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ライブ会場での憲法9条が話題。ファンが見たいのは「小泉今日子」か「キョンキョン」か。アイドルの難しさ #エキスパートトピ

芸能記者
写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ

小泉今日子さんが2日、3日に日本武道館で行った還暦記念ライブで憲法9条の朗読が流れたことが話題になっています。客席に向けて打ち出された銀テープには「戦争反対!! 平和な世界希望!!」と記載されるなど平和へのメッセージを強く伝える内容にもなっていました。ネット上では「カッコよすぎて鳥肌たった」「熱烈に支持します」といった賛同の声も多々ありますが、一方で「小泉今日子ではなくキョンキョンを見たい」という複雑な反応も散見されます。

ココがポイント

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出典:SmartFLASH 2026/5/5(火)

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出典:スポニチアネックス 2026/5/6(水)

エキスパートの補足・見解

アイドル=偶像。

ファンの憧れや願望、記憶を引き受ける存在であり、ファンが求める姿がそのまま正解になりやすい職業でもあります。

それと同時に、当然ながらアイドルも人間です。年齢を重ね、社会を見つめ、その時々の正解を自分に宿します。

松田聖子さんのように時を経て今も高いアイドル性を保っている人もいます。アイドルではないが、年輪を重ねても依然カリスマ性を保ち続けている沢田研二さんのようなパターンもあります。何を出して何を出さないか。その選択は本人次第です。

そして、それをどう受け止めるのか。これもファン個々人次第です。変化ごと受け止める。昔の姿を大切に持ち続ける。静かに離れる。どれも正解です。

加山雄三さんや「THE ALFEE」のコンサートを取材した時の「ステージ上も歳を取った。客席も歳を取った。だからこそ今、共有できるものがある」という空気。そこで加山さんが一言「ずいぶん経ったねぇ」と言うだけでさらに馥郁たる時間が生まれる。実に心地よいものです。

アイドルの難しさとは、偶像が人間であるという極めて単純で残酷な事実に尽きる。そして、人は変わるものです。ただ、そこからの奥行きにこそ“推し”の第二章があるのだとも感じます。

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ありがとうございます。
芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「中西正男のエラいすんまへん…。」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」特別賞など受賞。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?。この連載と連動したYouTubeチャンネル「芸能記者・中西正男の正味の話」を展開中。原稿の裏話やよりリアルに説明する動画を日々アップ。

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