宇宙ビジネスと創造性の交差点・宇宙とスピの反復横跳び
こんにちは。毎日お疲れ様です。モヤついた空模様で花粉も落ち着き、しとしとと降る雨のホワイトノイズに癒やされているのは、私だけじゃないはず。
実は私、シンギュラボというオンラインコミュニティに2週間ほど前から参加しています。とても活発なコミュニティで、Discordの盛り上がりに日々圧倒されています。「こんなことやりたい!」という企画があがると、あっという間にイベントが設計され、すぐに開催されてしまうスピード感。そして何より、新参者の私でもスッと馴染める温かい空気感があるんです。
そんな中、第3回勉強会が初のオフライン&オンライン同時開催されることに。実は28日に控えているさらに大規模なオフラインイベントへの参加が叶わないため「今日こそは!」と並々ならぬ気合を入れて、
超速でわかる! 宇宙ビジネス 著者の片山 俊大 さんのお話を聞きに、シンギュラボのアジトに遊びに行ってきました。
手ぶらで行くのもなんだかそわそわしてしまい、不要かと思いつつ、ご挨拶代わりの「手作りステッカー」を用意して行きました。コンビニのシールプリントでチョキチョキ切って作るアナログな作業、たまらなく楽しかったなあ。結果的に会場では丁寧な参加者リストが配られたので「やっぱり不要だったかも(笑)」と思いましたが、話の取っ掛かりとしては最高に役立ってくれました。
Discord名のはいったステッカーをご挨拶の名刺代わりにもっていきました
波風を立てない日本のポジション
前半の勉強会では、片山さんが著書『超速でわかる宇宙ビジネス』をもとに、日本が持つポテンシャルや地理的な立ち位置についてお話ししてくださいました。地元高知にもスペースポート構想があると知り、俄然ワクワクしてきました。 スペースポートで売る高知×スペースポートお土産アイデアに思考がトリップ。想像するだけで楽しいですよね〜。
例えば近々の未来では海外旅行のおみやげと変わらないものが並ぶけれど、そのうちスペースコロニーや宇宙を故郷とする世代が出てきたときには、宇宙のお土産と地球のお土産が行き来するわけで。ほしいですもんね、宇宙のご当地マグネットとか。
(現在でも宇宙飛行士の方に向けた地球のお土産⇔宇宙からのお土産、だったら存在してるか)
その後の交流会で非常に興味深かったのが、宇宙の利権をめぐる国際競争の中での日本のポジションのお話。強引に奪うのではなく、平和的に、誰も悪者にせずに間をすり抜けていけるのは日本なのでは、とは、佐藤航陽さんのYoutubeでも複数に渡って言及があったと思っていて。深く頷きながら見ていたので、そういった話が飛び交う交流会、とっても楽しかったです。
さらに「実は深海を開拓するより、宇宙に行く方が簡単」という話題。この話って、なぜ海より宇宙に行っちゃうのか?答え、ロマンだから。という話しか知らなかったので、ひたすら知的好奇心を揺さぶられました。
宇宙と地球の海の話、もっと聞きたかったな〜!
宇宙開発とUIデザインの、愛おしい共通点(多種多様な参加者層)
会場にはエンジニア、エンタメ業界、お医者さんやVTuberの方まで、本当に多種多様な人たちが集まっていました。
中でもテンションが上がってしまったのが、人工衛星を開発されているエンジニアの方との会話です。
私はとある車載UIのデザインに携わらせていただいているところなのですが、人工衛星が規格を決めてから組み上がるまでの期間、どんなに頑張っても年単位の時間が必要で⋯⋯というのは、車も同じなんです。
宇宙と車。違う分野なのに、共通点があり、遠いものだと思っていた人工衛星を少し身近に感じることができました。
さらには、「月面でDJイベントをやりたい!」と本気で語る方にも出会いました。熱量がすばらしくって、意気投合した方とイベントの企画構想もスタート。
こんな現場に立ち会わせて頂いてよろしいんですか?いよいよ面白くなってきたぞ!とワクワクしちゃいました。
宇宙を日常に繋ぐのエンターテイメントの力
いろんな方とお話しする中で、改めて強く感じたのは「エンタメの力」です。交流会が始まってすぐに、まっすぐにエンタメの力を信じる若き起業家の方ともお話しができたという影響も大きかったのかも。
NASAのエンジニアたちの中には、『スタートレック』や『スター・ウォーズ』といった作品に熱狂した世代が数多くいます。大人をも本気でワクワクさせる圧倒的な物語があったからこそ、彼らは実際にエンタープライズ(SFドラマ、映画「スター・トレック」シリーズに出てくる宇宙船)と冠する宇宙船を作ってきたと思うのです。
宇宙リテラシーは大人も子供もワクワクの渦に巻き込んでしまうようなエンタメが育ててくれるのではないか。教育分野でも、事実を並べるだけでなく、物語という最強の魔法を使って、宇宙を文化へ落とし込んでいくスピードを加速させる。エンタメやストーリーを絡めた企画が日本からも生まれたら素敵だよね。と私の脳内で、熱めの連想ゲームが始まりました。
ちょっと大人向けのコンテンツはあるけれど、Eテレの10分アニメみたいな枠で、何十年にもわたる宇宙コンテンツがあったら、きっと子どもたち世代の宇宙リテラシー、やたら高くなるよね。って想像しちゃうんです。
きっと素晴らしい方々がいろんな構想をねっているはず。どんな面白いことを仕掛けてくださるのか、今から本当に楽しみです。
無力な私がここで「やりたいこと」
興奮冷めやらぬ夜だったのですが、実は帰り道、少しだけ落ち込んでもいたんです。「絵が描けるとかデザインができるくらいじゃ、こんな途方もない規模の話の前では無力だなあ」と。でも、気づきました。熱い想いや複雑なシステムを「誰も置いてけぼりにしない優しい言葉や物語」に翻訳するのは得意⋯⋯いや、やってみたいことなのかもしれない。
大きな仕組み作りは、素晴らしい方々にお任せして。私は、私のやり方で無力なポンコツなりに、文字や絵を描き続けていこうと決意できた、最高にポカポカする夜でした。
どっちかだけじゃなく、どっちもの時代。
本当に面白いな、と感じたのが五感や自然と関わることの大切さを説く事ができる方々と、AIや宇宙ビジネスと言った最先端の技術知識を追求している方々が集まっている。
ある種両極端の人々が集い、会話できる場所としてのシンギュラボ。
本当に激アツです。どっちかだけじゃなく、どっちもの時代。
AIとスピリチュアリズムを反復横跳びしながら、爆速で前進までしちゃってるんですから、とっても稀有なコミュニティですよね。
ぜひ、ご存じない方にも覗いてみていただきたいなと思いました。



大きな仕組み作りはできなくても物語を作る方ならば関われるかもーって、深く頷きながら読みました🤩