▶ アシスタント(基本図作図)詳細
1. アシスタントの位置づけ
アシスタントは、
「基本図を“ルール通りに・漏れなく・納期通りに”作成できる状態」
を作るレイヤーです。
ここでの基本図は、主に
構造計算依頼用図面
確認申請の前段階の作図(図面の土台)
となり、以降の申請図作成・審査対応の品質を左右します。
2. 目的
アシスタントの目的は以下です。
図面品質の標準化(ルール遵守)
図面整合の担保(整合チェック)
作図前確認を習慣化(OGSM)
引継ぎ可能な状態の維持(ログ+データ整理)
3. 業務範囲
担当工程
基本図作図
主な成果物(例)
配置図
案内図
求積図(面積)
各階平面図
立面図
断面図
※案件により増減あり(ゴールはOGSMで確認する)
4. 報酬
アシスタント(基本図作図)の報酬レンジは以下。
スタート:20,000円
MAX:27,000円
ルール:全クエスト達成でMAX未達がある場合は スタート(=品質保証の考え方)
5. アシスタントのクエスト(評価基準)
成果評価クエスト(What:何を出したか)
No | クエスト名 | 目的 | 達成条件(数値KPI) | エビデンス(証拠) |
|---|---|---|---|---|
成果① | 納期遵守 | 工程を守る | 3案件連続で納期内提出 | 提出日時が分かるDrive更新履歴+Chatwork提出報告 |
成果② | 柱配置ルール遵守 | 構造前提の品質担保 | 3案件連続でルール通り配置 | 図面PDF+チェックリスト(柱配置項目) |
成果③ | 寸法記載ルール遵守 | 施工性・整合性担保 | 3案件でルール通り記載 | 図面PDF+寸法ルール自己チェックシート |
成果④ | 図面整合チェック提出 | “不整合ゼロ”文化 | 3案件で整合チェック実施&提出 | 整合チェックエビデンス(テンプレ)+提出ログ |
行動評価クエスト(How:どう取り組んだか)
No | クエスト名 | 目的 | 達成条件(数値KPI) | エビデンス(証拠) |
|---|---|---|---|---|
行動① | 作図前OGSM確認(Chatwork共有) | 作図の目的・ゴールをズラさない | 作図開始前に 毎案件 OGSMを投稿 | Chatwork OGSM投稿リンク |
行動② | 依頼内容確認&エスカレーション | “自己判断しない”を徹底 | 依頼受領ごとに「不明点なし/あり」を報告し、疑義があれば即エスカレーション(3案件達成) | Chatwork報告ログ(定型文OK) |
行動③ | 案件終了フィードバック提出(共通クエスト) | 仕組み改善の入力を増やす | 案件完了ごとに改善点を1つ以上投稿(毎案件) | Chatworkフィードバック投稿リンク |
※「共通クエスト(仕組みフィードバック)」は全レイヤー必須です。
6. 行動クエストのテンプレ(実運用)
行動①:作図前OGSM(Chatwork投稿)
作図依頼を受けたら、まず資料確認し、以下をChatworkへ投稿。
O(目的):例)確認申請図の前段階の構造依頼図面作成
G(ゴール):配置図/案内図/求積図/各階平面/立面/断面 を作成し納品
S(戦略):縮尺確認、作図ルール確認、過去物件参照、不足資料確認→不足はディレクターへ、疑問点はCAD相談役へ
M(完了基準):図面整合、求積整合、ルール自己チェック→チェック依頼→チェックバック対応完了→ディレクターが納品できたら完了
行動②:依頼内容確認(疑義がない場合の定型文)
「依頼資料内容確認しました。現時点で不明点・疑問点はありません。作図開始します。」
疑義がある場合は、具体箇所を添えてエスカレーション。
7. 成果クエストの“整合チェック”とは
整合チェックは「目視」ではなく、テンプレで証拠を残すことが条件です。
整合チェック項目(最低限)
平面と立面の高さ整合
平面と断面の階高整合
配置と平面の外形一致
求積図と面積表の一致
主要寸法(通り芯・外周)の一致
提出物:**整合チェックシート(テンプレ)**をPDFで提出
8. よくある失敗パターン(制度上の注意)
① 目的未確認のまま作図開始
→ OGSMを必須にして防止
② 寸法・柱配置ルールが案件ごとにブレる
→ ルール遵守を成果クエスト化して矯正
③ 整合チェックが「やったつもり」になる
→ エビデンス提出必須にして曖昧さ排除
9. レイヤーアップ条件(アシスタント → ディレクター)
アシスタント → ディレクターは以下。
全クエスト達成
エビデンス提出
管理職面談(適性確認)
※WCM面談は「オンボーディング→トレーニー」のみ。
10. アシスタントの最終ゴール
アシスタントの最終ゴールは
「基本図を、仕組み通りに、品質を担保しながら、再現性高く納期内に出せる」
状態です。
ここが安定すると
申請図の手戻りが減る
ディレクター層が判断に集中できる
組織全体の品質が安定する
という効果が出ます。