2026年4月30日 (木)

HOKUETSU Spirits 2026 ~前進か、後退か~

髙橋泰・山澤に栄冠!渡辺・伊藤も躍動の準優勝!!

その裏で多くの3年生が自ら勝負を降りる大惨敗…

Img_0933

4月25日,26日 ハイスクールジャパンカップ2026新潟県予選会

【ダブルス】

 第1位 髙橋泰・山澤ペア(本戦出場)

 第2位 渡辺・伊藤ペア

【シングルス】

 第1位 山澤 隆人(本戦出場)

 第3位 髙橋 泰斗

春の全国を経験し、その後の遠征でも多くの経験を積んできた北越でしたが、積みあがったのは自信ではなく、慢心と驕りだったのかもしれません。4月に入ってからの練習では、一部の選手のわがままで自己中心的な思考によりミーティングの意思決定がなされてきたようです。北越の強さは本来、選手それぞれの対話から練習内容が決まっていくことにあります。常に仲間を観察し、課題に向き合っていく。そこから信頼関係は生まれ、大きく育っていく。自ら考える力を養い、自らの行動に責任をもつ。このような自立した選手が育つ集団であれば、どんなときでも結果は自ずとついてくるはずです。

しかし、今のチームには肝心な「対話」がありませんでした。自分の言いたいことだけを通し、やりたいことしかやらないわがままな選手。逆に嫌われることを嫌がり、いうべきことが何も言えない臆病な選手。こんな二極化した集団ではチームを向上させるミーティングができるはずもありません。案の定チームの状態は上がらないまま、シーズン最初の公式戦を迎えました。

3年生にとって最後のシーズンの始まりです。緊張、不安、焦りと向き合って乗り越えていく必要があります。しかし、そのための時間を過ごしてこなかった彼らは、あっさりと土俵から降りていきました。我慢する、歯を食いしばるという耐性がない選手たちは競った場面でことごとく無謀な攻撃を繰り返し、失点を重ねていきました。

Img_0921


選抜が終わってから今日までの期間、とても甘えてきた日々だった。具体的には、冬の期間毎日のように取り組んできたランやフットワークを何もなかったかのようにあっさりやめてしまったり、自分はムードメイクリーダーという役割を与えられていたのにも関わらず、それを実行せずすべて凛や下級生に押し付けてしまっていた。練習中も自分がするべきことではなく楽でやりたいことを行い、できないことから目を背けて逃げた。何か自分の気に入らないことがあったらすぐに態度に出して物に当たったり大切な仲間やペアを傷つけて雰囲気を壊すようなこともたくさんした。些細なことで崩れてしまうメンタルの脆さや、すぐに何かに当たらないと気が済まないという人間として弱い部分がたくさんある。自分のチームにおいての役割はムードメイクリーダーで、チームの士気や雰囲気を上げるだけでなく、1人1人をよく観察して、その人にあった声掛けをしないといけない係なのに自分はそれを全く実行せず、チームを見ず、自己中心的になり今の現状である緩い空気を変えることができていなくて悪い方向にチームを作り上げてしまった。(加藤玲音斗)

3年生が自分の意見を言えずダメなことをダメと言えない。女子テニス部やバドミントン部はいつも3年生が1,2年生に対して実力関係なく指摘しあえていて、チームとしてまとまりがあると思う。逆に自分たちは実力がある人しか意見できず、下の人は何も言えずにただ従っているだけ。もっと実力のあるなしに関わらず同じ人間、選手としてダメなことはダメとはっきり言えるようになっていかなければならないと思う。3年生を見て1,2年生は学んでいくから3年生がしっかりしないとチームは変わらないと思う。自分がミスをしたり、ペアがミスをしたときにイライラが顔や行動に出てしまったりプレーに出てしまっている人がいて空気を変にピリつかせてしまって空気を悪くしてしまう人がいる。それに対して、そういうのをやめようと言える人がいない。(久保田悠斗)

自分のことを優先している人が多すぎる。1年生は1つ1つの行動が遅く、まわりを見れている人が1人もいない。2,3年生は人任せにしている人が多い。とくに団体メンバーはそういう声出しとか球拾いから逃げすぎているし、自分にとって都合のいい行動しかしていない人がいる。また、自分の機嫌でチームやペア間の雰囲気を壊す人がいる。上手くいかなかったりペアのミスで誰かや物に当たる。もっと大人になる必要がある。練習の空気がぬるい。とくに入りがひどい。声出しに関しても出していればいいと思っている人ばかり。声出しはやらせたら作業になってしまう。1人1人が気持ちを変えていかなきゃ一生変わらない。昨日みたいに大会でおされているときにいきなり声を出すようじゃいけない。1,2年生の態度も悪い。平気で先輩にひどい言葉を使っていることがある。トレーニングをさぼっている人がいる。トレーニングに限らずやるべきときにやるべきことをしない人がいる。1人が妥協するだけでチームとして一気に崩れる。(佐々木凛)

選抜大会から今まで、自分の調子、ペアとしても上がらず、まずは打つ量を増やそうと思い朝練や夜の自主練などで時間をつくった。自分のことで精一杯で、上手くいっていないときのイライラで周りの雰囲気を崩してしまっていたときは何度もあった。自分に向き合いきれていなかったし時間の無駄だった。チームのために声出しはしていたけど、1人1人に対しての声掛けはできていなかったし、トレーニングでも自分がきつかったら声はだせていなかった。(髙橋奈々輝)

昨年もこの季節に停滞し、ハイジャパ予選は惨敗しました。そして彼らは同じ失敗を繰り返しました。しかもこの失敗は昨年の失敗をよく知る3年生たちによって作られました。今までの成長はまだまだ本物ではなく、ハリボテでした。

大会の翌日にはミーティングを行いました。徹底的に弱さ、甘さ、脆さを洗い出しました。とってきた行動が間違っていたことを自覚しました。

この失敗から何を学ぶのか。学ぶことはできるのか。本物の成長、心の成長が求められます。

2026年4月10日 (金)

HOKUETSU Spirits 2026 ~越えなければならない壁~

全日本高等学校選抜ソフトテニス大会

「あと1点」届かず。明徳義塾(高知)に1-2で屈す

Img_0870

久しぶりの更新になります。今年度も北越高校男子ソフトテニス部をよろしくお願いいたします。

3月28日。名古屋市にある日本ガイシホールにて、今年も全日本高校選抜大会が開幕しました。北越の対戦相手は高知県代表の明徳義塾高校。昨年のインターハイにてベスト8に入賞し、この大会でも第7シードに位置する強豪校です。

この対戦は、この日の最終戦で17時を過ぎて始まりました。2面展開で始まった戦いは第1対戦が加藤・伊藤ペア、第2対戦が髙橋・山澤ペアです。

積極的に攻撃していく加藤・伊藤ペアですが、慣れないサーフェスと相手の戦術に対応しきれず1G目を落とします。しかし、徐々に順応していくと2G目を奪取。3G目は競り合いましたが、取り切れずG1-2。4G目は加藤のサーブから相手を崩しP2-0としますが、このリードを守り切れずに落とすと、この流れを食い止めることができずG1-4で敗戦となりました。どのゲームも序盤をリードし、ゲームポイントを取るところまではいきましたが、あと1点が取り切れませんでした。

隣のコートでは髙橋・山澤ペアが対戦。この試合は先に北越の攻撃がうまく決まり、リードしていきます。相手のミスも増えG3-1。しかし、ここから相手はディフェンシブなテニスに切り替え、なかなか決め切ることができません。勝負を決めたいという焦りも生まれ、ミスも増えていきます。そしてファイナルゲーム。ここでも序盤P1-3となります。しかし、この2人は崩れませんでした。ここを追いつき、そして逆転。ファイナルデュースにもつれたこの一戦を、勝ち取りました。

そして最終戦。北越は早川・髙橋ペア。北越のエースであり、チームの支柱であるこの2人を3番に置き、最後の勝負です。

明らかに格上の選手との対戦でしたが、徹底して研究し、準備してきました。明確に戦術を決め、冷静に、そして積極的に攻めていきました。G1-0,1-1,1-2,2-2。互いに攻め合い、膠着状態となります。この重要な5G目。勝負に出ましたが、相手に上回られました。

6G目は絶対に落とせない過緊張と、勢いに乗る相手の攻撃に飲まれ、あっという間にP0-3。絶対絶命でした。しかし、髙橋のレシーブで1点を返すと、相手のミスにも助けられデュース。早川の積極的な配球でアドバンテージ。あと1点でファイナルゲームというところまで来ました。

しかし、この1点は我々にとって重く、遠い1点でした。

3年連続でたどり着いた全国選抜。しかし、シード校の壁は高く、今年もこの壁を越えることはできませんでした。

今日の明徳戦は練習してきたことだけやろうと決めて試合に入ることができていたので、迷いも少なくプレーできていたと思う。ほぼ毎ゲームリードする場面はあった。そのリードを守り切れていれば、もっとゲームカウントは変わっていたと思う。相手との実力差は少しは縮まってきてはいると思うが、勝負強さが勝つ理由だと強く感じた。P2-0からどうやったらP3-0,3-1リードにもっていけるのか。またリードされているときにどうやってポイントをとるのか。そのポイントの取り方を知っているのが勝つ理由だと思った。強打なしで相手を振り回してスマッシュでポイントをとったり、相手のボールが浅くなるまでじっくり待って浅くなったらダブル前衛をしたりと並行陣をうまく使えるとプレーのパターンはとても増える。県総体まで、残り約60日ほどしかなくて、この60日は自分のテニス人生の集大成にしなければならない。今のままでいったら本番は弱気になり雰囲気に飲まれてベスト8すらいけないと思う。逆にこの60日を死ぬ気で動いて考えてテニスすれば結果は変わると思う。昨日の自分よりも強くなる。(伊藤智悠)

