鷹・山川穂高が「勘弁してくれよ」 駐車場で思わず…復活した西武29歳の新魔球
3年連続2桁勝利も一昨年0勝11敗、昨季も黒星が先行していた
チームは昨季覇者で年間8勝17敗と苦汁をなめたソフトバンクに、今季開幕から3カード連続勝ち越し(6勝3敗)。とりわけ、ソフトバンクに1完投を含め3戦3勝、対戦防御率0.39(計23イニング1失点)をマークしている高橋光の貢献度は高い。 大石達也投手コーチは「ジャイロ系のスライダーとシンカーが加わったこともそうですが、昨季まで高めにこだわりがちだった配球で、高めと低めの両方をうまく使うようになったことも好調の要因かなと思います」と指摘する。 バッテリーを組んだ古賀悠斗捕手は「新しい球種をしっかり自分で操れているところが凄いと思います。高めと低め、さらにスイーパーによって横にも投球の幅が広がっている。光成さん自身、試合で投げて成功体験を積み重ねることによって、どんどん自信をつけているところだと思います」と称賛した。 高橋光は2021年から3年連続2桁勝利を挙げ、リーグを代表する存在にのし上がったが、一昨年まさかの0勝11敗(防御率3.87)。昨季も8勝9敗(防御率3.04)と黒星が上回り、オフにはポスティングシステムを申請しながら、念願のメジャー移籍を断念したが、今季はまさに別人のような投球を続けている。 これまでタイトルに縁がなかったが、今季は開幕から1か月以上を経過し、勝利数と防御率で先頭を走っている。高橋光成の才能がフルに開花するのは、29歳で迎えたプロ12年目の今季なのかもしれない。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki