【関東鉄道】筑波山ゲートパーク入口

 土浦・筑波山口線(土浦駅~土浦一高前~藤沢~北条~筑波山口、21.9㎞)と下妻・土浦線(下妻駅~高道祖~北条~藤沢~土浦駅、30.8㎞)の筑波山ゲートパーク入口停留所は、関鉄グリーンバスと関鉄パープルバスが関東鉄道への吸収合併に合わせて、令和6年7月16日に北条駅入口から改称された。筑波鉄道ゆかりの貴重な停留所名だったが、鉄道が廃止されて駅舎は解体されているし、バス駅を名乗るような施設はないので、改称はやむを得ないと思う。「つくバス小田シャトル」や「つくタク」も同時に改称されている。
 停留所名改称と同時に、ポールは新品に交換された。筑波山ゲートパーク入口停留所から筑波山ゲートパークまでは徒歩約10分だ。バス停から筑波山ゲートパークまでの道のりには、電柱など随所に案内表示があるのは親切である。もっとも、バスで訪問する人は少ないだろう。北条駅入口時代から何度か利用しているが、いつも乗降していたのは小生のみだったし、車内の乗客も極めて少なかった。
DSC_0706.JPG↑筑波山ゲートパーク停留所のポール。フリガナが振ってある
DSC_0711.JPG↑電柱の案内表示
 さて、筑波山ゲートパークは旧筑波東中学校を利活用し、令和5年11月3日にオープンした。「つくばジオミュージアム」と「サイクルパークつくば」の2つの施設が併設されている。旧筑波東中学校は昭和41年4月1日に、筑波町立北条中学校と田井中学校を統合して開校した(昭和63年1月31日の町村合併により、つくば市立となる)。平成30年4月1日に筑波東中学校、筑波西中学校、小田小学校、田井小学校、田水山小学校、作岡小学校、菅間小学校、筑波小学校、北条小学校が統合し、秀峰筑波義務教育学校の開校に伴い、廃校となった。なお、秀峰筑波義務教育学校は全校児童・生徒約1,100人のうち、約700人が20台のスクールバスで通学しているという。
 このうち、教室を再利用した「つくばジオミュージアム」1階の展示スペースは、教育や観光振興を目的とした自然や文化を次世代に伝える体験型施設となっている。中学校時代の机やいす、ロッカーなどの備品類を再利用しており、生徒として学校に通っている気分となる。
 「休憩ラウンジ」では、歩いて行けるスポットから全国のジオパーク情報まで、幅広い情報を紹介している。
 「ジオ探求ベース」では、筑波山地域である「大地のめぐみ」を、遊びながら探求することができる。総合案内にガイドが常駐しており、茨城県について案内していただいた。
 「大地のつながりシアター」では、身近かな「地域の魅力」と「大地」のつながりを、映像とグラフィックで紹介している。
 「文化財ギャラリー」では、地形や地質と歴史や文化との関わりを、市内の遺跡で見つかった石器や土器、石造物から学ぶことができる。
 「発見発信ラボ」では、筑波山地域ジオパークの活動に関する展示や、書籍などの資料を自由に見ることができる。ワークショップなどのイベントも開催される。
DSC_0747.JPG↑つくばジオミュージアムが入る旧筑波東中学校。3階建ての立派な校舎で、かつては大勢の生徒が通っていたのだろう
DSC_0769.JPG↑門柱には表札が付いたままだ。フェンスで閉鎖され、通行できない
DSC_0753.JPG↑案内図
DSC_0721.JPG↑筑波東中学校の校歌㊧と、「文武両道」のモニュメントが残されている
DSC_0735.JPG↑サイクルパークつくば
DSC_0722.JPG↑つくばジオミュージアム内の「休憩ラウンジ」。昇降口だったようだ。天気がよければ筑波山が見えるという
DSC_0734.JPG↑「ジオ探求ベース」
 校庭跡に整備された「サイクルパークつくば」は、国内最高峰のBMX(バイシクルモトクロス)レーシングコース(最大380m)を備えた自転車施設。つくば市内で活動する「弱虫ペダルサイクリングチーム」の発案によるもので、シャワー室、休憩スペース、整備スペースも完備している。
 筑波鉄道の廃線跡を自転車道として整備した「つくば霞ヶ浦りんりんロード」から約200mのところにあり、レンタサイクル(約60台)もある。
 毎年11月3日には、サイクリングフェス「PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA~ぺだるでいごー筑波山」が開催されている。
 時間があれば、近くの常陸北条駅跡を立ち寄るのもいいだろう。ただし、旧ホームが残っているぐらいで、散策するというほどではない。
DSC_0750.JPG↑令和7年10月11・12日に「第42回全日本自転車競技選手権BMXレーシング」が開催されたことを記念した写真
DSC_0755.JPG↑校庭跡に整備されたレーシングコース
DSC_0760.JPG↑「弱虫ペダルサイクリングチーム」のトヨタハイエース
つくば200 か 632
 平成28年式の三菱ふそうTKG-MK27FH(三菱ふそうバス製造)。つくば北営業所下妻車庫所属で、社番は「2114SM」。
 三菱ふそうエアロミディMKノンステップバス。新製時は水海道営業所に「2114MK」として配置された。平成29年12月16日に取手営業所と統合した守谷営業所の所属となり、「2114MR」に改番された。その後、つくば中央営業所へ転属し、「2114YT」となった。しかし、つくば中央営業所での活躍期間は短く、令和6年につくば営業所下妻車庫へ転入した。関鉄パープルバスが関東鉄道へ吸収合併してからの転入だ。転属を繰り返しているものの、登録番号は一貫して「つくば」のままとなっている。下妻車庫に配置されているエアロミディの中では最新鋭となる。また、つくば中央営業所の「2066YT」も土浦営業所へ転属し、「2066TC」となっており、エアロミディの動きが相次いだ。
 正面に「ノンステップバス」の表記がないので、すっきりとしている。下妻・土浦線や土浦・つくばセンター線(11・土浦駅~千束町~学園竹園~つくばセンター、11B・土浦駅~土浦二高~学園竹園~つくばセンター)などの各路線で運用されている。
DSC_0287.JPG↑つくば中央営業所から転入した三菱ふそうTKG-MK27FH(土浦駅)

この記事へのコメント

9060MT
2026年03月21日 13:38
コメント失礼します。

2114SMは守谷営業所時代に、守谷駅東口〜取手駅西口線でご乗車しております。
守谷時代は、フロントダッシュボードに中のりプレートが設置されていました。

下妻へ転属されたら、下妻、土浦、つくば線以外にも、下館駅や岩瀬駅行きのバスも運用してました。
おっしゃる様に、ノンステップバス表記の他にホイールもシルバーに塗り尽くされ黒ハブが消えてしまいましたね。
ただ、後ろの広告 葬祭式場の看板が守谷時代のまま引き継げられているのが面白いところです。
板橋バス太郎
2026年03月21日 17:36
> 9060MTさま
コメントありがとうございます。
最近は筑波山口や下館駅方面に出かけていませんが、「2114SM」の筑西市広域連携バスでの活躍も見たいものです。逆に「1893SM」や「9458SM」を、土浦駅で見かけることもあります。特に「1893SM」のザ・ヒロサワ・シティ&廣澤美術館のラッピング広告は、土浦駅だと新鮮に見えます。
TKG-エアロミディの特徴だった黒ハブが塗られてしまったのは残念です。