善戦した、とは言えるでしょう。実際選手たちは本当によく頑張ってくれましたし、シード校を相手にあと一歩というところまで追いつめたとは思います。しかし、届かなかったのもまた事実。3ペアとも「あと1点」を取り切れずに落としたゲームがありました。たらればですが、その1点が取れていれば、もっと相手にプレッシャーをかけることはできたと思いますし、もしかしたら勝敗をひっくり返すこともできたかもしれません。夏の全国を目指す上で、この壁は絶対に越えなければならない壁だと感じています。

自分ははじめて全国選抜に出た。北越は明徳義塾とやった。相手は強いペアがいるなか、挑むことを忘れないで戦った。最初ロブから入って意外と相手がロブを嫌がっていたので、ロブ中心で戦いに入った。2,3ゲーム目はうまく取れたけど、途中から相手もわかってきて、ストロークもうまく使いながら戦えた。後衛勝負でも無理に打たずに落ち着いて戦えてよかった。3番勝負の早川・髙橋戦はみんなでちゃんと勝ちきる気持ちがあったと思った。あんなに盛り上がって楽しいテニスができたのはみんなのおかげである。次はちゃんと勝ちきってみんなと分かち合いたい。(髙橋泰斗)

全国選抜では初戦で負けてしまった。結果だけ見れば悔しさしかないけど、試合を振り返ってみると自分たちがこの日のために準備してきたこと、成長してきたことは確実に相手に通用していたし、間違ってはいなかったんじゃないかと強く感じた。選抜前の全国私学や練習試合では思うような結果を出せないことは多々あった。技術というよりはチームとしていろいろな問題があるように感じていた。戦う自覚が足りない人がいたり、試合中の雰囲気が悪くなったり、ペア間でのコミュニケーションがとれていなかったり、このようなチームとしての問題を越えていかなければ全国ではまったく戦えずに楽しめずに終わってしまうと思った。そこで選抜の1週間前にみんなに変わってほしいことをミーティングや個人で話した。どれくらいの人が自分の言ったことに意識を向けてくれるかわからなかったけど、大会では悪い雰囲気は一切なく、自分が見てきた中でも一番チームがまとまっていた瞬間だった。全員が最後の最後まで諦めずに「絶対に勝つ」という覚悟が伝わってきて、このチームで戦えることに誇りを感じたし、試合後にみんなが楽しかったって言ってくれた。だからこそ、この負けで終わらせない。この舞台で感じたあと一歩の差を必ず埋めて、インターハイでは、この悔しさをすべてぶつける。そして、全国ベスト8の壁を次こそは越える。(佐々木凛)

Img_0863

Img_0864

Img_0865

Img_0866

Img_0867

Img_0869


今大会は、多くの保護者や卒業生、関係者の皆様が会場まで応援に駆けつけてくれました。アツい応援が選手を後押ししてくれました。勇気づけてくれました。本当にありがとうございました。

話は変わって、春は開花の季節です。全国選抜の前後には多くの研修大会に参加し、たくさんの対外試合を行ってきました。新しい風を吹き込んでくれる新1年生。飛躍を誓う新2年生。そして最後のシーズンに覚悟を決める新3年生。様々な想いが交錯する中、地中にじっくり根を張ってきた選手たちが花を開こうとしています。

奈良遠征最終日

この試合では、正直相手の方が自分より圧倒的に打球力があると感じて真正面からラリーしても勝てないと思ったから、ペアと話し合って先に自分が中ロブで動かしてラリーしていくからどんどん仕掛けていこうということを決めて試合に入った。序盤から前衛の上をつかったおかげで相手前衛が上を張ってくれて足が止まってくれたから後衛前ラリーでも前衛を気にせず打ち合えた。また、ゲームの1本目などで前衛のボディを狙って相手のミスを誘ったり、すべてミスになってしまったけれど、右ストレート展開でクロスにもっていくボールを打ったり、単純に後衛勝負しても勝てないから、どんどん前衛にプレッシャーをかけながら展開をつくれた。この試合ではG2-3のP3-2であと1本とればファイナルになるというところまでいったけれど、そこで取り切れなくて負けてしまった。負ける試合ではなかったと思うし、自分でもこんな強い相手をやり合えるんだということに自信がついたから、こういうレベルの高い相手をやれたことはよかったと思う。だけどやっぱり負けたことは悔しいから、次は絶対に勝つ!(久保田悠斗)

4月25日には、今シーズン初の公式戦であるハイジャパ予選が新潟市庭球場で行われます。今年の北越がどんな花を咲かせているのか、ぜひ多くの皆様にご覧になっていただけたら幸いです。

そして、今年のインターハイ会場は京都府福知山市。この地で満開の北越の花を皆様に観ていただくため、成長してまいります。応援よろしくお願いいたします。

2026年1月14日 (水)

HOKUETSU Spirits 2026 ~越える~

北信越選抜準優勝!

3年連続で春の全国へ!!

Img_0419

 やっとこの日がやってきた。確実に去年戦った2年生は成長しているし、他の学校と戦えるような実力はある。あとは、やってきたことを出しきれる環境をサポート含めて全員でつくっていく。プレッシャーをワクワクに変えて北信越を全力で楽しむ。

 おそかったかもしれないけど自分なりに変われるところを少しでも多くなるように日々努力してきた。これは団メンだけの勝負じゃない。全力で自分が主役なんだと思って戦う。(佐々木 凛)

 今日の公開練習では自分たちがやりたいことができていたし、スマッシュや4ポイントでやっているときも明日を想定して練習ができていて良かった。

 明日はこの新チームが県外でどこまで戦うことができるか試せる日なので、4試合なにがあっても全力で楽しんでやる。優勝を狙えるチームでもあるし、去年越えられなかった所を越えるチャンスでもあるので、去年越えることができなかった能登と金津にはリベンジする。高岡商業も難しい戦いになると思うが全力でチーム1つになって楽しむ。新潟の歴史を変える。(伊藤 智悠)


昨年、一昨年と第3代表決定戦をギリギリで乗り越えて全国選抜への切符を手にしてきました。今年こそ、この壁を越えて北信越を優勝するんだと誓い、準備をしてきました。結果は3勝1敗で準優勝。能登(石川)、金津(福井)と3勝1敗で並びましたが、得失点差にて2位。目標としていた優勝には一歩届きませんでしたが、なんとか今年は、代表決定戦を経ずに全国への扉を開くことができました。

8月のブロック国スポ終了後から、この北信越を見据えて様々な準備をしてきました。個のスキルアップ、各ペアによる戦術などを徹底して考え、試し、改善を繰り返してきました。この取り組みの中で、様々なペアを組んで練習試合を行ってきました。その度に新たな発見があり、課題が生まれました。

12月の県選抜大会では、直前に体調不良者が出るトラブルもありましたが、全員の力で乗り越えました。そして1月10日。北信越選抜大会を迎えました。

抽選の結果、第一対戦は金津。お互いヤマになると踏んでいたと思います。金津はエースペアを3番に置くギャンブルオーダーで勝負をかけてきましたが、金津の選手たちは気負いすぎていたのかもしれません。こちらは冷静に対処できたおかげで先に2勝をあげました。さらにその勢いのまま3番も勝利し3-0。結果的にこの対戦が順位に大きく関わることになりましたが、最高のスタートを切ることができ、勢いをもって第二対戦の能登戦に臨むことができました。

Img_0444_2

Img_0442_2

Img_0443_2

Img_0450_2

しかし、この勢いは残念ながら結果には結びつきませんでした。各対戦とも競った内容ではありましたが、要所でこちらのミスが響き、能登の精度の高いテニスを打ち崩すことはできませんでした。

第三対戦は都市大塩尻(長野)。相手はすでに2敗していたこともあり、モチベーションが上がっていなかったのかもしれません。こちらも能登戦の敗戦から切り替えきれず、不安定な状態でしたが、3ペアとも気負うことなく冷静に戦い勝利することができ、最後の高岡商業(富山)戦に臨むことができました。

次の対戦を待っている間に、能登と金津の対戦が行われ、金津が逆転勝ちを収めます。この結果、最後の高岡商業戦に負けると4位に落ちてしまう可能性が出てきました。逆に勝てれば2位以上が確定する緊張感のある一戦となりました。

ミスが少なく、じっくり攻めてくる高岡商業と常に先手を取りたい北越。まさに盾と矛のような戦いで、なかなか主導権を取ることができません。こちらがリードしても流れに乗り切れず、苦しい戦いとなりました。そして1ー1で3番勝負。北越は早川・髙橋奈。序盤はこちらの攻撃がうまく決まりG3−0となりますが、そこから2ゲーム返される不安な展開でした。しかし、2人は踏みとどまりました。きっちりファーストサーブを成功させて、有利なラリーに持ち込みました。そして最後は相手のレシーブが、ベースラインを超えました。

Img_0446

Img_0445

Img_0449

Img_0447

Img_0448

Img_0451
早川・髙橋は昨年のこの大会でリーグ戦を全敗。なんとかチームメイトのおかげで全国へは行くことができましたが、後悔と自責の念がありました。今年は「自分たちが全国に連れていくんだ」という強い思いがありました。それを、まさに実現しました。

試合が終わり、相手への挨拶のあと応援団に目を向けるとキャプテンの佐々木が泣いていました。溢れる涙を抑えることができず、喋ることもできない状態でした。

新チーム最初のブログでキャプテンについて紹介しましたが、今年のキャプテンは技術的にレギュラーになれる選手では現段階ではありません。仲間を巻き込んでいくモチベーターのような役割の選手ですが、キャプテンとしてはまだまだ未熟。技術不足から自分に自信を持てない。対して、今年のレギュラー陣は実力はそこそこあり、自己主張の強い選手が多い。佐々木は自身の考えを主張することができず、キャプテンシーを発揮できていませんでした。

大会直前でもチーム内で意見の食い違いから軋轢がおき、不安はありました。しかし、このような逆境のときこそ、乗り越えた先に大きな成長が待っています。その成長を信じて、彼らを見守りました。

