「シンギュろうぜ! vol.2」and【シンギュラボ体験会vol1】Body & Soul Unitーぶっ飛び体験 x Tech
こんにちは。毎日、本当にお疲れ様です。 最近は雨が降ったり止んだり、お天気の気まぐれに少し振り回されるような日々が続いていますね。
でも、そんな「雨」すらも最高の演出に変えてしまうような、圧倒的に非日常で、それでいて最高のイベントがありました。 今週は、月曜日からシンギュラボの公式イベント「シンギュろうぜ! vol.2」に、そして翌々日には「【シンギュラボ体験会vol1】Body & Soul Unitーぶっ飛び体験 x Tech@シンギュラボ渋谷アジト」に参加してきました。
「動の熱狂」と「静の深淵」。
全く違うベクトルのイベントだったのですが、そこには私なりの、個人的な「原体験」が繋がっていました。今回はそのお話をさせてください。
🌈 土砂降りのち、半円の虹。非日常への船出
「シンギュろうぜ! vol.2」は、チケット250枚が完売するほどの熱気あふれるイベントでした。 私が今回、このイベントに行きたかった理由。それは「ドレスコード」が発表されていたからです。
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推奨ドレスコード Singularity in Narrative(物語の中のシンギュラリティ) 映画・文化・物語をモチーフに、自分なりの解釈で表現してください。
推奨:日本文化、日本の物語の引用、上質な抽象化。サイバーパンク、宇宙。 非推奨:既存キャラクターの完全な再現(いわゆるコスプレ)。
伝統(芸者・侍・和装)はリアルに、サイバー・未来・宇宙は抽象的に。
あなたの身体を通じて「本質的な何か?」を表現してください。
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イベントの3週間くらい前から「何を着ていこう?」と考える時間が、もう本当に楽しくて。日常の家事や仕事の合間に、ふと「あの服にしようかな」と考えるだけでワクワクする。そんな体験も含めて、イベントって最高ですよね。
当日は17時40分から、有明から竹芝まで「クルーズ船」に乗って会場へ向かうという、なんとも豪華なスケジュールでした。
……が、朝からまさかの土砂降りの大雨。
「えっ、これクルーズ船出せるの……?」とざわつく中、お昼頃にスッと雨が上がり、無事に出航することができました。
船の上で振る舞われる美味しいビール。
そして、世界最大規模の噴水ショー「アクアシンフォニー」!
小雨がパラつく中、外のデッキに出て景色を眺めていたら、ふと空に
「完璧な半円の虹」が架かっているのを見つけたんです。
あんなに綺麗なかたちの虹、見たことない。朝の土砂降りすらも、この虹のための壮大な前振りだったんじゃないかと思うくらい、ドラマチックで美しい船出でした。
偉い人にもきらきらシールを。
「距離感のバグ」が作る優しい熱狂
竹芝の会場に着いてエントランスに並んでいると、普段はDiscordのテキスト画面越しでしか知らない方々と「あ、いつもお名前拝見してます!」とご挨拶する機会が何度もありました。これこれ、これなんですよね。年齢も肩書きも関係なく、一度みんなが「更地」になって繋がる心地よさ。
そして会場内で私を一番笑顔にしてくれたのが、鼻呼吸のセッションでおなじみの堀杏子先生の姿でした。 杏子先生と合流して、キラキラシールやタトゥーシールを貼ってもらってキャッキャしていたのですが……気づけば会場にいらっしゃる「ちょっと偉いっぽい人たち」にも、どんどんキラキラシールが。その圧倒的なフラットさ。すごい人たちにも容赦なく(そして愛を持って)シールを貼っていく。この「距離感のバグ」最高にほっこりしちゃいました。
推しと、宇宙と、私の作った「変な生き物」動画
さらに、会場の大きなスクリーンでは、コミュニティのみんなで作った映像作品が流れていました。プロのクリエイターじゃなくても、挑戦して作ったものがこんな大舞台で流れるなんて、それだけで夢がありますよね。
私は、杏子先生が作ったキャラクターをモデルにして「宇宙で呼吸を広めてウェルネスサポートをする人工生命」という謎の(ちょっと宗教みすらある)8秒間の動画を作って提出していました。 会場で「私の動画いつながれるかな〜」と探していたら……なんと、メインの登壇者の方々が話している、まさにその後ろの巨大スクリーンで流れていたんです!
