「カープ女子はどこ行った?」の声も…広島カープ“観客動員数”リーグワーストの背景にマツダスタジアムの抱える“問題”
ファンに未来を見せて
新井監督は1番・平川蓮(22)、4番・佐々木泰(23)、8番・勝田成(22)という若手主体の打線でペナントレースに突入した。開幕戦のサヨナラ安打は勝田のバットから生まれている。その後、チームの精神的支柱である菊池涼介(36)がスタメンから外れ、秋山翔吾(38)、野間峻祥(33)、矢野雅哉(27)といったベテランや実績のある選手も途中出場となっていた。当初は「若く、新しいチームに作り変える」という期待感もあったが、若い選手たちは結果を出せずに苦しんでいた。新井監督はチームの負けが込むのと同時に秋山や野間をスタメンに戻し、若手がベンチスタートとなってしまった。 「4月25日の阪神戦ですが、1点ビハインドで迎えた9回、無死一塁で打席のまわってきた佐々木に出したサインは送りバントでした。その二塁に進んだ走者が同点のホームベースを踏み、延長戦に入りましたが、開幕4番を託した未来の主砲に、バントをさせたのには驚きました」(前出・地元メディア関係者) 若手の出場機会も減り、チームの未来も見えなくなってしまった。それがファン離れの原因にも挙げられている。もっとも、「レギュラーは与えられるものではなく、奪うもの」との厳しい意見も聞かれた。 「新井監督の優しさも影響しているようです。菊池、秋山、矢野、野間も若手と同じくらい練習しています。彼らにもチャンスを与えてやりたいと思ったと聞いています」(前出・同) ビジターファンにもチケットを買ってもらうような販売方法も検討しなければならないが、広島は昭和から育成のチームでもある。生え抜き選手がチームの中核を担っているものの、最初から結果を出した若手はいなかった。勝つことも重要だが、新井監督はファンに“未来”を見せなければならない。 デイリー新潮編集部
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