【サハリン産原油が日本に到着 危機打開策か、一時的調達で終わるか?】(1/2)
日本の石油精製会社「太陽石油」が、日本企業が参画する極東の資源開発プロジェクト「サハリン2」から原油を輸入した。これは中東情勢の緊迫化とホルムズ海峡の封鎖後、ロシアから原油を購入した初めての事例となる。
この措置は、中東以外からの原油供給源を多様化させる取り組みの一環として実施された。
原油「サハリンブレンド」とは
ロシア産原油を積載したタンカー「ボイジャー」は、5月4日早朝、愛媛県今治市の菊間港に入港。2022年以降、日本のエネルギー安全保障のためにロシア産ガスだけでなく「サハリン2」からの原油の輸入についても特別に制裁の例外措置が適用されている。
「サハリンブレンド」は液化天然ガス(LNG)生産の副産物で、高品質の原油に分類される軽質で低硫黄の原油。シベリア産のより重質な原油とは異なり、製油所において高度な精油基準を満たしていることからアジアでの評価は高い。太陽石油が最後にサハリンからのロシア産原油を購入したのは、2025年6月。この際は60万バレルだった。今回の輸入量と価格は公表されていない。
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