選り抜き記事
ディートリヒ・ブクステフーデは、17世紀北ドイツおよびバルト海沿岸地域を代表する作曲家・オルガニストである。声楽作品においては、バロック期ドイツの教会カンタータの形成に貢献する一方、オルガン音楽においては、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクに端を発する北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠であり、その即興的・主情的な作風はスティルス・ファンタスティクス(幻想様式)の典型とされている。
ブクステフーデの家系は、北ドイツ・エルベ河畔の都市ブクステフーデに由来する。13世紀から14世紀には、ハンブルク、リューベック等のバルト海沿岸の諸都市に一族の名が現れるようになる。……
- 松苧神社は、新潟県十日町市犬伏の松苧山にある神社。「松苧大権現」とも呼ばれる。祭神奴奈川姫命はこの地域の先住民と推定される高志族を代表する存在であるとされ、織物の神としても尊崇されている……
- イスラームにおけるヒジュラは、特に622年にイスラームの預言者であるムハンマドとムスリムがマッカからマディーナへ移住した出来事を指す。日本語では聖遷とも呼称される。マッカでイスラームの布教を行っていたムハンマドと彼に従うムスリムは、クライシュ族などのマッカの住民から迫害を受けていた……
- 人新世は、人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分である。パウル・クルッツェンらが2000年にAnthropocene(ギリシャ語に由来し、「人間の新たな時代」の意)を提唱し……