大きなプレッシャーと闘い続けた佐々木。ほんのひとときではありますが、そこから解放された涙だったのでしょう。その涙を見たレギュラー陣が、佐々木の元に駆け寄り抱き合います。チームが一つ、階段を上った瞬間だったと思います。

 大会が終わるまで、正直ずっと不安でしかなかった。自分の力不足やチームを引っ張れていないなと感じる場面も多くあった。北信越の2週間前に先生から「このままじゃ絶対に負ける。キャプテンとして何もできていない。」と強く言われた。その言葉はきつかったけど、その通りだと思った。言葉だけで毎回行動にうつせない自分に、本気で向き合うきっかけになった。

 そこから遅かったかもしれないけど、できていなかったこと、キャプテンとして足りなかったことを一つずつ変えようとした。智悠、寛康とも話し合って、このチームがどうすれば強くなるのかを考えて少しずつ行動にうつせるようになっていった。完璧ではなかったかもしれないけど、少なくとも逃げずに踏ん張ろうとする自分にはなれたと思うし、みんなとも良い雰囲気、チームになるために練習からがんばってくれていたと思う。

 その結果、目標の優勝には届かなかったが北信越大会で2位に入り、全国への切符をつかむことができた。去年の自分たちを越えて新潟の歴史を変えられたことは、1人1人の越えたいという覚悟があってこそだと思う。

 でも何回も言ってきたが、ここがゴールではない。全国に行けたからといって、自分たちが完成したわけでもないし、もっとできたと思うことだってある。次の舞台は全国。次は大会前までに不安じゃなくて自信をもって臨めるようにしたい。

 もっともっと成長して絶対に全国ベスト8の壁を越える。(佐々木 凛)

Img_0374

Img_0375


翌11日には北信越選抜インドア(個人戦)が行われました。早川・髙橋が第3位、髙橋泰・山澤がベスト8と、県外大会でも結果を残すことができるようになってきました。まだまだ技術も戦術もフィジカルも、そしてメンタルも未熟ではありますが、少しずつですが実を結んでいます。このチームが掲げたスローガンである「越える覚悟」。先輩たちが築き上げてきた歴史を越え、自分自身の限界を越えていくために、これからも進んでいきます。

Img_0427

今大会を通じて、メンタルの重要性を再確認した出来事がいくつかあります。まずは団体戦。最初の二対戦を終えて金津と能登には大きな差を感じました。この2校の対戦で、金津が勝つとは予想できませんでした。しかし結果はその逆。観戦していると、どんどん勢いを増す金津に対して、能登の選手たちは消極的になり凡ミスを連発します。北越と対戦している時には全く見せなかった表情でした。

そして個人戦。早川・髙橋が準決勝で対戦した富山県高岡商業の前川君。ファイナルゲームにまで競った試合で、終盤はP5ー3で北越がリードします。しかし、そのとき前川君は笑顔で次のポイントの準備に入ったのです。彼はどんな状況でも常に笑顔で戦っていました。敵ながらあっぱれでした。

試合内容によりメンタルの状態は変化しますが、逆にメンタルから試合内容を変化させることができることを学ぶことができました。すぐに実践できることではないかもしれませんが、大きな気づきでしたし、尊敬できるアスリートだと感じました。学ばせてくれて、ありがとうございました。

 今回の団体戦ではいろいろな人に支えられて1勝できたことをとても感じている。とくに凛は最後までチームを1つにしようとまとめてくれたし、スポーツメイトのコーチたちにもチームのことを多く相談してとても力になったを感じた。支えてくれた人たちのためにも勝つことができてよかった。とても感謝している。ありがとう。(伊藤 智悠)

 今回、北信越団体戦は2位という結果だった。3年連続選抜出場という新潟県では今までにない記録で、新潟県の歴史を変えられたことはとてもすごいことだと思う。

 メンバーとして今回の北信越でのMVPはキャプテン佐々木とエース前衛の奈々輝だと思う。佐々木は北信越前に壁にぶつかってこのままではチームとして危ないという場面から、1からチームを建て直してくれて、団体戦では他の誰よりも声を出してチームを盛り上げてくれた。奈々輝はコートで他の学校のどの選手よりも声を出してプレー面でもチームを盛り上げてくれた。また奈々輝はチームに勢いを与えてくれて、みんなが乗ることができた。この2人には本当に感謝している。最後の年に全国選抜にいくことができてとても嬉しい。本当にありがとう。(久保田 悠斗)

3年連続でたどり着いた全国選抜。まだまだ全国では無名のチームですが、北越旋風を巻き起こすために、まだ見ぬ景色を見に行くために、更なる進化を目指して取り組んでいきたいと思います。

2025年12月23日 (火)

HOKUETSU Spirits 2025 ~守~

団体選抜2連覇!

個人は早川・髙橋が成長のタイトル獲得!!

冬の五泉市総合会館。全国へと続く戦いが行われました。

夏のインターハイが終わってから、各チームがこの大会を目指して準備を重ねてきただろうと思います。北越も全国選抜への切符を勝ち取るために、絶対に負けられない戦いだと捉え、準備をしてきました。

他校も同様だと思いますが、昨年同様に体調が万全でない選手が多く、難しい調整を強いられました。計画していた遠征では全員が揃わず、大会直前でも主力の選手が体調を崩しました。しかし、今年の北越は様々なことを想定して準備をしてきたので、たとえ選手が欠けたとしても戦えると考えていました。

10月の新人戦の結果と内容を見て、巻高校、産大附属高校がライバルになるだろうと考えていました。予想通り、3校の力が抜きん出ており、この2校とどうやって戦うかを考えてきました。

決勝リーグの2試合目、産大附属との対戦は苦しい戦いとなりました。技術的には北越に分があると踏んでいましたが、産大附属のもつ応援団も含めた圧倒的な空気感に不安は拭いきれません。しかし、第1対戦に出た早川・山澤は冷静な試合運びで相手を寄せ付けずにG4-1で勝利。隣りのコートで同時に始まった第2対戦の加藤・伊藤が競った勝負をしている間に第3対戦の髙橋泰・髙橋奈が序盤をリードしていきます。惜しくも加藤・伊藤はファイナルゲームの末に敗れてしまいましたが、髙橋・髙橋が終始攻め続けてG4-2でもぎ取りました。

大きなヤマを越えて、巻高校との最終対戦。ここではペアを入れ替えて加藤・髙橋奈と早川・伊藤が相手にテニスをさせない完璧なテニスをしてくれました。髙橋泰・山澤は攻め急ぎ、凡ミスに崩れかけましたが、なんとか踏みとどまり、勝ちきってくれました。

2年連続の優勝。北越高校としても通算9回目の優勝を勝ち取ることができました。

Img_0372

 とりあえず団体優勝することができた。プレー面はみんな取り組んできたことなどを使って有利に進めることができていた。チーム力が試されたのは産附戦で、まず早川・山澤が1本目に勝ってくれて2対戦目の加藤・伊藤は万全じゃなかったけどチームがいい雰囲気でできていたおかげでファイナルまで競れていた。

 3番勝負も髙橋・髙橋で任されたけど楽しんでプレーすることができたし、ミスが出てもいい雰囲気をチームが保ってくれたおかげで勝ちきれた。北信越も優勝して選抜にいきたい。(髙橋奈々輝)

 今日の団体戦では目標としていた全部3-0で圧勝することができなかった。大会直前までチームは1つになっている気はあんまりしていなくて、どこかでやらかしそうな不安があった。

 自分たちは直近の大会をすべて優勝していて、周りからは追われる立場であるのに、それに対するメンタルの強さがまだ完成できていなかった。逆に相手の産附は北越を倒すというチームの目標を全員でもち1つになれていたと感じた。自分たちのミスで相手が盛り上がるのを気にしてしまったらあせりや雑なプレーにあらわれてしまった。北信越までにはもっとチームを成長させていかないと県外では勝つことができないと感じた。(伊藤 智悠)

翌日は個人戦。この日はまさに「心技体知」のバランスが勝敗を分けました。北越からは5ペアが出場しましたが、技術の高い選手たちが、そのテクニックに頼り強引で、短絡的なプレーで自滅していきました。

優勝した早川・髙橋奈は秋からなかなか結果が出ずにもがいていましたが、誰よりも本気でフィジカルトレーニングに取り組み、それによりプレーの精度が向上し、メンタルも安定、だからこそ視野を広くもち、余裕をもった戦術で戦いきりました。初戦から決勝まで終始自分たちのペースで戦い続けて、ついにタイトルを獲得することに成功しました。

 秋地区、県新人とうまくいかず勝てない時期があり、この県インドアまでの練習では1つ1つの技術や戦い方を見直してきた。テニスをシンプルにし、常に自分たちが主導権を持ちながら試合をできる状態をつくることができた。これからはもっと精度を上げていく。

 今日の大会では大勢のOBのみなさんが来てくれて、たくさんの力をもらった。感謝したい。(早川 寛康)

Img_0374

秋の新人戦では多くのペアが向かっていくテニスに挑戦し、結果を出してくれましたが、一度勝った経験から、今度は「負けられない」「勝たなければならない」守るテニスで相手の攻撃を跳ね返さなくてはいけません。この守るテニスで勝つには、まだまだ足りないものが多くあるのだということを思い知ることができました。

強くなるためには、自分の弱さを知ることが大切です。未熟であることを自覚できれば、より一層強くなることができるでしょう。

 この2日間を通して今のコンディションの中でパフォーマンスを上げることの難しさを実感した。いつものように上手く足が動かずミスがはやくなった。サーブレシーブでもっと崩していれば、変わったと思う。ペアが誰であっても勝てるようなフットワークやストロークを磨いていかないといけないし、ペアを大事にしないといけないと思った。北信越に向けて、1番の後衛になれるように細かい技術に目を向けて1つ1つ克服していきたい。(加藤 玲音斗)

