米市長に中国の工作員容疑 指示受けウイグル集団殺害や強制労働を否定する記事投稿と訴追

中国の工作員として活動した容疑で訴追されたアイリーン・ワン容疑者。11日に米西部カリフォルニア州アルケイディア市長を辞任した(市公式HPから)

米司法省は11日、中国政府の工作員として活動した疑いで、西部カリフォルニア州アルケイディア市長のアイリーン・ワン容疑者が訴追されたと発表した。市長就任前、中国政府の指示を受けて新疆ウイグル自治区でのジェノサイド(集団殺害)や強制労働を否定する記事を自身のニュースサイトに投稿するなどしたとしている。

司法省によると、ワン容疑者は2020~22年、中国政府関係者の指示の下、自身が運営する中国系米国人向けのニュースサイトに親中の内容を投稿するなどした疑いがある。容疑を認め、検察との司法取引に応じた。11日、市長を辞任した。

米メディアによると、ワン容疑者は約30年前に中国から米国に移住。22年に市議に当選後、今年2月に市長に就任した。アルケイディアはロサンゼルスに近く、人口は約5万3千人。中国系住民が多い。(共同)

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