ボブスレー連盟会長、“韓国差別”的な発言を認める「冷静さ欠いた」 韓国への嫌悪や韓国遠征に反対したとの証言も
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の北野貴裕会長が、連盟の会議で韓国・朝鮮人差別的な発言をしていた問題で、連盟が5月12日、発言があったことを認める会長名のコメントを公式サイトに掲載した。 【画像】北野会長は、韓国ボブスレー・スケルトン連盟の会長・事務局長と面会。オリンピックミュージアムの見学・案内をしていた ボブスレー男子2人乗りは、連盟のミスによる遠征計画の不備で、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに出場できなくなっていた。 北野会長は、この件に関する会議で、遠征計画に関して出席者のひとりを責め立てており、その流れで「バカやチョンでもできる」と発言した。 「チョン」は、韓国・朝鮮人を侮辱する差別的な表現として用いられることがある。 ハフポストは会議の映像を入手し、発言について報じた。 北野会長はコメントで、ボブスレーがオリンピックに出場できなくなった件に関して「会長として私自身が関係者のヒアリングを連日行っており」と状況を説明。 「その際に、冷静さを欠いてしまったやり取りもありました。いかなる理由があろうとも、当該表現を用いることは、公益競技団体を預かる身として、あってはならないことであり、私自身の認識の甘さを深く反省しております」などと発言があったことを認め、謝罪した。 関係者によると、北野会長は、この会議以外の場でも「バカでもチョンでも」と発言していたという。同様の発言や韓国を嫌悪する言動が過去にもあったと、複数の関係者がハフポストの取材に証言している。 また、ボブスレー日本代表チームは2020年、例年実施していたヨーロッパ遠征・合宿をコロナ禍で断念。代わりに韓国で実施する案があったが、韓国であることを理由に会長が反対し、実現しなかったこともあるという。 北野会長は中央競技団体の日本トップとして、来日した韓国ボブスレー・スケルトン連盟の会長・事務局長との面会や、オリンピックミュージアムの見学・案内をしたこともある立場だ。 北野氏は日本オリンピック委員会(JOC)副会長を務めており、ハフポストはJOCに北野氏の差別的な発言に対する見解を問い合わせている。