「えっ、激アツすぎる!!」と、思わず震える手で動画を撮りました。自分の作ったちょっと不器用で変な動画が、大好きな映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の話題も飛び出すような素晴らしいトークセッションの背景で流れている。
テキストの世界に生きていた私たちが、物理的な空間で、不器用なアウトプットを通してこんな風に繋がれる。 それは間違いなく、私がずっと求めていた「優しい熱狂」の形でした。
氷水の中で「痛み」を手放す
動から静へのダイブ
そして、熱狂の「シンギュろうぜ! vol.2」から一転。
4月30日には、山下悠一さんと堀杏子先生による「【シンギュラボ体験会vol1】Body & Soul Unitーぶっ飛び体験 x Tech@シンギュラボ渋谷アジト」に参加してきました。
今回は脳波測定のチームがいらっしゃっていて、何度も脳波を測りながら色々なワークを行うという、とんでもなく贅沢な体験でした。通常時の脳波を測り、堀杏子先生の「呼吸」「ヨガ」を行い、少し運動をして、悠一さんの呼吸法を行い……そして最後に行き着くのが、「アイスバス(氷水風呂)」です。
このアイスバス、ただ冷たい水に入るだけではありません。「痛みだったり、怒りだったり、そういうものを手放す、ある種の臨死体験」です。
私は全身ではなく、肩の近くまで腕だけを浸かる形で挑戦しました。
1回目はもう、冷たさで肩が縮こまってしまって、首を上げることもできず「手放せたかな……?」という状態。
でも、もう一度チャンスをもらって挑んだ2回目。
サウナ後の水風呂で感じるような「天使の羽衣」感があったわけではないのですが、フッと肩の力が抜け、体がリラックスした状態で周りをキョロキョロ見渡せるようになったんです。
ちなみに、全身でアイスバスに挑んだ方たちは、なんと2〜3分という時間を誰一人リタイアせずに達成されていました。悠一さんに至っては、頭まで浸かって「あぁ〜」と、まるで温泉に入っているような声を出していて……これは、慣れ?適応力??悠一さんがすごいのか???どれだ???と、ぽかんとしてしまいました。
私が「脳波」を測りたかった、個人的な理由
実は今回、私がこの脳波測定のイベントを心から楽しみにしていたのには、ある「個人的で泥臭い理由」がありました。
数年前、私の父が地元の高知でめったにふらない積雪で転んでしまい、頭を強く打って、ほぼ寝たきりの状態になってしまったんです。どんどん誰が誰だか分からなくなっていく父。事故直後の「回復期」には、色々な刺激を与えたりコミュニケーションを取ることが重要だとされているのですが、時はまさにコロナ禍のど真ん中。私もすぐに地元へ帰り、3ヶ月ほど滞在したのですが、その間に父に会えたのはたったの1回だけでした。
「やれることがない」。 そんなもどかしさと無力感の中で私が知ったのが、「ニューロフィードバック(脳波治療)」というアプローチでした。
父に試せるかは分からないけれど、まずは私が自分で受けてみよう。そう思って、知り合いの方に繋いでもらい、私自身が何度か通ってニューロフィードバックを体験したんです。私自身も小さい頃の経験からPTSD的なものを抱えていたので、それを治療するという目的もありました。おかげで少し眠れるようになったり、ウェアラブルデバイスと連動させてデータを取ったり、本当に興味深い体験でした。
結局のところ、父にその治療を受けさせることはできていないのですが……それでも、私の心の中には「何かの役に立つかもしれない」という強い興味と、あの時の切実な祈りのようなものがずっと残っています。
私や私の家族には役に立たないかもしれないけど、誰かの役に立つかもしれない。そういうことにポジティブに関わっていけたらと思っています。
いつだって私たちは、誰かと繋がりたがっている
今回の「BODY AND SOUL」での脳波測定では、全員が呼吸法などを終えた後、「脳波の波のスタート地点が後ろにズレている」というとても興味深い結果が出たそうです。
最先端のテクノロジーを使って、人間の内面や静寂にアクセスしていく。これって本当に面白いアプローチですよね。
そういえば、「シンギュろうぜ! vol.2」の会場で、レールさん、うし君の3人で、佐藤航陽さんと少しだけお話しさせていただく機会がありました。私たちは3人とも四国にゆかりがあるので、「スペースポート高知」の話なども交えながら、「四国チーム盛り上げていきたいですね!」なんて熱く語り合ってしまったんです。
少し前なら、絶対に話せなかったようなすごい方々と、フラットに繋がり、熱量を持って未来の話ができる。このシンギュラボの「バグった距離感」には、いつも驚かされてばかりですが、同時にものすごくポカポカとした温かい気持ちをもらっています。
過去の痛みも、もどかしさも、こうして誰かと繋がり、一緒に未来を面白がっていくためのエネルギーに変えていける。
さて、いよいよハッカソンの締め切りまであと少し! 最高に充実したこの「温かい更地」で、私も私なりの泥臭いアプローチを、最後まで駆け抜けてみようと思います。


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