 今日は個人戦だった。結果はベスト8と、とても悔しい結果に終わってしまった。でも正直なところ、なんとなく想像はついていた気がする。理由はこの2日間、自分がやりたいテニス、やりたいプレーがまったく想像できない中で試合に入ってしまって、プレーがすべて中途半端になっていて、一回で決められるチャンスボールなども相手にフォローされてしまった。そして何より県インドアで自分のやりたいテニス、プレーをして絶対に勝てるという自信もなかったし、このプレーをすれば相手をくずして得点できるというのもなかった。こんな状況では団体戦でチームに迷惑をかけるだけなので、もう一度しっかり自分自身と向き合って自分のやりたいテニス、プレーを明確にして自信をつけて北信越にいってチームを勝たせたい。こいつが出れば絶対に1本取ってくれるという選手になりたい。

 今回負けて、優勝したときとはまったく違う景色が見れた。負けた人にしかわからない景色を見たからこそもっと自分は強くなる。この負けをただの負けにせず、次に生かして、あのとき負けておいてよかったと感じられるような負けにしたい。

 そして最近の自分のテニスを振り返ってみると、いろんな球を張りすぎていて、ボールにはたくさん触って決めるけど、重要なポイントでしっかり取り切れていないことがわかったし、自分がボレーして決める1点と、相手がミスして取る1点が同じという感覚がなくなっていると感じた。この2つの課題は意識的な問題なので北信越までに直したい。(山澤 隆人)

 県インドアでは、簡単ではない戦いを勝ちきって北信越大会への切符をつかむことができた。個人では思うような結果ではなかった選手も多くいると思う。そこはしっかりと北信越に向け、目を背けずに向き合っていけるようにする。

 団体で勝ち切れたことは個人の強さだけでなく、チームとしての強さがあってからこその勝利だと思う。ただ、ここからが本当の勝負。北信越では上位3校しか全国に行けない。そして新潟県勢は3大会連続で全国選抜出場を果たしたチームが一つもない。今年全国に行くことができれば、北越の、そして新潟の歴史を変えることになる。「できるかもしれない」じゃなくて、「自分たちがやらなきゃ誰もできない」という立場にいると思うし、そういう気持ちで臨んでいきたい。でも北信越を勝ちきるということは簡単なことではない。

 これまで以上に1人1人の越えたいという気持ち、覚悟とチームの強さが試される。このチームで新潟の歴史を変える挑戦ができる誇りを持って、それに見合った戦いができるように準備していく。

 本気で北信越のトップ、新潟初を狙っていく。(佐々木 凛)

北信越選抜に向けて時間はわずかしかありません。まだまだ未熟で課題だらけです。しかし、彼らの心の成長を信じて、そして真の「本気」の集団を目指して、支えていきたいと思います。

今大会は本校が主管校を務めており、3年生や卒業生が手伝いに来てくれました。また、それに合わせて保護者の皆様も多くが会場に足を運んでくれました。最後は皆さんの大きな声援が選手を後押ししてくれ、優勝を勝ち取ることができました。本当にありがとうございました。これからも応援したいと思えるようなチームを目指して頑張っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。それでは、良いお年をお迎えください。

2025年10月21日 (火)

HOKUETSU Spirits 2025 ~ギアを上げる~

髙橋泰・山澤が初タイトル

シングルスも上位を独占

Img_0267

長かった夏も終わり、すっかり秋めいてきました。

新チームがスタートしてから初めての県大会。県新人選抜大会が上越市にて行われました。

この大会に向けて、夏からこのチームが取り組んできたことは1つ。「攻めるテニス」です。多少雑になってもいいから、攻めるテニスを目指せと伝えてきました。

秋季地区大会の結果、この大会への出場は6ペア。それぞれがこれまで取り組んできたことに信念をもって戦ってくれました。

Img_0259

Img_0257_2


まずは丸山・稲垣。地区大会をベスト8で通過したこのペアは、この1か月間、攻めるテニスの精度をあげることを目標にサーブ、レシーブ、ストローク、ボレーを徹底して磨こうとしてきました。しかし、怪我や体調不良が重なり準備万端とは言えない中での大会本番。初戦の相手は中越高校。強風に苦しみながらも攻める気持ちを持ち続けて戦いました。しかし、ミスの少ない相手に対してなかなか攻め切れません。一進一退の攻防でしたが、最後にこちらのミスが重なってしまい、ファイナル負け。非常に悔しい敗戦でした。十分に上位進出が可能なペアだと確信していましたので、私としても残念な気持ちでいっぱいです。しかし、「攻めるテニス」を最後まで貫いた2人の姿勢は見事でした。きっとこの悔しさが、来春の笑顔に変わると信じています。

風が強い中での試合で、相手後衛より自分のほうが多くミスをしてしまった。打球力で負けた球はなかったが、コートが滑りにくく、足を動かさなければいけない状況で、足を止めてしまい、スピードをあげようという意識をしてしまった。相手の前衛はひたすら動いて、風を考えてポジションをとっていく感じだったので、意識しすぎてしまい、アウトが増えてしまった。今回の敗因は風があるときの技術不足、フットワーク、大事な場面での失点だと思う。1回戦は負けてはいけないという感情がでてきてしまい、弱気になってしまった場面もあった。挑戦者という気持ちより受けるようになってしまった。攻め続けることはできたが、そういう感情のせいで大事なポイントを雑にしてしまった。どんな相手にも向かっていく気持ちを忘れてはいけない。(丸山大翔)

Img_0261

Img_0263


続いて大簱・馬込。20位決定戦でなんとか新人戦への切符を手にしたペアです。後衛の大旗は地区大会で、ミスを怖がってつなぐだけの消極的なテニスしかできず心の弱さを露呈しました。この弱さと向き合う1か月でした。何百球、何千球と打ってきました。この大会で、強く打ち切ることを目標に努力を重ねました。初戦、長岡商業に勝利すると続く3回戦では下越地区の2位の村上高校。技術のある相手でしたが、気持ちの強さでその差を乗り越えてくれました。4回戦では、巻高校のエースに力負けしましたが、堂々のベスト16進出を果たしました。

今日の県新人で越えるべきだったベスト16の壁を越えられてよかったと思う。でも試合の内容はとても満足のいくものではなかった。県の上位と戦うには、技術もフィジカルも足りていないと思った。逆に成功したこともあった。ペアとコミュニケーションをとり続けることと自分たちから攻めてラケットを振り切ること。この2つができていたから、戦えたと思う。今日の大会で成功したこと、失敗したこと、足りないことが明確になった。県インドアまでの期間で課題を少しでも克服する。インドアはベスト8の壁を越えて北信越に行く。馬込ともっと上に行く。(大籏奏輝)

Img_0260

Img_0265


次は中野・伊藤。北越の目指す攻撃的なテニスを非常によく体現してくれるペアで、大会や練習試合をするごとにプレーの質が上がっていく面白い2人です。今大会では、上位進出を果たすために越えなければならない相手がいました。その相手は上越地区3位、産大附属のレギュラーメンバーです。相手後衛は今年のインターハイにも出場した圧倒的格上でしたが、臆することなく攻めのテニスを展開していきました。中野の積極的なラリーから伊藤のネットプレーで得点を重ねました。ファイナルゲームにまでもつれる試合でしたが、最後まで強気な姿勢を崩さなかった中野・伊藤が壁を越えてくれました。続く準々決勝でも巻高校のエースを相手にどんどん攻めていきG3-1までリードしましたが、そこから相手に対応され、悔しい逆転負けとなりました。地区大会でも同じ相手に負けましたが、間違いなくその差は縮めたと感じます。もっともっと2人のテニスを追求してもらいたいと思います。

4ペア目は早川・髙橋奈。今までコンスタントに結果を残してきたペアですが、その分周りからは見られ、対応されていきます。しっくりこないことも多く、チグハグな状態が続いていました。今大会でも、その不安が解消されることはなく波に乗ることができません。常に迷いながら戦うような状態で積極的に攻めることもできません。なんとかベスト4まではいきましたが、準決勝の相手はそのような状態で挑めるほど簡単な相手ではありません。必死に歯を食いしばりながら戦いましたが越えられませんでした。G2-4。非常に悔しい敗戦だったと思いますが、この2人が生まれ変わるために必要な痛みなのだと信じて、大黒柱のこれからの成長を見守っていきたいと思います。

目指していた結果をとることはできなかった。今日の試合では戦い続けることを大切に試合をした。準決勝は終始バックを狙われ続けていて狙ってくることもわかっていたけど、それを阻止することができなかった。今回負けてしまったけど、ここで戦うのをやめたらずっと壁は越えられないと思う。去年の冬、全然戦えなかった。今年は戦えるように、やるべきことをやる。(早川寛康)

自分たちはあと1点が大切にできていないと感じた。攻めるのが雑になってしまう。それでは、いつまでも勝ちきれない。準決勝は、こっちの切り札として寛康が引っ張りの球をいつでも打てる状態をつくっておかないといけないのに逆になっていた。寛康は後衛前にしか打たない、自分は相手の引っ張りを警戒して動けない。自分たちで自分たちの不利な状況をつくって、その中で攻めようとしてるからうまくいかない。雑、無謀なプレーにつなげてしまった。

早川・髙橋は髙橋・山澤や加藤・新海のようにいろんなことはできない。だからこそ、1つの武器を2人が持たないといけない。2人の武器を合わせて、誰にも負けないようにすればいい。

地区大会、県新人ともに3位で今は結果がでない時期。ここで投げやりになるんじゃなく、どれだけ自分と、ペアに向き合えるだと思う。逃げない。乗り越えて、みんなに信頼されるエースになる。(髙橋奈々輝)

そして加藤・新海。地区大会からペアを組んだ2人ですが、2人の攻撃性が非常によくマッチしてきました。積極的に仕掛けて先手を取り、ディフェンスさせません。北越が今求める「攻めるテニス」を追求してくれたと思います。まだまだ粗さがあり、競った内容にはなるのですが、どんなに競っても攻め続けた加藤・新海は準々決勝で産大附属のエースペアにも一歩も引かずファイナル勝ち。見事にベスト4に進出しました。

