死のメッセージ「E」「A」「T」「H」

・使用方法

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永続魔法
カードテキスト
このカードは「ウィジャ盤」の効果でしかフィールドに出す事ができない。

「ウィジャ盤」の効果によってのみ手札・デッキから場に出すことができるカードのため、基本的にはデッキに眠り続けるのを祈るか、手札に来た場合は「ウィジャ盤」の効果で場に出す、もしくは「召喚僧サモン・プリースト」などの発動コストで墓地へ送ったのち、「死の宣告」の効果で場に出すかのどちらかになります。基本的に単体ではどうにもならないので、手札交換手段をデッキに用意しておきましょう。


・裁定の注意

・「ウィジャ盤」の効果でしかフィールドに出すことができない

永続魔法をデッキからセットする「番猫-ウォッチキャット」「ローグ・オブ・エンディミオン」や、デッキからモンスター扱いで魔法罠を特殊召喚する「マジカルシルクハット」では場に出すことができません。一時期シルクハットを2枚発動して「死のメッセージ」カード4枚を場に揃え、「停戦協定」や「聖なる輝き」で1ターンキルできないかと考えましたが、公式に問い合わせたのち却下されました。


※使用上のリスク

当たり前なようで気づかないことなのですが、ウィジャ盤による特殊勝利を狙う際に4種類の「死のメッセージ」カードをデッキに投入しなければなりません。これは、同じカードを3枚まで入れられるという制限の数字を上回っているため、キーカードを3枚入れた場合よりも「死のメッセージ」カードを引く確率の方が常に高いことを意味しています。つまり、手札に来た「死のメッセージ」カードを活用することを前提にデッキ構築を考えた方が良いということになります。デッキ枚数を増やすことで引く確率を抑えることはできるのですが、その分キーカードを引く確率も下がるため、確率を計算した結果デッキ枚数は構築の上で関係ないことに気づきました。その際に計算した表がこちらになります。

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もしデッキ枚数で確率を操作したい方がいましたら、こちらをご参照ください。ちなみに私はをウィジャ盤を回すためのカードを厳選した結果デッキが60枚まで膨れ上がりましたが、シャッフルが容易にできないため50枚まで削りました。感覚値としては43〜55枚がベターです。


◾️死の宣告

・使用方法

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永続罠
カードテキスト
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、自分フィールドの「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードの数まで悪魔族モンスターを対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。②:魔法&罠ゾーンのこのカードを墓地へ送って発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「死のメッセージ」カード1枚を選び、「ウィジャ盤」の効果扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに出す。

このカードの登場によってウィジャ盤の戦術が革命的に変わりました。なぜなら、「ウィジャ盤」を発動させなくても「死のメッセージ」カードを場に揃えることができるようになり、ウィジャ盤とは逆に「H」「T」「A」の順番にカードを場に出し、相手ターンのエンドフェイズに「ウィジャ盤」を発動、効果で最後に「E」を出せば勝利することが可能となりました。これによって、従来の「ウィジャ盤」から発動して「死のメッセージ」を揃えていく方法と比べて以下のメリットが生まれます。

・「ウィジャ盤」が場を離れることによって「死のメッセージ」カードが全て消滅してしまうリスクを防ぐことができる。

・墓地から「死のメッセージ」カードを場に出すことができるので、手札にきてしまっても他のカードの発動コストに回すことができる。

・「ブービートラップE」などで「死の宣告」を再利用できるため、ウィジャ盤の効果で出せなかった残りのメッセージを出すことができる

さらに、「ダーク・サンクチュアリ」を発動すれば好きなタイミングで「死のメッセージ」カードをモンスターとして特殊召喚できるため、強力なリンクモンスターなどの展開補助として活用することもできます。

①の場のメッセージの数だけ墓地と除外されている悪魔族モンスターを回収する効果は強力ですが、2枚以上発動する必要があるためあまり現実的ではありません。状況的に可能であれば狙っていきましょう。


