球界ここだけの話 鷺宮製作所・藤原太郎が語る2人の「ドラ1サウスポー」の共通点とは
マウンド上での性格には共通点がある-。社会人野球・鷺宮製作所の藤原太郎外野手(23)は、今後のプロ野球界を背負っていくであろう「2人のドラ1サウスポー」をこう分析した。 その2人とは、中日・金丸夢斗投手(23)と巨人・竹丸和幸投手(24)だ。関大から25年にドラフト1位で中日入りした金丸は、今年3月のワールド・ベースボール・クラシックでも追加招集で侍ジャパンのメンバーに入り、1次リーグのチェコ戦では勝利投手となった。一方の竹丸は今年、鷺宮製作所から同じく1位でプロ入り。オープン戦2試合で計7回無失点と結果を残すと、新人では球団64年ぶりとなる開幕投手を務め、球団初の新人投手による開幕白星をつかんだ。 関大時代に主将を務めた藤原は、金丸とは同期で4年間苦楽を共にした仲だ。卒業後は、当時竹丸が在籍していた鷺宮製作所に入社。竹丸の1学年後輩にあたる。 藤原によると、2人の〝普段の〟性格は正反対だという。しかし「一人でも自分を追い込んでいた。ピッチングスタイルは似ている。いいときは淡々と抑えてくれるし、悪いときも感情の起伏が少ないので、(守っていて)安心感があった」と〝マウンド上での性格〟には共通点があることを語った。 ポーカーフェースがプロの舞台でも代名詞となりつつある竹丸。プライベートでも「あのまんま(笑)」と藤原は証言するが、そんな竹丸が〝スタイル〟を崩した場面も目撃したという。 「(昨秋の)日本選手権の東海理化戦。ピンチで抑えて(竹丸さんの)ガッツポーズを見た。情熱的な部分を見られてよかった」 かつてのチームメートがプロで、そして世界で活躍している姿を見て「遠いところに行ったなっていう感覚はある」と少し寂しい様子。しかし、金丸とはオフに練習をする機会があり「(学生時代と)変わらずいてくれる。いい存在」と目を細めた。 藤原は昨季、ルーキーながら都市対抗、日本選手権に出場した。2人の存在は「かなり刺激になっている」と燃えている。旧友、そして偉大な先輩の活躍をパワーに変え、飛躍の社会人2年目にする。(森口友翔)