そして準決勝は加藤・新海と髙橋泰・山澤の同校対決。この試合は加藤・新海が受けてしまいました。髙橋泰・山澤の攻撃が次々と決まり、加藤・新海は残念ながら為す術なく敗れました。

風が強く、最初は思うようなテニスができなかったけど、終盤は自分たちがやりたいと思うテニスを表現できた。精度が低く、ギリギリの戦いが多かったから、もっと細かい技術に目を向けていきたい。ダブル前衛のときのポジションがまだ曖昧だから、慣れていけるようにする。

今回の県新人では、コンディションが悪いなかでどうやって自分のテニスができるか、ペアとコミュニケーションを取り合ってプレーした。カウントが均衡したときは、1人でどうにかするのではなく、2人で1本を意識して勝ちきれることが多かった。ここからはもっと精度を上げて相手を圧倒できるようにする。

インドアシーズンがはじまって、これからはチームでの戦いになる。一人一人がチームのために行動して全国に向けて戦っていきたい。(加藤玲音斗)

今日はベスト8の壁を越えられた。1日を通して苦しい場面はたくさんあったが、2人で乗り越えられてよかった。最後まで攻めの気持ちをもってできた。

この2日間で多くの成果と課題がでた。成果はベスト8の壁を越えられたこと、しっかりとペアを信用して攻め続けられてたこと。課題はサーブを打ったあとの3球目の攻撃が雑になってしまうこと、風が強い中での戦い方を見直すこと。

インドアではベスト4の壁を絶対に越える。まだまだ自分は強くなれる。(新海一維)

Img_0266

Img_0264


いよいよ決勝。髙橋泰・山澤と巻高校のエースとの対決です。1年生ペア同志の決勝となりました。中学時代からしのぎを削ってきた2ペアで、今年だけでも対戦は4回目。今大会最後の戦いはライバル同士の戦いとなりました。

過去3回、髙橋泰・山澤が勝利していることもあり、序盤から受けてしまったように感じます。攻め切る本来のテニスにならずリードされ、焦って強引にプレーしミスをする。完全に相手に流れを渡してしまい、G0-3。絶対絶命です。しかし、3ゲームが終わってのチェンジサイズで2人は意思を共有し、賭けに出ることにしました。今まで以上にポジションを上げ、相手にプレッシャーをかけることにしたのです。まさかの大逆転。後半4ゲームは失点はわずかに3。驚異的な戦いでした。

優勝することができてよかった。だけど自分たちの試合に入るときの気持ちの持ち方の課題、そして技術不足を感じた。まず試合の入り方の気持ちで、準々決勝までは相手と差があったからネットプレーが少し雑になっていた気がする。この余裕な入りを決勝でしてしまったからこそG0-3になってしまったと思う。だから次の大会からは余裕だなんて思わずに試合に入りたい。だけど今日の決勝は自分たちの成長を感じた。今までだったらG0-3になったら諦めていたと思う。でも今回はしっかりとギアを上げて勝負できたから結果的にファイナルで勝てた。1つの成功体験をすることができてよかった。そして技術面の課題は風があるときに軸足が早く決まってしまってミスになっていたと思う。他にはサーブはいい確率で入っていたけど、まだカットサーブが制御できていないから、これからの練習で修正したい。(山澤隆人)

勝負に絶対はありません。必ず勝てる方程式は存在しません。ギャンブルをしなければならないときが必ずあります。髙橋泰・山澤が優勝できたのは、そのギャンブルを成功させられたからですが、それを成功させたことが素晴らしいのではなく、選択したことが素晴らしかったと思います。どんなときでも不安はあります。リードされたら守りたくなります。しかし、その思考のままではいずれ負ける未来が待っています。勝負を賭けることを選択した2人が、県の初タイトルを奪取しました。

今大会は、私は一度もベンチに入らず、外から観戦することにしていました。事前に選手たちに、苦しい場面でもペアで解決してほしいと伝え、大会前から様々なことを想定しながら準備してきました。多くの選手が競ったり、リードされたりする場面がありましたが、2人で対話しながらいくつもの困難を乗り越えてくれました。

次の日にはシングルスが行われ、北越からは7人が出場しました。新潟地区から10人が出場権を得られるシングルスで、7人が権利を得られたことは素直に喜ばしいと思っていますし、新潟県をリードしていこうと決意している我々にとっては、このシングルスも負けられない大切な戦いだと思っていました。

この日はフィジカルに優れた2年生たちと、テクニックに分がある1年生たちが激突しました。準決勝で対戦することになった早川と髙橋奈。ダブルスではペアを組む2人は、お互いが一歩でも前に出て、速いテンポで戦いました。一進一退の攻防でファイナルになりましたが、ほんの少しの差で髙橋奈が勝利し決勝へ。もうひとつの準決勝は山澤と新潟工業の選手。こちらも競った試合になりましたが、技術に勝る山澤がG4-2で振り切り決勝へたどり着きました。

決勝は序盤、髙橋奈の攻撃が山澤を圧倒しますが徐々に対応していくと、髙橋奈が焦りミスが増えたようでした。終盤は山澤がコートを広く使い髙橋の体力を削っていきました。最後は山澤がネット際に短いボールを落としてゲームセット。山澤の2冠で今大会は終了しました。

普段、シングルスの練習をする機会はほとんどなく、手探りな中で戦っていました。しかし、練習の量と質で絶対に負けないプライドが我々にはあります。技術に勝る選手は他校にもいますが、それを超えるだけの練習はしてきた自負があり、それを今大会で証明してくれたと思っています。

我々が目指すのは、あくまで夏のインターハイ。そして、インターハイを勝つために全国選抜で2回戦の壁を越えたい。新人戦はそのための最初のハードルでした。まだまだ積み上げていかなければならないもの、磨き上げなければならないものは多くありますが、チーム全員が力をひとつに、これからも励んでいきたいと思います。

悪天候のなかでしたが、多くの方々が応援に足を運んでくれました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

Img_0253

2025年9月12日 (金)

HOKUETSU Spirits 2025 ~己と向き合う~

インターハイを終え、新しい歴史をつくった3年生が引退。新チームがスタートしました。

新たなキャプテンは佐々木凛。技術はまだまだありませんが、誰よりもアツい情熱をもち、チームを強くするんだという覚悟をもった男です。今年のキャプテンは佐々木以外には考えられませんでした。

秋の地区大会に向け、チームは基礎技術の見直しと、新しい戦術の養成、どういうチームであるべきか、対話を重ね、試行錯誤を繰り返しました。

Img_0178

秋季新潟地区大会結果

[ダブルス]

 1位 髙橋泰・山澤ペア

 2位 加藤・新海ペア

 3位 早川・髙橋奈ペア

 ベスト8 中野・伊藤ペア、丸山・稲垣ペア

[シングルス]

 1位 髙橋奈々輝

 2位 髙橋泰斗

 3位 山澤隆人、早川寛康

 ベスト8 伊藤智悠、加藤玲音斗、新海一維

このチームは、自分にも他人にも甘く、厳しく接することが苦手で、本来であれば伝えなければならないことに口を閉ざしてしまう。ダメなことをダメと言えないなぁなぁな空気感があります。テニスを楽しもう、ということに対して本質的ではなく、上っ面で楽しもうとしてしまうところがあり、練習に緊張感をもてません。この地区大会でも、その弱さを露呈してしまう場面はいくつもありました。競った場面、劣勢な場面は人としての本質が出るように思います。ミスを怖がりラケットを振ることができなくなる選手。脚が止まる選手。安易に点を欲しがる選手。本来であれば質の高いプレーが求められる場面ですが、それと真逆なプレーをしてしまう選手が何人もいました。それを乗り越え自己ベストを更新した選手もいましたが、プレッシャーに潰されてしまう選手もいました。

今日の秋地区で越えるべきところはしっかり越えることができたと思う。ただ、この結果に満足できない。早川・髙橋戦ではポイントが3-0のゲームが2回もあったのに取り切ることができなかった。そのときのプレーの質が相手と比べて自分たちはかなり低かった。シードなど格上の相手に勝つ技術とメンタルはまだ足りていない。県新人までに、各地区の上位を圧倒できるような技術と、リードしているときこそしっかり勝ちきれるメンタルを身につけていきたい。県新人では丸山と上位を狙っていく。(稲垣尋斗)

今日はやっと壁を越えられた。自分たちから試合を支配していくことができた。とにかく攻めるプレーを増やして相手に隙を与えることなく攻め切れた。だが、ベスト4という次の壁を越えるには、どこかしらのシードに勝たなくてはいけない。そのためにはまだまだラリー力が足りてない。県新人までの1ヶ月ですべきことは明確になった。(丸山大翔)

Img_0168

Img_0171


調子が悪いと全部のプレーが引っ張られてしまう自分の悪い癖が出た。完全に気持ちの持ちようがだめだった。何も入らないと思ってたら、本当に何も入らなかった。調子のいいときは常に次のことを想像してできる。この癖を直さなきゃ勝てない。びびった試合は負ける。県新人までの期間で、そういうことを常に意識して取り組む。また一から。(髙橋奈々輝)

このチームのスローガンは「越える覚悟 ~1人1人がチームのために~」に決まりました。3年生たちが積み上げてきたものを大切にしつつ、感謝とともに越えたいという思いです。ただ越えるのは難しい、先輩たちの思いを受け継ぐのは簡単ではないことから覚悟という言葉にしたそうです。さらに全員でチームに責任をもつんだ、という思いを込めてサブタイトルも決まりました。

まさに今、このチームに不足しているものが、この思いかもしれません。甘さを捨て去り、仲間にも自分にも厳しく向き合うことができれば、自ずと道は拓けるでしょう。しかし、自分に甘え、妥協し、覚悟を持ち続けることができなければ、「その程度のチーム」にしかならないでしょう。

