1日40gで大腸がんリスクが20%低下? 医師が勧める「最強の野菜」と驚きの研究結果
大腸がんは早期に発見すれば非常に治療しやすい病気であるため、推奨される検診を受け、予兆を見逃さないことが極めて重要だ。しかし、日々の生活の中で「正しい食べ物」を選ぶことも、腸の健康をサポートし、リスクを下げるための大きな一歩となる。 【全リスト・画像】ブロッコリー、キャベツほか、大腸がんリスクを下げる「アブラナ科」の野菜11種 学術誌『BMC Gastroenterology』に掲載されたメタ分析によると、ある特定の食品群「アブラナ科の野菜」が、大腸がんのリスクを低下させることが明らかになった。研究者が何を発見したのか、そしてこれらの野菜がどのように腸内環境を整えるのか、美味しく取り入れるコツとともに解説しよう。
1日40〜60gの摂取が鍵
今回の研究では、17の異なる研究データを精査。ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科の野菜の摂取量を自己申告した計9万7,595人の参加者を対象とした。 その結果、アブラナ科の野菜を最も多く食べている層と、最も少ない層を比較したところ、1日あたり40〜60g(ブロッコリー約1/2カップ、または生のケール2〜3カップ分)を摂取することで、大腸がんの発症リスクが20%近く低下することが判明した。 「この結果は、食事、特に野菜の摂取が大腸がんの予防において重要な役割を果たしているという証拠を強めるものです」と栄養士のジェニファー・パリアン氏は述べる。スプリヤ・ラオ医師も「保護効果は1日約40〜60gでプラトー(頭打ち)に達するようです。つまり、一度に大量に食べるよりも、継続して食べることが何よりも重要です」と付け加える。