自民党を直撃した派閥の裏金事件は、政権の枠組みを塗り替えた。自民が政治とカネの問題に後ろ向きだとして、公明党が連立政権を離脱し、自民と日本維新の会の連立政権が誕生した。政治とカネを巡る政治改革は国会の重要テーマとなったが、2026年2月の衆院選で高市早苗首相の自民が大勝すると、改革の機運は急速にしぼんでいる。(井上峻輔)
◆派閥の存在を問題視、ほとんどが解散
「私が目指すのは、国でも地方でも選挙に勝ち続ける強い自民党をつくることだ」。4月に行われた自民党大会で首相はそう語り、早期の改憲への強い決意を訴えた。その一方で、この2年あまりにわたって党を揺さぶった派閥裏金事件や政治改革への言及はなかった。しかし、政治とカネ問題は...
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