Img_0170

Img_0172

Img_0173

Img_0175


越えるべきところを越えられなかった。やるべきことははっきりしていたが、そのやるべきことが上手くいかなかったときに、どうしようどうしようとなって、結局逃げてただつなぐことしかできないテニスになってしまった。練習中常に本番を意識してやってたつもりだったけど、やってみてただ集中してやってるだけだった。練習から上手くなりたいじゃなくて、上手くならなきゃになってしまってるからミスをしたときにやばい、どうしようってなる。自分はそれに信じられないくらい弱い。今までメンタルは克服しようと思ってたけど、それは自分には難しい
ようだから、考え方を変えていく。自信が出るまでやるのも大事だけど、自分にあった心の保ち方を見つけて、まずは練習から弱く向かっていけない自分を変えられるようにしていきたい。

ここからは、もう一度基礎から確かめていって中途半端なところを1つ1つなくしていく。そして自分の自信のもてるプレーを増やしていく。キャプテンとしては、みんなが県インドアにいけるよう、県でみんなが力を出し切れるようにしていきたい。(佐々木凛)

このチームはどこへ向かうのか。そして、どこにたどり着くのか。

チーム佐々木の出航です。

Img_0181

Img_0180

2025年8月30日 (土)

HOKUETSU Spirits 2025 ~最後の戦い~

3年生の最後の戦い この思いは決して忘れない

Img_0087

チーム高澤の最後の戦い、山口インターハイ。

7月25日から始まった個人戦は高橋・高澤、早川・髙橋奈、髙橋泰・山澤の3ペアが出場しました。

まずは県総体を5位で通過した髙橋・山澤。1回戦を突破し、ハイスクールジャパンカップで3位に入賞したペアと対戦しました。事前にどういうペアかを調べ、強みを出させないことを徹底した戦略をとりました。終始北越のペースで戦い続けて4-0。続く3回戦は超強豪、東北高校のレギュラー。この試合も先に攻めていくことを徹底しましたが、相手の守備力をこじ開けることができませんでした。残念ながら3回戦敗退となりましたが、1年生ペアでここまで来られたのは大きな収穫。次のシーズンに大きく期待できる結果となりました。

続いて早川・髙橋。県総体では2位。6月に行われた北信越大会の個人戦でも準優勝し、いよいよ北越の新エースとして期待したいペアですが、7月から調子を上げていくことができず、不安な中でインターハイを迎えました。初戦となった2回戦ではリードしたところから追いつかれファイナルへ。なんとか粘ってこの試合を勝利しますが、そのような状態で戦うのは、この2回戦が限界でした。続く3回戦では力み、焦り、凡ミスからの自滅で勝利をつかみ取ることはできませんでした。

そして高橋・高澤。春の全国選抜のあと、この2人とは明確に日本一を目指そうと話し合い、このインターハイに向けて準備していきました。ひとつひとつのプレーの精度をあげ、攻撃の手札を増やし、自分たちの得意な形に持ち込むための戦術を研究していきました。すべてが計画通りいったわけではありませんでしたが、日本一にチャレンジできるだけの力は持っていたと思っています。しかし、思いもよらないところに落とし穴がありました。5回戦、対戦相手は石川県の能登高校。冬の北信越大会で対戦し完勝。春の北信越では早川・髙橋が勝利していたペアで、十分に勝てると踏んで送り出しました。しかし、相手の攻める気持ちに受けてしまうテニスになってしまいました。なんとか対応していきながら戦いましたが後手後手になってしまい差を詰められません。最後まで相手から主導権を奪うことができず、敗退してしまいました。

敗戦の悔しさが消えることはありませんでしたが、いつまでも落ち込んでいられません。翌日は団体戦。このチームはインターハイでベスト8に入ることを目標に、この1年を戦ってきました。場所を移動し、最後の練習を行いました。

いよいよインターハイ最終日、団体戦。1回戦の相手は滋賀県代表綾羽高校。ここに勝てば、次は東北高校との対戦が決まっています。目標を達成するためには、越えなければならない相手です。組み合わせが出たときから、春の選抜で負けた東北高校にリベンジするチャンスだと話し合い、心を燃やしながらこの日を目指してきました。

しかし、チーム高澤は、東北高校にたどり着くことなく最後を迎えました。

第1対戦に出た加藤・山澤ペア。加藤の攻撃力に懸け、このペアの準備をしてきました。この起用はばっちりハマりました。2人のアグレッシブな攻撃が相手をよせつけず4-0。第2対戦につなぎます。

そしてエース高橋・高澤。絶対の信頼をもって送り出したペアでしたが、3-1からまさかの逆転負け。昨日の敗戦を引きずったのか、本調子とは言い難いプレーでした。

第3対戦は早川・髙橋奈。この2人も続く不調を乗り越えることができずに2-4で敗退。最後はまたしても自滅で勝負から降りてしまいました。

ベスト8を目標にしていた私たちにとって、あまりにも早い敗戦。気持ちを整理するのに時間がかかりました。何が間違っていたのか、どこでボタンを掛け違えたのか。

応援してくださった多くの皆様、本当に申し訳ございません。皆様の応援を力に替えることができませんでした。宇部の地で満開の花を咲かせることはできませんでした。

敗戦後、最後のチームミーティングを終えてから、上位の試合を観戦しました。この場で躍動するチームの姿をみて、どうすればこの場に立てるだろう、何が足りないのだろう、と考えました。まだ答えは出ませんが、その答えを探して、次のシーズンを戦いたいと思います。

最後のチームミーティングで、外部コーチを務めてもらっている中井氏より次のようなコメントをもらいました。

「高橋、高澤が北越に入った当初の新潟は弱かった。インターハイ個人戦で初戦を勝ったのは高橋・高澤のみ。それ以外は出場しただけ。それが今年は4ペアが初戦を突破し、何ペアが2日目に残るんだ?という状況になった。団体でもベスト8を目指して、だけど1回戦で負けて。負けたことにこんなに悔しがれるようになった。この2人が新潟のレベルを間違いなく上げた。そしてもう2人の3年生、相澤と齋藤が高橋と高澤を支えた。この4人だったから、新潟のレベルはここまでになった。そして、その思いを受け継ぐ1、2年生が、北越にはこれだけいる。」

高橋と高澤が中学3年生のころ。この2人を含めた新潟県選抜は全国でベスト4。夏の全中にも、もちろん出場し、高橋はベスト16、高澤もベスト32。県外強豪校からいくつも誘いがくるような全国的に有名な選手でした。一緒に切磋琢磨した仲間たちが県外の学校に進学を決めるなか、この2人は悩みに悩んで北越への進学を決めてくれました。「新潟を強くしたい」という信念、覚悟をもって北越に来てくれました。

最初の年に県総体を団体、個人とも優勝。北信越でも優勝。7年ぶりに全国選抜にも導いてくれました。2年目にはハイジャパで3位、インターハイでベスト16。2年連続で全国選抜にも連れてきてくれました。新潟の歴史を次々と塗り替えてくれました。3年目は県総体3連覇という偉業を達成し、苦しみながらもインターハイベスト32。

個人日本一。団体ベスト8。無謀とも思える目標だったかもしれませんが、彼らがいたからこそ無謀ではありませんでした。本気でそこを目指しました。この3年生たちがいたからこそ、今の1、2年生たちは北越に集まりました。このインターハイの地に立った1、2年生は全部で5人。高橋、高澤、相澤、斎藤の思いを継ぐ後輩たちが次のインターハイで、雪辱を果たします。

Img_0080

Img_0082

Img_0039

Img_0056

Img_0088

高橋憐依、高澤颯、相澤郁未、斎藤暖太。君たちは本当に多くの、かけがえのない宝物を北越に、そして新潟に残してくれた。悔しい思いで最後のインターハイを終わらせてしまって申し訳ない。残された後輩たちが君たちの成績を超えることで、君たちへの恩返しとさせてもらいたい。北越高校男子ソフトテニス部の歴史の中に、君たちの功績はいつまでも輝き残るでしょう。

北越に来てくれて、本当にありがとう。一緒にテニスができたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

Img_0130

Img_0131

Img_0132

Img_0133

2025年6月27日 (金)

HOKUETSU Spirits 2025 〜寄付金大募集!〜

Img_1840_3

 北越高校男子ソフトテニス部を応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。皆様のご協力と、生徒たちの熱意と努力によって、2年ぶりにインターハイへの切符を手にしました。

 今年の開催地は山口県。源平合戦最後の地、壇ノ浦の戦いが行われた場所です。戦いの歴史があるこの地で、このチーム最後の戦いに挑みます。

 新潟県を代表し、県大会で涙を飲んだ他校の選手たちの思いも背負い、そしてこの地で戦えることに喜びを感じながら、精一杯戦ってきたいと思います。

 部員総勢20人での遠方への遠征で、多くの遠征費が必要となります。ぜひ皆様から、寄付金という形でお力を借りることができたら幸いです。

 私たちの戦いをご支援ください。よろしくお願いいたします。

北越高校男子ソフトテニス部

監督 寺尾 宏治

2025年6月 3日 (火)

HOKUETSU Spirits 2025 ~もえたぎれ~

県総体団体 2年振りの優勝!!

