日本大学理事長で作家の林真理子氏(72)が1期目の任期満了を迎える6月で退任する。不祥事に揺れた母校のトップに立ち、新たな問題に直面しながらも、大学の改革に向き合った。朝日新聞の取材に応じ、4年間を振り返った。
医学部付属板橋病院の資金を流出させたとして、2021年に当時の理事が背任容疑で逮捕され、理事長も所得税法違反容疑で逮捕された。22年7月、学内改革を託されて理事長に就任した。選考委員会では、複数の候補者が断る中、林氏が引き受ける意思を示した。
「おもしろそうだと思って引き受けました。動機は軽はずみですが、1期4年間をリリーフでしっかり務めようと決めていました。2期目までを考えると、年齢的に無理だな、と」
「やれもしないのに引き受けたから」と言われ……
「職員側からすれば、訳のわ…
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