26年卒の就職人気ランキング、ニトリ・ソニーG首位
本社・マイナビ調査
日本経済新聞社と就職情報サイトのマイナビ(東京・千代田)は2026年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生対象の就職希望企業調査の結果をまとめた。文系はニトリが3年連続、理系はソニーグループが4年連続で首位。両社とも多様なインターンシップを通じて企業理解とキャリア形成を促す姿勢が人気を保持した。文系では日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)が前年比で順位を上げ、新型コロナウイルス禍での苦境からの回復を印象付けた。
調査は24年10月1日〜25年3月25日に実施。日経電子版購読などに必要な「日経ID」保有者やマイナビ主催のイベント参加者に投票を呼びかけ、文系2万5163人、理系1万256人から回答を得た。
文理とも上位には常連企業が並び、理系のトップ5の顔ぶれは前年と同じだった。変化が限られるなか、文系では良品計画が前年30位から6位へ大幅に上昇した。身近な商品を展開する「無印良品」ブランドを、サステナビリティー経営にひもづけて発信した店頭やサイトの取り組みが認知度向上の一因とみられる。
JTBグループも文系で9位から7位に浮上。航空2社に限らず観光業界は足元のインバウンド拡大を背景に人気を取り戻している。
理系はデンソー(前年64位から10位)、サントリーグループ(同25位から9位)の躍進が目を引く。後者は好調な業績と定評ある広告での発信が原動力になったもよう。全体として、企業の情報発信姿勢が徐々に人気に反映されていることをうかがわせる結果となった。