目次
目的
本ルールブックは、コモハウスにおける意匠ディレクターの業務遂行に必要な
行動指針・業務ルール・姿勢基準を体系化したものです。
目的は、担当者ごとのスキル差をなくし、誰が担当しても
同品質・同スピード・同信頼レベルの業務提供を実現することにあります。
マインドと姿勢
■ 1-1 コモハウスの姿勢
★★理念/指針
意匠ディレクターは単なる図面管理者ではなく、
プロジェクト推進の要(ハブ)であり、クライアントの右腕です。
理念の3軸:
信頼の蓄積:誠実・正確・迅速な対応の継続
課題解決思考:原因を掘り下げ、解決策まで導く
共創の姿勢:社内外問わず「共により良くする」姿勢を貫く
■ 1-2 クライアント課題解決姿勢ルール
▷ 基本マインド
クライアントの依頼や要望は“指示”ではなく、“背景にある意図”の表れである。
その意図を理解し、最適解を導くことがディレクターの役割。
▷ 行動原則
観点 | 行動指針 |
|---|---|
意図の深掘り | 依頼の背景・目的・優先度を必ず確認する。 |
提案力 | 「どうすれば実現できるか」を自分の言葉で示す。 |
記録力 | 全てのやり取りをNotionやメールで履歴化する。 |
判断力 | 「スピード」と「精度」を両立する姿勢を持つ。 |
▷ 実務ルール
対応内容・判断理由はNotion「物件概要+日報」ページへ記録。
判断に迷う場合は品質・技術相談役または本部へ即報告。
■ 1-3 行動軸・判断基準
「指示待ち」ではなく「課題先読み」を徹底。
「報・連・相」は早く・簡潔に・証跡を残す。
判断基準は「クライアントへの価値提供となるかどうか」。
業務運用ルール
■ 2-1 業務分掌表兼フローチェックリスト
案件開始時は案件フォルダにある「業務分掌表兼フローチェックリスト」のスプレッドシートを開き、
上から順に実行し、チェックを付けて履歴を残す。
対応内容や成果はNotion「物件概要+日報」ページへ反映。
該当するマニュアルはシート内に記載があるため、該当箇所で参照する。
■ 2-2 報告・記録ルール
初動検討・許認可洗い出し・課題抽出などはNotion「物件概要+日報」への記載ととにも必ず本部へ報告。
空欄を残さず「該当なし」と明記する。
業務後は日報に反映し、PDFを00_日報フォルダへ保存。
重要事項(メール・電話・チャット)はNotionへ要約転記。
■ 2-3 スケジュール遵守ルール
初動フェーズ日数の遵守は必須。
遅延見込みがある場合は即本部・クライアントへ報告。ご自身の判断で工程調整はしないこと。
確認申請事前申請先にはアップ後すぐに連絡し、確認下付スケジュールの可否を確認。
納期遅延のリスクがある場合は、代替策を本部と協議し提示する。
情報共有・品質管理ルール
■ 3-1 記録・エビデンス管理ルール
クライアント・CADオペ・申請担当者とのやり取りは全て履歴化。
決定事項・依頼メール・成果物は案件フォルダ構成ルールに従って格納。
Googleドライブを正とし、個人保存は禁止。
フォルダ名は「日付+(送or受+)内容」で統一(例:
20251103_送_基本図ジョーアブロード依頼
)。※送or受はこちらから送信したデータであれば「送」、相手方から受け取ったデータであれば「受」という命名ルールとする。
■ 3-2 品質・技術相談役への依頼ルール
推奨相談タイミング:
初期検討段階での法的判断・許認可整理・条例確認など→本部バックオフィス担当から依頼
特殊構造や避難・条例対応など、判断難度が高い場合
必須相談項目:
確認申請事前相談図書一式のチェック依頼
(期限内または申請アップ直後でも可)
運用ルール:
回答は助言であり、最終判断はディレクターが行う。
チェックバック図書は必ずエビデンスとして保存。
確認申請フロー運用ルール
■ 4-1 確認申請業務における意匠主導フロー
確認申請では、まず意匠図書を先行してアップロードし、
その後に構造図書・省エネ図書を添付して本受付へ進めていきます。
この際、構造・省エネ図書がアップされる時点で、
意匠に関するすべての審査機関指摘が解消済であることを原則ルールとします。
▷ 運用上のポイント
項目 | 内容 |
