スーパーもコンビニもない“限界集落”に移住者続々…救世主は「水力発電」!? 今では人口の4分の1が移住者 岐阜の山間にある石徹白集落
■18年前に水力発電を始めたのも移住者 18年前に始まった集落の水力発電。発案者は、自分も移住者だった平野彰秀さんです。 (平野さん 2009年) 「水がこちらに流れて水車が回って、水車の回転をチェーンとベルトを使って回転数を上げて発電機で発電をしている」 平野さんは、白山の山がもたらす豊富な水を生かそうと、農業用水路に小さな水力発電設備を導入。最初は、たったの200ワットでした。 そして2016年には、総工費2億4000万円をかけ今の設備を整えたのです。建設費用は集落の全世帯が出資金を出し合い、すべて住民で運営を行っています。 (平野さん) 「地域の人たちは、水力発電とかが人口がどんどん減っていく中で、集落の起爆剤にならないかということを考えて一緒に取り組んできた」 住民による水力発電が注目され、少しずつ移住者が増えていったのです。 ■5DKで家賃3万円!? 移住者向けの家も さらに… (平野さん) 「今、新しい会社を作って、会社で家を買って改修して貸し出すこと始めた」 移住者向けの家も。入居者の第一号が、先週東京から引っ越してきたばかりの藤本さん夫婦。 (藤本さん) Q.築何年くらい? 「気にしたことなかった。築50年くらいいってそう」 家探しを心配していた2人ですが、平野さんから紹介を受けた家は5DKで家賃は3万円。 ところどころ壁紙が剥がれたりしている場所はあるものの… (藤本さん) 「古い家の方がなんならロマンあるかな」 「ここは賃貸だけど、相談の上で『いじっていいよ』と言われているので」 これも、住民主体の町おこし。 ■東京から来ても“居心地の良い集落” 去年、東京から移住した後藤洋美さんとタンザニア出身の夫・エドウィンさん。 (後藤洋美さん 30代) 「一緒に生活するとなった時も、彼の良さが消えない場所がいいし、自分も自然の中の方がタンザニアに近いような暮らしが心地いいなと思って、ちょうどここがそんな感じ」 (エドウィンさん 30代) 「石徹白大好き。一番は“神社”、二番は“山” 大好き」