尾田くん

Last-modified: 2026-05-07 (木) 14:52:43
  1. 漫画『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎のこと。「尾田くん…見損なったぞ…」(>https://web.archive.org/web/20191120180532/ttps://carro-groce.com/guro-douga/22501.html)
    とあるゴシップ動画において、あたかも手塚治虫が尾田に対する批判として用いたかのような構図でサムネイルに配置されていたセリフ。
  2. 中日ドラゴンズ所属の尾田剛樹のこと。本項は2.について解説する。
  3. 2.から転じて、牽制死・盗塁死そのものを指す。


尾田はBCリーグ出身の選手で、2023年に育成ドラフト3位で指名されるもプロ入り後早々の2024年に支配下登録され、俊足を持ち味に代走要員・守備要員として期待されていた。
すると早速65試合出場とプロ初盗塁を記録し、フェニックスリーグではチームトップの打率を記録するなど、育成出身のルーキーとしては上々のスタートを切る。
しかし同時に一軍では打率0割(11打数無安打)、赤星式盗塁がマイナス6になるなど課題も抱えており「(中日のネタ球団扱いが加速度的に進むこととなった)立浪和義政権の負の遺産」と一方的に認定する者もいたが、基本的にこの段階ではまだそれほど知名度もなかったことからネタにはされておらず、あくまで中日ファンの間でのみ知られる程度の選手であった。

監督が井上一樹に変わった2025年の中日は早々にスタートダッシュに失敗し2桁借金を背負ってしまうも、阪神が歴史的な独走を果たして貯金を独占、またヤクルトが最下位を独走という状況からなんとかAクラス争いに踏みとどまっていた。
そんな中、巨人に移籍した元守護神のライデル・マルティネスを打ち砕くと*1そこから驚異の7連勝。その流れのまま迎えた2025年7月20日のDeNA戦でも9回開始時点で2点リードと有利な状況であり、久々のAクラス入りどころか井上政権初の2位浮上が目前まで迫っていた。

ところが、守備固めでレフトに就いた尾田が、1死2・3塁の場面で京田陽太が放ったフライ性の打球の処理を誤りまさかの後逸、土壇場で同点に追い付かれてしまう。その後勝野昌慶がこらえきれず勝ち越され連勝が止まってしまった。
ただ、このプレー自体は褒められたものではないもののただの凡ミスであり、この時点ではファンや監督も擁護気味の反応をしておりネタ化はしていなかった。

翌日7月21日、早朝から守備練習をしていたことが報じられたことなどもあり尾田が名誉挽回を果たせるかに注目が集まっていた。井上監督も尾田の気持ちに応え、9回1点ビハインドの局面で代走として起用。この走者は投手のDeNA・伊勢大夢による先頭打者四球によるものであり、反撃ムードで中日ファンは盛り上がっていた。

しかし、この場面で尾田はまさかの牽制死。それも明らかにリードが狭かったにもかかわらず塁に戻れないという信じられないボーンヘッドであり、このプレーに対する反応が瞬く間になんGとSNSを席巻することとなってしまった。
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2日連続で信じられないやらかしを連発したことで、井上監督も「あまり言及しない方がいいかな」と絶句。当然ながら翌日二軍行きを言い渡された(下画像は有志によるAI生成)。
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その後は二軍でも牽制死を連発してしまい、一気にエッヂを代表する大人気キャラへの仲間入りを果たした末に、とうとう「尾田くん」という名前そのものが牽制死・盗塁死を指す言葉として使われるようになった。

一軍では上記のように目立つやらかしこそあった2025年シーズンだが、二軍では打率.308、出塁率.392でウエスタン・リーグの首位打者・最高出塁率のタイトルを獲得するなど打撃では結果を残す。
その実績に加え翌2026年は開幕から外野手に怪我人が続出したチーム事情もあり*2、度々一軍で起用されることとなる。
しかし、4月10日の試合にて守備固めで出場したにも関わらず1死1・3塁の場面で後逸して逆転される→消極的な守備で追加点を献上のコンボを披露するなどネタっぷりは健在で、相変わらずのご様子をファンから不安視されていた。
そんな中、開幕から絶不調だった中日は盛り塩効果で破竹の4連勝。5連勝をかけて4月29日のDeNA戦に臨むと、9回裏にホームランが出ればサヨナラの場面を迎え、尾田は同点のランナーとして1塁の代走に起用される。
しかし、この場面で尾田はまたしても痛恨の盗塁死。さらに前回と異なり無理に盗塁する場面でもないのに盗塁を敢行して同点のランナーを消滅させる*3という大やらかしとなり、チームも敗戦する。*4
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スタートが悪いのか誰がどう見てもアウトのタイミングで、スライディングの位置があまりにも塁から遠いことや、タッチしていた遊撃手・京田が明らかに笑っていたことなどから、またしてもネットは勝敗そっちのけでこのやらかしに大盛り上がりとなってしまった。

非常にお粗末なこの盗塁死のインパクトはすさまじく、翌日の中日スポーツではこの場面の写真を1面にデカデカと掲載。試合を見ていた中日関係者たちも次々苦言を呈し、特にこの日テレビ中継で解説をしていた権藤博は「考えられないミスですよ」と激怒、同席した内川聖一が必死で宥めるという気まずいシーンが電波に乗ってしまう事態となった。
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Tag: 中日 なんJ


*1 7月9日の巨人戦(福島)。2点ビハインドの2死2・3塁、フルカウントから細川成也が逆転3ランを放ち決勝点に。
*2 昨年クリーンナップを務めた上林誠知が開幕前に、不動の1番センターだった岡林が開幕直後に故障離脱。岡林の代役として起用された花田旭も交錯により離脱し、40歳のベテラン・大島洋平が起用されるなど特にセンターの人材が不足していた。
*3 2点ビハインドのシーンであったため、3塁ランナーが生還しても1点差となるだけだが、1塁ランナーがホームインすれば同点となるため、このランナーをいかにして生還させるかが重要なシーンであった。また盗塁が成功すれば1死2・3塁と1ヒットで同点にできるシーンにはなるが、同時に失敗すれば同点のランナーが消滅して負ける可能性も内包している。
*4 尾田はこの盗塁死で一軍公式戦でのプロ初出塁よりも先に盗塁死と牽制死の合計が二桁に到達するという珍記録を達成してしまっている。