Img_1714

【団体戦】

1位 北越高校

2位 巻高校

3位 新潟産業大学付属高校、中越高校

【個人戦】

1位 高橋 憐依・高澤 颯

2位 早川 寛康・髙橋 奈々輝

5位 高橋 泰斗・山澤 隆人(以上インターハイ出場)

7位 相澤 郁未・新海 一維

ベスト16 加藤 玲音斗・伊藤 智悠(以上、北信越大会出場)

Img_1715

Img_1702


今年も、この季節がやってきました。

ほとんどすべての高校生アスリートにとって、集大成となる県総体。多くの3年生がこの大会で引退を迎えます。実力だけではない「何か」が勝敗を大きく左右するこの県総体で、北越は念願の団体優勝を勝ち取ることができました。

4月に行われたハイスクールジャパンカップ県予選では、チームをひとつにすることができず、思うような結果を得ることはできませんでした。多くの選手が「このままでは県総体を戦えない」という危機感を持ちました。

そこから徐々に行動が変わる選手が増えてきました。その過程での軋轢もおきましたが、その痛みも超えて強くなっていきました。

5月の連休には合宿を行い、行動の改善、思考の変革を第一目標に徹底的に取り組みました。その成果が地区大会では見られ、ハイジャパ予選で上位に進出した選手たちに勝ちきることができました。

しかし、テスト期間に入り練習時間が短くなると、またぬるい空気がチームにまとわりつき、熱が冷めてしまいそうになりました。そのたびに指摘をし、軌道修正をかけるという繰り返しで、本気の集団になりきることができず、不安を拭いさることができませんでした。

県総体まで10日を切ったころから、2年生の佐々木が中心となり、チームメイトの思い、行動を変えるために一人一人と向き合い、気持ちを伝えるという行動を取り始めました。

自分は実力で練習のときから貢献できることは少なかったからチームを1つにすることだけを考えてやってきた。まずは去年の悔しさを知らない1年生たちにどんな気持ちで県総体にのぞんでほしいかを話した。この大会は実力だけじゃ勝ちきれない。チームの団結力、雰囲気、気持ちで大きく結果が左右されることも知っていたからこそ、北越の1人1人が自覚をもっていけるようなチーム作りをしていった。仲間と向き合って気持ちを言い合うって正直難しくて、これでいいのかと思うことも多かったけど、それでも動かなかったり、疲れているからと手を抜いたり、声をまったく出さなかったりと前までの悪いチームから日に日に良くなっていることは感じていたので、本当によかったと思う。

大会当日では、まず自分から動かないという人が1人もいなかった。応援しているときも全員が全力で声を出していたし、いろんな人たちが応援に駆けつけてくれた。点をとったら全員で喜んで、失点したら「大丈夫!まだいけるぞ!」と声をかけ合って他の学校も圧倒することができたと思うし、今までで1番チームとしてよかった瞬間だったと思う。「応援」という立場でも試合に出て直接戦えなくても、みんなが主役になってもえたぎって勝つサポートをすることができて、優勝することができてよかった。でもまだここはゴールじゃない。次は北信越、そして全国。今日の北越の勝利を忘れず、でも満足しないでまた新しくスタートして、さらに今の自分、チームをよりよくしていく。そして、このチームでいれる時間、3年生がまだ残っている時間を大切にしていってこれからの活動に取り組んでいく。本当に優勝できてよかった!!(佐々木 凛)

また、この県総体に対して誰よりも熱い思いで臨んだ3年の相澤が、後輩の思いも行動も変えていきました。そして、県総体では誰もが感動するような、最高のプレーで戦いきりました。

目指していたものを達成できた。本当に嬉しかった。ハイジャパが終わってからこの日まで死に物狂いで頑張ってきた。個人戦は中越を圧倒したあと、産大附属にファイナル4-6から逆転勝利。リーグ戦では巻に2-4だったが、ベストを尽くせた。最後の中越戦は「もう失うものはなにもない」と思い、新海と楽しく試合をして4-0。今、これまでの努力が報われたとはじめて思った。1、2年のときなんか北信越にすらいけてないし、競えるけど勝てない試合が多かった。でもこの県総体で勝てたのは自分の今までの努力、そしてそれに協力してくれたチームのみんな、先生、OBのみなさんのおかげだと思う。本当にありがとうございました。

個人戦では北信越、団体では北信越とインターハイ。北信越個人戦ではもっと強くなりベスト4に入る。団体は優勝する。そしてインハイ団体メンバーに入る。自分はこれから、これらを目標にする。

この県総体で両親に恩返しができた。そしてまた北信越、インターハイで恩返しがしたい。まだまだ強くなってみせる。この結果で満足しない。もっと質を高め、自分のレベルを上げる。謙虚に、さらなる高みへ。(相澤 郁未)

熱い思いを持つ選手たちの行動や言葉によって、徐々にチームの鼓動が強く、はやくなっていきました。選手それぞれの眼差しも変わってきました。ついにチームのベクトルが揃いました。

迎えた県総体。鍵になったのは早川・髙橋奈、髙橋泰・山澤、相澤・新海の3ペアでした。初日の個人戦1日目には早川・髙橋が準々決勝で巻高校の2番手にハイジャパのリベンジを達成してベスト4に進出。髙橋・山澤は産大附属のエースにファイナル勝ち。ハイジャパ予選を優勝した巻高校のエースペアにはファイナルデュースまで競り、マッチポイントを握るところまで追い詰めました。相澤・新海は中越、産大附属の団体メンバーに勝利してベスト8に入ります。

そして2日目。早川・髙橋は準決勝で巻のエースを相手に持ちうる武器を最大限に駆使して、G4−1。今まで超えられなかった壁をついに超えることに成功しました。髙橋・山澤は決定リーグで巻の2番手に勝利。相澤・新海も中越のエースにG4−0。最終日の団体で、準決勝、決勝で戦うことが想定される中越、産大附属、巻を相手にこの3ペアが勝ちきってくれたおかげで、チームとしてのボルテージはこれ以上ないところまで上がりました。

Img_1716

Img_1688

Img_1697

Img_1695

Img_1692

Img_1686

今日、壁を越えて2位になれたことはよかった。それは今日までで切り替えて明日、一からチームみんなで戦う。しっかり自分たちから試合を動かすテニスをして、受けないで向かっていく。プレーもそうだけど、メンタル面でも負けない。熱い気持ちはもつけど、プレーは冷静に、1本1本じっくりやっていく。ビビったりアツくなりすぎても今までいいことは一つもなかったのはわかっているんだから、思い切ったプレー、割り切ったプレーをしていく。明日はチーム全員で、中越、巻、産附に勝つ。自分、仲間を信じる。(髙橋 奈々輝)

そして、このチームのエースとして北越を常に支え続けた高橋・高澤ペアは、準決勝までの6試合を失ゲーム0で圧倒、早川・髙橋との同校決勝でもG4−1。他を寄せ付けない完璧な戦いで、史上初の同一ペア3連覇を達成しました。

そして最終日。昨年のインターハイから、この日の勝利を目指してきました。この日を笑顔で終えるために、多くの壁を超えてきました。緊張感のある場面もありましたが、準決勝まで落ち着いたプレーを徹底しました。北越の目指す理想のテニスを追求して戦いました。

迎えた決勝。やはり相手は巻高校でした。地区大会では薄氷の勝利でしたし、巻高校と産大附属の準決勝は3番勝負をファイナルで乗り切ってきて勢いに乗っています。それにおされないよう、決して受けず、向かっていくテニス、挑むテニスで戦いました。一進一退の攻防が続きましたが、最後まで熱い気持ちで仲間を支え、冷静な思考で戦い続けた北越が相手を上回りました。

団体優勝することができた。まずは一緒に戦ってくれたみんなに感謝しかない。自分は昨年決勝で何もできなくて負けて、それを1年間忘れずに今年の県総体に臨んだ。それはみんなも一緒だったからみんなで最後まで向かっていくテニスができた。決勝に入る前も、試合中も、急遽メンバーに入った相澤さんが声をかけてくれた。みんなのために最後まで行動してくれた3年生を見て、勝たなきゃいけないなと思って、やりきることができた。本当によかった。これから北信越、インターハイとまだ3年生と一緒に戦えるんだから、ここで満足せずに北信越、インターハイでいい結果、いいプレーをして、応援してくれた保護者、チームのみんな、一緒に戦ってくれた中井先生、伊比さん、寺尾先生に恩を返す。(髙橋 奈々輝)

この3日間で3年間頑張ってきてよかったと思える日になった。まずは個人戦、1日目から同校対決でインハイ決め。毎日アップを一緒にしている相澤との試合だった。いつもは仲間なのにこの日に限ってライバルってことがすごく辛かったし、一緒に個人戦でインハイに行きたかった。すごく辛かったけど、自分たちのプレーで勝つことができた。齋藤は2回戦で負けてしまって、その日の夜はすごく落ち込んでいた。団体で自分が勝って絶対に優勝しないとだと強く感じた。

2日目の準決勝でしっかりと戦いきって勝ち、決勝では後輩との同校対決で、自分たちとの差を見せつけることができたと思う。だけど自分たちの甘い部分がでてしまったり、後悔の残るプレーもあったので、直していきたい。

3日目の団体戦では自分の調子があまりよくなかった。どちらかというと自分との戦いに負けていた。だけど他のペアの調子がよくて今日このチームなら、どんな状況でも勝ってくれるんじゃないかと信じることができたし、負ける気がしなかった。準決勝は去年負けた中越とのリベンジ戦。1番に早川・山澤ペアがいい流れで勝ってきて、自分的にはすごく助かった。試合の内容としてはストロークは絶望。だけど奈々輝がチャンスを決めきってくれたり、ミスなくやってくれたからすごく心強かった。決勝では3年間ライバルとして戦ってきた巻の大将との試合だった。この試合でもストロークやサーブレシーブの精度は低く、G2-0からG2-2まで追いつかれてしまった。でも奈々輝が強気でいてくれたからこそG2-2からちゃんと打ち込めたし、今年は引っ張りで勝負すると決めていて、最終ゲームの大事な場面で相手前衛を抜くことができたし、マッチポイントも引っ張りを打ち、試合を決められた。次の試合もしっかりと勝ってきてくれて感動した。泰斗は1年で大事な試合を背負ってすごく緊張したと思う。だけど勝ちきってくれたことに対してすごく嬉しかった。いいチームメイトをもったなと感じた。残りのインターハイまでの期間、悔いの残らないようにしたいし、全国ベスト8の壁を越える。自分に残された目標はひとつしかないから目標に向かって一直線で突き進んでもっと北越を強くする。もっと新潟を強くしていく。

OBやOG、保護者、その他関係者の応援の方々にはすごく勇気を頂いた3日間だったのですごく感謝しかないです。ありがとうございました。(高橋 憐依)

