西武、今季初貯金1 隅田知一郎が緩急自在ピッチング プロ野球
◇○西武4―2楽天●(8日・ベルーナ) 緩急自在のお手本のような投球だった。西武先発の隅田知一郎が8回2失点で試合を作り、3勝目。チームの今季初の貯金1に貢献し、「根気強くストライクゾーンで勝負できた」と汗を拭った。 150キロの速球にチェンジアップやフォークなどを交ぜ、的を絞らせない。 3点リードで迎えた八回に2点を返されたが、2死一塁で迎えた好打者の辰己涼介に対しては直球とカットボールの2球で追い込み、最後は149キロの速球で見逃し三振。外角低めにきちんと制球された球に、辰己は立ち尽くすしかなかった。 西口文也監督は「要所での真っすぐの使い方が良かった」とたたえた。 昨季まで3年連続10勝の今井達也投手が米大リーグ、アストロズに移籍した中、昨季10勝を挙げた隅田には新たなエース候補としての活躍が期待される。ただ、本人は「チームを助けられるように投げたい」と自然体だ。 「シーズンはまだ始まったばかり」。隅田は表情を変えず、グラウンドを後にした。【黒詰拓也】