「育児を終えたとたん妊娠しました」45歳、17年ぶりのまさか。経血量が減って油断。単身赴任から戻った夫と盛り上がった末に【専門家助言】
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少子化が深刻化して久しく、晩婚・晩産化が問題視されがちとなった昨今。だが、近頃の傾向を見ていると、「高齢出産」の目安とされる年齢を超えて出産する人は必ずしも例外的一部とは呼べなくなっている。 「厚生労働省によると、2023年、35歳以上で第1子を出産した人の割合は全体の約21%だったといいます」 こう話すのは、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏。 「5人に1人 が『高齢出産』をする時代となったのは紛れもない現実。これはもはや一部の特別な事例とはとても言えないのではないでしょうか。 ただし、高齢出産の場合、体力・親の高齢化など心配事も増えがちです。これから臨まれる方は、医療機関との連携はもちろん、物心両方の準備、家族との協力態勢を整えておくことが重要となるでしょう」 今回取材に応じてくれたのは、40代の会社員女性Hさん。Hさんは45歳のとき、想定外の妊娠を経験し、妊娠を継続すべきかどうか、深く悩んだ経験がある。 Hさんは25歳で現夫と結婚し、26歳と28歳で出産。下のお子さんの就学をきっかけに地元の中小企業にパート従業員として勤め始め、6年間勤務ののち正社員に採用された。だが、ようやく正社員としての仕事・立場に慣れてきた頃に夫の単身赴任が決定し、仕事とワンオペ育児に奔走してきたという。 Hさんは妊娠の経緯についてこう話す。 「子どもも夫も私が正社員になったことを喜んで応援してくれました。なので、子どもが難しい年代に入ったのに、夫が単身赴任でかなり遠方に住むことになってしまい、決まった時は落ち込みましたね。 それで、3年で戻ってこられたのは良かったのですが、夫が家にずっといてくれるというのが妙に新鮮で、帰ってきたばかりの頃は、やたらと2人で映画や動物園にデートに出かけるなど盛り上がったんです」 子どもたちの成長も「2人の時間づくり」を後押ししたが、育児を終えたと実感したとたん妊娠した、とHさん。 「お恥ずかしいことに全く気が付きませんで…。41歳になったとたん、経血量が目減りしたり、月経周期が不安定になっていたため、もう閉経に向かっているものと思っており、2か月生理が来なくても、妊娠だとは夢にも思わなかったんです」 受診した時は、すでに妊娠「推定」16週程度となっていた。夫はせっかく授かったから産んでほしいと言ったが… 「そんな単純な話ではなかったですね。子どもたちはまだ残りの高校生活と大学にお金がかかるわけで、それを見越して正社員になって頑張ってきたんです。 不注意と言われればそれまでですが、月経も終わりかけているのにまさか妊娠するとは…。ようやく仕事ができるようになったのに、しかも体力が落ちてきているのを実感しているのに、これから赤ちゃんを産んで育てるのは厳しいなと正直思ってしまいました。 まだ妊娠できたんだ…という驚きと少しの嬉しさはありましたが、それ以上に悩みましたね」 人工妊娠中絶手術を選択するのであれば、妊娠21週までに受けなければならないと言われたが、ギリギリまで決められなかったと話すHさん。閉経を診断されるまでは、どれだけ月経不順でも妊娠の可能性がなくならないことを肝に命じるべきだったと反省しきりだった。 【関連記事】「ママのこと許せない」想定外の妊娠に悩んだ45歳会社員。2人の子どもの反応と夫婦の決断とは? ※本記事で使用している写真はイメージです 【取材協力】平塚俊樹:危機管理コンサルタント【聞き手・文・編集】佐原みすず PHOTO:Getty Images【出典】令和5年(2023) 人口動態統計月報年計(概数)の概況
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