5度否決の統合小予算案がついに可決 議長が討論に立つ「まさかの結末」で2028年度開校へ 青森・板柳町
5度にわたって予算が不成立となっていた板柳町の統合小学校の改修について、きょう臨時町議会が開かれました。町が提出した15億円の補正予算案は可決され、2028年度の開校に向けて準備が前に進みます。
★青森放送 濱野壱清 キャスター
「これまで否決され続けてきた統合小学校の補正予算案。予定通り再来年度の開校を迎えるにはきょうが最後のチャンスとなります。どのような結果となるのでしょうか」
統合小学校改修の予算は、これまで議長を除いた議員11人のうち過半数の6人が新築への見直しを求めて反対し、5度にわたって不成立となっていました。きょう開かれた臨時町議会で、葛西町長はこれまでと同じ15億円の補正予算案を提出しました。
討論では反対派の意見は出ませんでしたが、今議長が副議長に席を代わり、賛成の立場で意見を述べました。そして採決のタイミングで…
★板柳町議会 今浩一 議長
「会議規則53条。議長が討論を行った場合は議長席に戻ることができません」
議会の規則で討論に立った議長が採決に加わったことで賛成多数が確実となり、結果的に全会一致で補正予算案が可決されました。
★板柳町 葛西健人 町長
「子どもたちは絶対に裏切らないと、そういう信念のもとで今までずっとやってきました。それが可決いただけたということで、これから進めてまいりたいと思います」
一方、これまで反対を貫いてきた議員はまさかの結末に…
★反対の立場 長内良蔵 議員
「われわれも子どもたちのことをいっぱいに考えながらやってきたんですけど、ひと言で言うと落胆しています」
町は統合小学校の改修工事に向け、準備を進めます。