世界最大の経済紙も驚嘆!村上宗隆は「究極の異端」打席の61%が…着目した指標は『守備関与がない3大結果』
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は30日(日本時間5月1日)、移動日で試合がなく、1日(同2日)から敵地サンディエゴでパドレス3連戦に臨む。メジャー1年目にして、12本塁打。チームも直近10戦7勝で、最大「7」あった借金は「3」(14勝17敗)まで減らしている。 【実際の動画】村上宗隆、『深夜12時』に会心の逆転3ラン…ついに全米トップの12号 世界最大の経済紙、ウォールストリート・ジャーナルはこの日、「結果は四球か三振か、またはモンスター級の本塁打しかないスラッガー」とのタイトルで、新進気鋭の大砲に注目した。 「村上の12本塁打はメジャートップタイで、(ア・リーグ記録を上回る)シーズン63発ペース。一方、本塁打以外の長打はいまだゼロ。そして46三振を喫し、目が点になるシーズン240三振ペース(メジャー記録は2009年マーク・レイノルズの224三振)だ。これらを総合して浮かび上がる姿は、球界で最も魅力的でありながら、かつ最も理解しがたい選手である」。 「彼が『ultimate outlier(究極の異端)』となっている理由は、主に2つある。第一は明白で、あり得ないペースで本塁打を量産している。低打率で30本と50本は全く話が別で、村上はまさに後者を実現しようとしている。それでいて選球眼は抜群だ。スイングしない球は大抵ボール。スイングすればホームランか三振の山。村上はまさに後者を実現しようとしている。打率低下と同時に、本塁打と三振は球史で最高水準となっている時代で、村上は野球の果てしない追求、『いかなる犠牲を払っても欲しいのはパワー』の究極の体現者となっている」。 同紙は「3 true outcome(守備関与がない3大結果=TTO)」と呼ばれる指標に着目。村上は打席の61%がそれら3要素(本塁打、四球、三振)に該当しているとし、「球史において、シーズンを通してTTOの史上最高は20年ツインズのミゲル・サノが記録した59%だ」と指摘した。 それでも村上に関して、米メディアはこぞって「獲得を見送った他球団が歯ぎしりしている『泥棒レベル』の格安契約」と報じている。ポスティング当初、争奪戦は総額1億ドル(約157億円)超の攻防と目されていた。だが、多くのメジャー球団が三振率の高さとメジャーの球速への対応を懸念した結果、誰も予想していなかった再建途上のWソックスと2年総額3400万ドル(約53億円)で契約した。 同紙は、村上のリクルートを先導した国際スカウト部門のデビッド・ケラー特別補佐の「確かに三振は多くなるだろうと思った。だが同時に、ホームランと四球で十分に貢献してくれるという確信があった。私がピンポイントで見たのは、彼は『何ができるか』だ。どうやら、そこを控えめに評価し過ぎていたようだがね」とのコメントで締めた。(写真はAP)
中日スポーツ