◾️ダーク・サンクチュアリ

・使用方法

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フィールド魔法
カードテキスト
①:自分の「ウィジャ盤」の効果で「死のメッセージ」カードを出す場合、そのカードを通常モンスター(悪魔族・闇・星1・攻/守0)として特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したカードは「ウィジャ盤」以外のカードの効果を受けず、攻撃対象にされない(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。②:相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。コイントスを1回行う。表だった場合、その攻撃を無効にし、その相手モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

「死のメッセージ」カードをモンスター扱いで特殊召喚するカード。これによって、破壊によるリスクを「ウィジャ盤」のみに絞ることが可能になりました。攻撃力0でモンスターゾーンを圧迫するだけと思われがちですが、融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚などの素材にでき、攻撃対象にもならないため、「スピリット・バリア」を発動すれば戦闘ダメージを全く受けなくすることができます。相手の攻撃宣言時に発動するコイントス効果も、相手に攻撃のリスクを負わせることができるので牽制にもなります。


・裁定の注意

・特殊召喚扱いについて

「虚無空間」や「儀式魔人リリーサー」を素材にした儀式モンスターが場に存在する場合、「ダーク・サンクチュアリ」の効果によってモンスター扱いで特殊召喚することはできませんが、特殊召喚は任意なので魔法&罠ゾーンに出すことができます。


◾️ダーク・オカルティズム

・使用方法

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通常魔法
カードテキスト
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。自分のデッキ・墓地から「ウィジャ盤」1枚または悪魔族・レベル8モンスター1体を選んで手札に加える。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・墓地の「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードの中から、任意の数だけ選び(同名カードは1枚まで)、好きな順番でデッキの一番下に戻す。その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

私はこれまで、ピン差しのウィジャ盤をサーチするために「悪魔嬢リリス」「バージェストマ・マーレラ」「ブービートラップE」を併用していましたが、このカードによってこれまで3枚必要だったルートが1枚と手札コストだけで済むようになりました(今でもこのコンボは使っています)。さらに、墓地のメッセージをデッキに戻してその枚数分ドローという破格の効果までついています。一時期は、現在禁止カードである「トーチ・ゴーレム」をサーチする目的として使用されていました。「ウィジャ盤」最強のサポートカードであることを忘れずに。


◾️ウィジャ盤の強さと弱さについて

ここまで「ウィジャ盤」のテーマカードについて紹介してきましたが、最後に簡単に強さと弱さをまとめたいと思います。

○強さ

・発動するだけで相手にプレッシャーを与えることができる

・いつ5文字が揃うかわからないため、相手がゲームを急いでミスの誘発や選択肢を狭めることができる

・モンスターとしても展開可能なため、意表をついてウィジャ盤以外の方法でゲームエンドに持ち込みやすい

○弱さ

・サポートが充実したとはいえ、5文字揃うのに時間がかかるケースが多い

・ウィジャ盤を揃える動きとは別で相手の攻撃を防ぐ手段や、メッセージを守る方法を用意しなければならないため、リソース不足になりやすい

・「死のメッセージ」カードがどれだけ場に出ていても、「ウィジャ盤」が場を離れれば全滅なのでマストカウンターが分かりやすい。

ウィジャ盤については知識でプレイングを補える部分が多いため、戦術を知らない相手に対してはかなり有効だと思っています。また、ウィジャ盤以外に必ず別のデッキギミックが存在しているため、警戒を高めて攻めづらくすることを得意とします。特殊勝利カードは条件が厳しいため構築は難しいですが、一度弱さを受け入れた上で根気強くデッキを組めば、必ず強いものになると信じています。


◾️最後に

いかがだったでしょうか。これで「ウィジャ盤」に関する知識が増えてもらえれば嬉しい限りです。また裁定などについての新しい情報が分かりましたら、随時追記していこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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「ウィジャ盤」取扱説明書|しば
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