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03-2.【テキスト】PD/TD初回案件OJTスタンス
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03-2.【テキスト】PD/TD初回案件OJTスタンス

― コモハウス 意匠事業|導入・教育の基本原則 ―

1. このOJTの目的

本OJTの目的は、
業務を教えることではありません。
業務分掌表兼フローチェックリストを起点に、自ら案件を前に進められるプロジェクトディレクター/テクニカルディレクターを育てること
です。
そのため、
「指示を待つ」「正解をもらう」ことを前提とした行動は
本OJTでは想定していません。

2. 基本スタンス(最重要)

● OJT案件であっても、進行責任者はPD本人です

本部は「伴走者」であり「代行者」ではありません
チェックリストを管理し、
案件を前に進める責任は 常にPD本人 にあります

● チェックリストが“上司”です

次に何をするかは
人ではなく、チェックリストが示します
本部は
「チェックリストのどこを見るべきか」
を伝える立場です

3. PD/TDに求める行動原則

① まずチェックリストを見る

分からなくなったら
最初に戻る場所はチェックリスト
「次に何をすべきか」を
自分で特定すること が前提です

② 分からない場合は「タスク単位」で質問する

❌ NGな質問例
「次に何をすればいいですか?」
「どう進めればいいですか?」
⭕ OKな質問例
「〇〇フェーズの△△タスクについて、
判断材料として□□と××のどちらを優先すべきか迷っています」
「このタスクは過去事例と同じ処理で問題ありませんか?」
👉
質問は“作業”ではなく“判断点”に対して行うこと

③ 仮判断を持ったうえで相談する

相談時は、以下を必ず整理してください。
該当タスク
自分の理解
迷っている点
自分なりの仮判断
これは
正解を当てるためではなく、判断力を育てるため のルールです。

4. 本部の関わり方(教える側のルール)

● 本部は「答え」を渡しません

本部は
判断軸
過去事例
注意点
を提示します
最終的にどう動くかを決めるのはPD本人 です

● 本部がやること/やらないこと

やること
やらないこと
チェックリストの確認
先回りした指示
判断材料の提示
正解の即答
リスクポイントの共有
作業の代行

5. 1件目OJT案件の位置づけ

1件目は
「教えてもらう案件」ではなく「学び方を身につける案件」 です
完璧な処理は求めません
重要なのは
どこを自分で判断し、どこを相談したか です

6. OJT終了時の振り返り(必須)

1件目終了後、以下を振り返ります。
自分で判断できた点
相談が必要だった点
次回は一人でできそうな点
マニュアル・フローチェックリストへのフィードバック(必須)
OJT振り返りにおいては、
以下の観点で マニュアルおよびフローチェックリストの不備・漏れ を必ず確認します。
手順が分かりにくかった箇所
判断基準が曖昧だった箇所
実務上、記載が不足していると感じた箇所
チェックリスト上は存在するが、運用上迷いが生じた箇所
これらはすべて
「個人の理解不足」ではなく「仕組み改善のための重要なフィードバック」として扱います。
OJTは
人を育てると同時に、仕組みを育てるプロセス であり、
本フィードバックはその一環として必須とします。
この振り返りは、
将来のレベル判定(自走判定)の重要な材料 になります。

7. このスタンスを守る理由

このOJTスタンスは、
属人化しない
教育コストが増えない
管理職が変わっても崩れない
社長がいなくても回る
という
「売却可能な組織」を作るための前提条件 です。

8. 最後に

本OJTは、
できるだけ早く一人で案件を任せるため の仕組みです。
迷うこと、考えること、質問することは
すべて歓迎されます。
ただし、
考えずに待つことだけは想定していません。