|---|---|
意匠図書アップ時 | 意匠図書単体での事前審査を完了させ、指摘項目を全て洗い出す。 |
構造・省エネ図書アップ時 | 意匠側の全ての指摘が解消済である状態にする。 |
チェック体制 | ディレクター自身のチェックに加え、必要に応じて品質・技術相談役の最終確認を受ける。 |
フォルダ管理 | 意匠図書アップ版・指摘対応版・本受付版を明確に分けて保存する。 |
▷ 目的
審査期間中の指摘重複・再指摘を防止し、
全体の確認申請工程をスムーズに進行させる。
意匠・構造・省エネの3者間連携を早期段階で整備し、
審査機関とのやり取りを効率化する。
■ 4-2 構造事務所、省エネ事務所との図面の共有ルール
確認申請やクライアントとの調整などで意匠図が一部でも変更になった場合は即座に関係各社へ反映図面を共有すること。
その際に必ず、変更箇所に印をつけて共有することをルールとします。
どの変更が構造や省エネに影響するかは知識があった場合でもこちらで判断せず、変更があった事実だけを伝えて判断は各社に任せるというスタンスとしてください。
クライアント対応ルール(即レス対応)
■ 5-1 コミュニケーションの原則
クライアント対応における第一原則は「即レス」。
内容の重さに関わらず、何かしらの反応(確認します 等)を即時返すことを最優先とする。
数時間以内のレスポンスを基本とし、12時間以内は上限。
即レスは「誠実さ」の表現であり、クライアント信頼構築の最重要要素。
内容確認に時間を要する場合でも、「確認に入ります」「社内確認後ご連絡します」といった一次反応を必ず返す。
軽いものでも返信があるだけで、クライアントは安心する。これはクライアントに限らず協力関係にあるパートナー事務所も同じです。
■ 5-2 電話対応ルール
すべての電話に原則受電。出られない場合は必ず折り返す。
電話内容はNotion「物件概要+日報」ページに即記録。
「誰が」「何を」「どう判断したか」を簡潔に記録し、必要に応じてフォローアップメールを送付。
電話で重要事項をクライアントと話し合って決定した場合、必ずメールで内容確認を関係者全員CCに入れて共有すること。
■ 5-3 チャットルール(Chatwork)
メッセージには極力「即レス」。遅くとも12時間以内に返信またはリアクション。
決定事項はNotionに転記して記録化。
■ 5-4 メール対応ルール
件名に【クライアント名】【案件名】【内容(納品・確認など)】を必ず記載。
「お世話になります」の挨拶の後は、必ず自分の名前を名乗ること。署名欄に記載があった場合でも、即座に誰からのメールか相手がわかるようにすること。
納品メールは宛先・CC・添付・内容を二重チェック。
重要メールはPDF化して案件フォルダ(03_意匠図書やりとり)へ保存。
※送信いただくメールは自動的にteam_hq@como-a.jpへBCCとして設定されています
■ 5-5 メール署名テンプレート
メールの署名欄は以下のフォーマットで統一すること。
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コモハウス合同会社 / コモハウス一級建築士事務所
〒231-0021
神奈川県横浜市中区日本大通33番地
神奈川県住宅供給公社ビル2階
ディレクター氏名(よみがな)
TEL:○○-○○○○-○○○○
E-mail: ○○@como-a.jp
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付録・参照資料
■ 6-1 案件フォルダ構成ルール
■ 6-2 日報ルール
▷ 基本方針
物件概要+日報は「翌日、他の担当者が見ても滞りなく引き継げる状態」を目的とする。
空欄や記載漏れを防ぎ、業務全体の流れが把握できる情報を残すこと。
▷ 記載ルール
進捗・課題・クライアント対応・検討内容を簡潔に時系列で記入。
該当なしは必ず「該当なし」と明記(システム上、明記できない箇所は不要)。
空欄状態が続く場合は理解度不足と判断し再研修対象。
毎日業務終了時に入力、翌朝9:00までに完了。
PDF化し00_日報フォルダへ保存。