高校最後の県総体で、団体優勝することができてよかった。とても嬉しかった。目標であるインターハイに出場することができたのでよかった。これからは山口インターハイでベスト8が目標だから、そこに向けて残り2か月を全力で取り組みたい。

自分たち3年が引退したあとの新チームは、今のところは正直言うと心配でしかない。これから引退するまでに技術を教えるのも大事だけど、人間を育てていきたい。

全国の舞台になると、もっとチームとしてのまとまりが強いところは多くある。尽誠や高商などに比べれば、このチームはまだまだなので、もっと1人1人がインハイベスト8の目標に向かっていく(齋藤 暖太)

去年のリベンジができた。相澤と齋藤を引退させずにインハイに連れていくことができた。これは1人1人がハイジャパ後に変われたからだと思う。今だから言えるけど、逆に県総体1か月前で危機感をもち、ミーティングを経てチームが短期集中で変わることができてよかったのかもしれないと感じた。

また、先生と話してペアを変える方針にしたことや、学法石川との練習試合の最後に泰斗とペアを組んでおいたこと、その1つ1つの選択が良い方向へつながった。

団体メンバー8人で必ずすべて2-0で勝ちきろうという意思が共有できていたし、加藤がメンバーから外れてしまったけど、最終日には気持ちを切り替えてくれて、チーム全員が同じ方向を向けていた。

去年を超えることができたが、次は一昨年を超えられるように。技術面でもチーム力も、もう一段階レベルアップさせて山口インターハイに行く!(高澤 颯)

Img_1690

Img_1684

この競技はよく、メンタルに左右されるスポーツだと言われます。今年のチームは優勝して当たり前だと周囲からは言われていました。選手たちにもその自覚があり、それが気のゆるみにつながったり逆にプレッシャーになったりしてしまいます。自分たちのペースで戦えているときは負けることはありませんが、序盤で相手にリードされたり、少しでも思うようにいかなくなると脆くなってしまいます。ハイジャパや地区大会、この県総体においても、その脆さによって自ら敗因をつくってしまう選手がいました。どれだけ冷静に、「今」やるべきことに集中できるか。まだまだ視野が狭く、メンタルに不安がある選手は多くいます。自分自身の弱さを受け入れて、そのうえで本物の強さを手に入れられるか。チームの目標を達成するには、彼らの更なる成長が必要です。

3日間に及ぶ大会期間では、多くの保護者の皆様や卒業生のみんなが応援に駆けつけてくれました。このために県外から帰省してくれた卒業生たちも大勢いてくれて、とても頼もしく思いましたし、卒業したあともチームを愛してくれていたことに感動しました。他にも、多くの方々からの激励と優勝後の祝福をいただき、大変感謝しています。そして、さらに強くなってインターハイを迎えなければならないという覚悟も生まれました。

これからも私たちは頑張ります。応援してくれた皆様の期待を力に、他校のライバルたちの悔しさも背負って、山口インターハイで最高のテニスをお観せすることを誓います。

ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2025年4月22日 (火)

HOKUETSU Spirits 2025 ~新たな戦い~

全国選抜大会、奈良明日香研修大会を終えて、多くの課題を持ち帰ってきました。超えなければならない壁をそれぞれの選手が明確にし、新学期を迎えました。

インターハイで上位入賞を狙うこのチームは、個々のスキルアップと戦うメンタリティの確立が必須です。ハイスクールジャパンカップの県予選までの期間は、基礎技術の見直しと得点手段の明確化を目標として、練習に取り組んできました。しかし、チームの成長は鈍く、停滞してしまいました。

このチームは、ジュニア時代からの仲間も多く、上級生と下級生の垣根が低いフレンドリーなチームですが、その人間関係から練習中になかなか緊張感が生まれません。自分にも他人にも厳しくできない選手が多く、「ぬるい空気」をまとったまま、大会を迎えることになってしまいました。

ハイスクールジャパンカップ新潟県予選会ダブルス

2位 高橋・高澤ペア

ベスト8 早川・髙橋奈ペア、髙橋泰・山澤ペア、相澤・新海ペア

ベスト16 加藤・伊藤ペア

同シングルス

1位 高澤 颯

2位 高橋 憐依

3位 早川 寛康

レギュラーとして全国選抜を戦った3ペアは、自己ベストとは到底言えない戦いとなりました。自分の凡ミスで崩れて自滅した加藤・伊藤ペア、中途半端なテニスで、攻めるべきところで攻めきれない早川・髙橋奈ペア、勝負を焦り、相手の戦術にハマった高橋・高澤ペア。昨シーズンで常に上位入賞を果たしていた彼らは、相手の向かってくる気迫を跳ね返すことが出来ずにガタガタと崩れていきました。

シングルスでも、2年の髙橋奈、加藤、伊藤はダブルフォルトやレシーブミスなどを重ね、焦りから動きも悪くなり、早々に敗退しました。

Img_1557

Img_1551

Img_1552

Img_1555


対して、今大会で素晴らしいデビュー戦を戦った新1年生たちもいました。1年生ペアである髙橋泰・山澤ペアは産大附属のエースペアに競り勝ちベスト8へ進出しました。まだまだ技術的に足りないものは多い彼らですが、気迫のこもったプレーで相手を崩していきました。また3年生の相澤と1年生の新海も、中越のエースペアに逆転勝ちでベスト8。今まで2年間、一度も県大会で上位に残ったことがなかった相澤は、この日を並々ならぬ思いで迎えていました。インターハイにいくためには、この大会で勝たないとチャンスはありません。相澤の気迫に新海も応え、1年生らしいチャレンジングなテニスで戦ってくれました。

Img_1554

Img_1553

Img_1556


大会が終わり、次の日に行ったミーティング。多くの反省点が出てきました。この時期は本来、2年生がチーム運営の核を担わなければならないのですが、上級生になりきれない者が多く、ぬるい空気の要因となっていました。自分に甘く、下級生にも指導できない。行動が遅くメリハリがない。うまくいかないことがあっても笑ってごまかし、問題から目を背けてしまう。自分自身の弱さや甘さを認め、向き合い、真正面から乗り越えていけるか。

ミーティングをし、今までの自分を振り返った。最近の練習でなんかいままでの自分とは違うなと違和感を感じながらも見て見ぬふりをしていた。今日のミーティングをして、いかに自分が何もしていなかったのかよくわかった。平日の後片付けは電車があるから遅くまでいられない。そのかわりに、みんなより早くコートに入り準備。これならできる。成長できるようにする。(早川 寛康)

今のチームはまだ1つになれていない。今日のミーティングがあっての、あの声出しは何も感じなかったのかなと思ってしまった。個人的には声が出ていない人に声をかけて声を出すように言ったが、まだ意識していないように感じた。だけど1日ですべてやるのではなく、何日かけてでもチームを強くしていくことが大切だと思う。(丸山 大翔)

今日のミーティングで、今のチームは練習がだれていて雰囲気がよくないことを全員で共通認識することができた。今日の練習は今までよりは声が出ていたけど、自分も含め全員がまだ足りていないなと思った。行動は、団メンのみんながやるべきことを見つけて、改善できていると感じた。自分は「ファイト」や「ガンバ」などの声出しも大切だと思うけど、仲間が打ったボールに対しての声出しだったり、球を打つときに出す声が大切だと思う。だから今日は、その声出しを重点的にしたけど、「ファイト」などを言ってないと声出しをしていないと思われることもある。どちらの声出しもやって周りのみんなに真似してもらえるように、手本になる。(稲垣 尋斗)

今日のミーティングで主力メンバーたちについて言われていて、やっぱり北越を背負っているんだから、もっと応援されるような選手になってほしいと思った。自分や他のサポートメンバーは、まず試合に出れないだけで悔しいのに、準備や片付けを手伝わないで見ているだけ、声もあまり聞こえない、そういう態度だと応援もしづらい。自分の嫌なところから逃げていると絶対に返ってくるから、今後は直してほしい。そのためにはサポートメンバーからそういう雰囲気をつくっていく。(久保田 悠斗)

声出しするときに名前を出して1人1人が自覚をもてるようにしていく。1年生も含めて自分事として考えさせていくために1対1で話し合うなどの時間を増やしていく。(佐々木 凛)

今日のミーティングで自分は応援される選手ではないとわかった。思い返してみてもそういう行動をとってしまっていたと思う。信用を取り戻すためには、もっと自分から行動しないといけない。団体メンバーとしてもっと自覚をもって、チームのためにしていこうと思う。これが口だけにならないように1つ1つ変えていけるようにしていきたい。(加藤 玲音斗)

自分たちが自己中だということに気づいていなかった。いつも他人事で意見していた。矢印を他人ではなく自分に向ける。(伊藤 智悠)

今日のミーティングで団体メンバーとしての自覚が足りていないと思った。北越の代表としての自覚をもって日頃の行動を見直していかないといけないと思った。ただテニスを頑張るだけじゃなく、準備、片付けなどを積極的にやっていくことでチームメイトからの信頼が厚くなり、本番でも応援されるようになると思う。「こいつならやってくれる」と思われるような行動を日頃からとり、信頼される、応援される選手になっていけるようにしっかり自分と向き合っていく。(髙橋 奈々輝)

今日のミーティングで各々が今が危機的だということに気づいていると再確認することができた。そして自分がチームの雰囲気をつくっていくこと、発言することを認めてもらったように感じた。練習に入って「1年ファイト」や「〇〇ファイト」など小坂井さん(昨年度卒業生)の代にやっていたことをやってみて、盛り上がりはここ最近で一番よかったと感じたが、自分の声も小さかったし、1年もまだまだ出せると感じた。そういうときの厳しさを出さなければならない。(山根 綾斗)

ミーティングをして自分の意見を言うことが不安でしかなかったが、今まで思ってたことを言えてよかった。明日からの部活でのみんなの行動が変わることを信じたい。(田沢 柚羽・マネ)

Img_1558

県総体まで40日足らず。間に合うかは正直わかりません。しかし、やるしかありません。彼らの底力を信じてみたいと思います。