「背中に名前がない」「赤に赤で読めない」 NPBユニフォームで勃発する“視認性の悪さ”問題
NPBユニフォームは、見る側にとって「優しくない」と感じることがある。巨人のユニフォームの背ネームの有無が取りざたされているが、生地と背番号に同じ色が使われていて読みづらいものもある。選手やファンにとって、ユニフォームは“名刺”でもあるのだが。 【写真】「2億円」から「400万円」に急降下 球史に残る“大減俸”を味わった選手がこちら 巨人の選手着用ユニフォームに背ネームが入っていないことは、たびたび話題に上がる。若手選手の台頭が目立つ中、「背番号と顔だけでは誰だかわからない」という声は多い。 「育成から上がってきた選手はリーグ前の選手名簿じゃ載っていないからもう誰が誰だかようわからん」(4月23日/堀内恒夫氏ブログ「今日もどこかであくたろう」) OBの堀内氏でさえ、プロ3年目の平山功太を例に挙げ嘆いていた。「ファンの皆さんに応援していただくためにもまずは名前を覚えてもらわなきゃ。改めて胸番号と合わせて強く希望したいね」と続けている。 「阿部慎之助監督は状況に応じて若手選手にチャンスを与えている。新人や育成出身もいるから、正直名前がわからないことも。背番号と選手名鑑を照らし合わせることも多いですね(笑)」(在京テレビ局スポーツ担当) 巨人は2023年から背ネーム無しのユニフォームを着用する。球団公式サイトには「巨人軍が持つ『FOR THE TEAM』の精神にも通じています」と書かれている。背ネーム無しのユニフォームを採用しているMLBのニューヨーク・ヤンキースと同様、“伝統”と“誇り”を大事にするという狙いだ。 MLBにはホームのみ背ネーム無し(ロードは背ネーム入り)のユニフォームを着用する球団が他にもある。「本拠地でのプログラム売り上げや球団サイト等へのアクセスといった、ビジネス面を考慮して」ということのようだ。 ヤンキースは1929年からこのスタイルを採用し、ファンの間にも定着している。「巨人も何を言われようが思いを貫けばカッコいい」(在米スポーツライター)と支持する声もある。