ライブ会場での憲法9条が話題。ファンが見たいのは「小泉今日子」か「キョンキョン」か。アイドルの難しさ #エキスパートトピ
小泉今日子さんが2日、3日に日本武道館で行った還暦記念ライブで憲法9条の朗読が流れたことが話題になっています。客席に向けて打ち出された銀テープには「戦争反対!! 平和な世界希望!!」と記載されるなど平和へのメッセージを強く伝える内容にもなっていました。ネット上では「カッコよすぎて鳥肌たった」「熱烈に支持します」といった賛同の声も多々ありますが、一方で「小泉今日子ではなくキョンキョンを見たい」という複雑な反応も散見されます。
ココがポイント
小泉今日子、全国ツアーの日本武道館で「憲法第9条」パフォーマンス、還暦での“休養”控え伝えたかったメッセージ
出典:SmartFLASH 2026/5/5(火)
中森明菜、“透明感ビジュ” で訴えた平和への願い…小泉今日子は「憲法9条ライブ」開催
出典:SmartFLASH 2026/5/6(水)
観月ありさ、小泉今日子60周年公演の観覧オフショ 渡辺満里奈、松本伊代、早見優、本木雅弘ら豪華芸能人も続々
出典:リアルサウンド 2026/5/6(水)
酒井法子 小泉今日子の武道館還暦ライブに大感激 隣の席にはまさかの人気歌姫「本当に綺麗で素敵な方」
出典:スポニチアネックス 2026/5/6(水)
エキスパートの補足・見解
アイドル=偶像。
ファンの憧れや願望、記憶を引き受ける存在であり、ファンが求める姿がそのまま正解になりやすい職業でもあります。
それと同時に、当然ながらアイドルも人間です。年齢を重ね、社会を見つめ、その時々の正解を自分に宿します。
松田聖子さんのように時を経て今も高いアイドル性を保っている人もいます。アイドルではないが、年輪を重ねても依然カリスマ性を保ち続けている沢田研二さんのようなパターンもあります。何を出して何を出さないか。その選択は本人次第です。
そして、それをどう受け止めるのか。これもファン個々人次第です。変化ごと受け止める。昔の姿を大切に持ち続ける。静かに離れる。どれも正解です。
加山雄三さんや「THE ALFEE」のコンサートを取材した時の「ステージ上も歳を取った。客席も歳を取った。だからこそ今、共有できるものがある」という空気。そこで加山さんが一言「ずいぶん経ったねぇ」と言うだけでさらに馥郁たる時間が生まれる。実に心地よいものです。
アイドルの難しさとは、偶像が人間であるという極めて単純で残酷な事実に尽きる。そして、人は変わるものです。ただ、そこからの奥行きにこそ“推し”の第二章があるのだとも感じます。